三角錐の収斂点が三つ
夜の底を穿ち
針の先が落ちて響く
音
□衝動
にきび 待機 わたし 廃棄 さすが 宇宙 ほんと コロしたい
ときに 衝動 レモン 齧る ムシが 居たら あっさり 死にたい
ウソを つかず 生活し ていると あなた ....
私が見ている風景は
きっとここには無いのかもしれない
そして ぼんやりと時の中を流れていく
流れる風景を 私は見た
鳥が鳴いている
遥か彼方に見えてきた 風景の中で
私 ....
雑誌の記事を鵜呑みにして
夏を代名詞する都道府県を
アバンチュールの篩いにかける。
クーラーを27℃辺りに設定し
冷気をどうにか扇風機で拡げて
缶と鳴るビールがごきゅごきゅと
食道を通 ....
生き抜く
という仕事をわたしはしている
鳥の絞め方は昔他人のばあちゃんに習った気がするが
怖くて見てなかったから
そうチャリンコの乗り方も習得遅れの臆病者
あなた
生きてたでしょ
わ ....
求めてはいけない世界の入口で
きみにサヨナラをする
小さく手を振り
大きく踏み出す
あの日の静寂は
今日への始まりだった
わかっていれば
わかっていれば
これは
....
騙したりしたい
真実だよと言って抱きしめたい
永遠にと言いたい
終わりなんてこないと言いたい
ずっと一緒だって言いたい
どこへもいかないって言いたい
冷めた目をかくして
熱く抱きしめ ....
おの いちる
おる いのち
いち の おる
いのち おる
ち の おる い
いる ちのお
いる の オチ
のち おいる
おちる の い
おちいるの
おい ちるの?
血要る斧
野 ....
流連というのは
あそびあるく
いみだと
いままで
きづいていた
まえから
{引用=
音源:http://www.myspace.com/slymelogue
}
女の子の、悩みを聞いて!
好きなひとが モテモテモテキ
あいつは野球部 気持ちはパフューム
汗か ....
あたしの
あかいふうせんに、かわいいハートがひとつ。
あたしね、ママになるの。
二十歳になったばかりの日
お酒もタバコも、すごくわくわくした。
おとなに酔った、そんなあたしに彼は ....
午前2時、パブ。
カウンター、酔ったマスター、酔った女、酔った男、酔った僕。
僕は誰かのタバコに火を点けて呑んだ。
グラッときた。何杯か呑んだ焼酎より回る。
タバコをやめて1年と1ヶ月 ....
苔と藻にふせたノートに
体のアンバランスをもたれかけ
心にとどめた亡骸をみた
そういうように人はできてる
星の運行
天の活況
綿毛がダンス
うつつをぬかし ....
壮麗なラッパに乗せて
心に流した水で洗い
変わりばんこに音符にした
寂しさがゆえに 悲しみを踏みつけ
楽しさがゆえに 笑いをこらえた
そんなときにこそ
天から降って ....
22時に、
体験入店のメルマガが届いていたので、
電話する。
2時半くらいになりますと言われる。
交通費をごまかされようとするのを、
きちんと値切り、予約する。
明日は、月曜日なのに。
....
110627
化け物といわれた男
おとこなのに乙子と呼ばれるのは大嫌い
蒲柳の質で
ウィルス感染を恐れ
人混みを忌避した
老いて
関節リュ ....
祭り囃子の遠のくように
とてもやさしい風吹いた
私たちの生まれたところ
とうさんの夢のところ
おかあさんの笑顔のところ
今年も同じように
線香花火の
蚊取り線香の
はじめての灯 ....
サラは低所得者用の公営住宅に住んでいる
ある日、軒下にコガタスズメバチの巣ができていた
トックリ状の形をしていて
入口が長く下に向かって伸びている
サラには就学前の二人の娘がいた
年 ....
この坂道は君とともに上った坂道
ふたりして登坂の辛さにあえぎ
君の差し出した手のひらの熱さに驚きながらも
未来への扉が垣間見えたような気がして
したたる汗の交わる戸惑いと
きつく握り ....
ありったけの花を降らせて
撒き散らす、ふわふわとお菓子、きらきらしている!世界!
スカートスカート、それは紺色、
混じりけの無い白の脚が告げる残酷、
薄桃色の悪魔
つまらないものには ....
逢うては
逢うては
重ねては
歌詠みては
歌詠みては
合わせては
上の句持ちて
上の句持ちて
下の句探して
合わせ合わせて
合わせ合わせて
いまだ出逢えず
嗚呼 ....
新緑の木々と風が
奪い合うように睦み合うそばで
夕暮れの光とあなたが
隔て合うように惹き合っている
もしも生まれ変わることができたら
同じ時に同じ ....
小さな電子機器から流れ来る森
かちり、何度でも再生する、
それは永遠を手に入れた場所
奥へと、駆けていって
・・・緑のグラデーションが倒れる
数字の中で生まれた鳥と水の声
....
午後にいきなり降りだした冷たい雨の中に
溶けて混じって落ちてくる、真理
言葉を操作することに飽いた人々は
不可視の世界に絶対の存在を求めようとする
ここで啓示、
空白を生きる ....
意味のない愛が煙の影のように揺れている
見捨てられた男が一人 三日月で首を吊る
それは深夜の美しい時を告げている
女は朝日をほおばる
手に入らないのならいらない
矛盾した
考えだった子どもの頃
どうしてそこまで強気で
いられたのだろう
なんにも持ってなかったせいかな
涙さえ敵におもえた
自分の瞳を叱ったり ....
夜な夜な
あなたが台所から
空のボウルを持ってきて
食卓に置いた
私を人差し指でさして
「空だ」と言う為に
白のテーブルクロスに
私を寝かせて
殴り始める
夜な夜な
ボウル ....
働きもしないのに
飯を食うのは卑しいだろうと
箸を持つことが出来ない
胃袋の中身が空であっても
そこには模倣する
数々の碑が立ち並ぶ
体ごと全部閉じ込めて
おくべきだったと今も念 ....
歩いている。
あてもなく歩いている。
すっからかんの着のみ着のままで
歩いている。
足下には星屑が輝き
頭上には異様に大きな月が
幾つものクレーターを見せて
垂れ下がっている。
....
陸のなかにもうとうと被して 毒の針が朱くなるのを待つ
ためつすがめつ 手を合わせ 祈りの中を 穴まで開け放て
岸下を刀を真っ赤にさら長く白くして
聴こえて来る、朝と夜の喧嘩のなき声 ためつすがめ ....
2890 2891 2892 2893 2894 2895 2896 2897 2898 2899 2900 2901 2902 2903 2904 2905 2906 2907 2908 2909 2910 2911 2912 2913 2914 2915 2916 2917 2918 2919 2920 2921 2922 2923 2924 2925 2926 2927 2928 2929 2930
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