溢れ出てくる言葉
うれしい話には
沢山の思いがあり
聞き出す。

頑張ったね
良かったね
うれしいね
私も嬉しい

愛に溢れ
涙が出る
理解する
共有する
食欲がなくなったうさぎの糞に異物が混ざっていたのであわてて医者に連れて行った

催花雨降る午後3時
猫が毎日パトロールする学校の裏庭ではメトロノームだけがなっていた

医者は云う
「球体からの指令 ....
夢はひとりに対して
ひとつだけ与えられる

iはひとり(iのこころはひとつ以上で)
aはひとつ(aのりんごはひとつだけ)

それが真実だったなら
きっと夢は全て叶うのかもしれな ....
震えてからすこし
脱皮をしました
ちいさなかたちになって積もっていく
昨日までのわたしでしたそれは

ずっととどまっているそこにいて
爪を磨いているひとの温度は
ちょうど夜を ....
みずからの
罪に気づかない
それでいながら どこか
奇妙なうしろめたさを思って
隠れてしまう
逃げてしまう
みんなが笑い
さざめき 声を
かけあう中で
ひとり帰る
橋をわたって
 ....
心から
ありがとう
そう言ってもらうと
こちらから
もっとありがとう

そう言いたくなるような
もっとありがとう
の次には
誰にでもやさしくできるような気持ちに
 ....
呪いみたいに花の名前を教えてあげよう
空からも飛べない日には
なにもかもが微笑ましいあかるさ
たとえば
さようならよりも遠い灯台で
みつけだされてしまう色
どこからでもふと
わか ....
あこがれ


虚ろをあからさまにするひかり


そのひかりの中で
ほんとうの泣声をあげるだれか


そのかたわらで
ただ見つめているだけのどうぶつの慈愛 ....
ありふれた日常の中に
ありふれた日常の顔をした
奇跡と呼ばれる些細な
とても些細な奇跡が
存在している

誰もが気づくような
あるいは
誰もが驚くような
特別な奇跡は
得意気な顔で ....
{引用=




朝は深く、
ただ中空に泳ぐあなたの意識に
射し出された火が寄り添っている


瞼の内側で退化し続けた羽に気付いた夜のこと
終に
全身を震わせて飛び立つのだろう ....
強がりしかいない国
君と僕もまた例外でなく

弱さなんて
いつのまにか鍛えられる
そうでなければ
前をむくこともできやしないから

だいじょうぶ
そういうことでしかゆるされない
君 ....
三回転
スクリーンの、瞳の、まばたきの、
スピードで
骨をたたんだ少年は
一日を綴じては転がる
貧血症の落ちるのに似て
ぐらーん、ぐりーん、ぐろーん、

硝煙を吸い込み
鈍重に肥え膨 ....
揺れながら45分を駆ける

何気ない景色 草の匂い 排気音

何でもないそれぞれを
思い出せるように記憶する毎日

行き着く先に特別なものはないけれど

揺れながら45分を駆ける
 ....
雨に濡れた…

男のくせに…
大泣きしてた…
僕には恵みの雨…

この涙を…
無かった事に…
してくれるかな…

明日は晴れだし…
思いっきり…
笑ってみせるから。
朝が来ないのなら
僕はいつまでも
ぼんやりと
東の空を眺めている

朝が来ないのなら
一杯のコーヒーは
きみの前で
もう一杯のコーヒーは
向かい側で
ただ冷えるのを
じっと待って ....
  喋ると
  ひとつ減ってしまう
  幸せなものは謙虚に黙っている
  空の青さも
  木々の深みも



  動かすと
  その分だけこぼれてゆく
  私のなかの蝉は
 ....
甘やかして

甘やかされて

二人


傷に唇よせて

溢れる愛を吸う


欲しいままに吸いつづけ

いつかは身を食う


見えた白に

光だと笑い ....
歩道には雨が降っている
人々が傘を差して渡っている
僕は素足のまま
どこへ行けばいいか分からない
神様が教えてくれた啓示の道を
ゆっくり辿って家へ帰った
夕方バイト帰りに公園をつっきってたら
何かの鳴き声がした
猫かなんかが捨てられたなと思っていたら
段ボールの中には赤ん坊が一人
ニンゲンだったァ
と少し引いた
紙切れが一枚
何を書く奴が ....
午前二時の欲望の鱗に覆われた美しい女よ、君の心臓で春の星座が死に夏の星座が生まれる、そのガラスの左足からは無垢な昆虫少年が駆け出す、その眼は夜露に沈めた薔薇のきらめき、その背中の湖畔では恋人たちが火星 .... お気に入りのフレーズを使うのがすきなあなた
笑っちゃいけないね みんなそうだね
前髪をいじるみたいに
数ミリを気にする

太陽と水と風を頼りに
私たちはこれから
どこまでゆこう

区 ....
「僕を愛してください」と少年は言った
それでも母は受け入れなかった
「私を愛してください」と少女が言った
それでも父は受け入れなかった

崩壊寸前の家庭で生まれた二人は
やがて精神を病んで ....
何でもないなら
声をかけないでくれないか!
俺は忙しいんだ!!
ーーきっと そんな気がする 遠くを見た
今日も
ロックンロールなら














 ....
パンダの育児放棄
野放しのチビが{ルビ這=は}い{ルビ蹲=つくば}る
人工飼育はよく育ちます

エゴの刷り込み林檎
箱入り娘に丸飲みさせる
うちの子は従順です

叱るを忘れた小さな大人 ....
風の音
波の音
軋む音
観覧車
まだ動いている
頂点まであと少し
潮風わずか
錆ついて
心を肋骨の隅に隠したまま
街を徘徊するのは
あなたたちへのあてつけです

楽譜の中に落書きをして
戸惑うあなたは
滑り落ちたおとを
「ほら、みてごらんよ」
とつまむ
誘導尋問だと ....
だれが落としたんだろう
道のまん中に で〜んと。いきかう車の一台一台を睨み付けてる 生首だ。

欠けた鼻が持ち主を捜索している。
ハジかれた男の頭が、胴体と離れてどこに飛んでいこうが、
今日 ....
ふたたび出逢った
ボクたちは

もはや それは
恋でもなく
愛でもなく
好きでさえない

ただ
人恋しいだけの
惹かれあいだった

だれでもよかったんだ
きっと

過去を ....
左手をテーブルの下に置いたままが癖で
ご飯どきによく注意された。
立膝をついてもいいじゃん。
箸でおかずの上をさ迷ってもいいじゃん。
ぶつぶつ文句を
もごもごしながら
バレないように言った ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
うれしい話ペポパンプ4*11/6/14 23:35
球体からの指令阿ト理恵7*11/6/14 23:17
ひとりのひとつ吉澤 未来011/6/14 23:04
脱皮あぐり411/6/14 23:01
森閑岡部淳太郎511/6/14 22:50
ありがとう。吉澤 未来111/6/14 22:44
花の名前あぐり211/6/14 22:42
ホロウ・シカ...2*11/6/14 22:26
当たり前という奇跡美琴211/6/14 22:22
黙祷[group]山中 烏流2*11/6/14 22:19
強がりの国朧月111/6/14 21:22
カルシウム戦争山上鉄柵211/6/14 20:22
彼の道徘徊メガネ211/6/14 19:14
雨にまぎれて…清風三日月011/6/14 19:08
朝が来ないのなら花形新次1*11/6/14 19:06
喋る草野春心5*11/6/14 17:57
一酸化炭素011/6/14 16:12
家路yamada...111/6/14 16:03
出会ったねえ田園311/6/14 15:15
自動記述ぎよ411/6/14 12:48
整列する花朧月111/6/14 12:35
ねがいごとSEKAI ...1*11/6/14 3:33
Grateful Days番田 111/6/14 2:26
ロックンロールならTAT2*11/6/14 2:00
流行subaru...11*11/6/14 1:53
海が在るどこか秋也411/6/14 1:32
これは世界へのあてつけでc5*11/6/14 0:46
メロンのしあわせ草野大悟3*11/6/14 0:14
吹きぬけた風風音311/6/14 0:10
対面のテーブル電灯虫6*11/6/13 23:49

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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