四月一日は大日本亭国憲法 .... 解け落ちる氷
今命の水が滴る
土の中に消える
命の芽が吹き出る

幼きものが輝き
目を光らせている
好奇心旺盛で
無心でいる。

音が共鳴している
協和音は気持ち良い
人を通り ....
  
 
ビンに入ったボーキサイトの見本を
男は理科室から盗んで逃げた
俺にはアルミニウムが必要だ
俺にはアルミニウムが必要だ
何度も自分に言い聞かせ
蒸し暑い住宅街の闇を疾走する
息 ....
深みと作為 縁取りだけを
筋書通り かごめのなかへ
ひとの死を読み聞かせ歩く

聞き洩れる薄ら寒い行為

あの日蓋をして
縫い綴じた両目
遮断した手足

次は私の何処を潰すの?
苦しい時に
会う
苦しさは
楽にはならない
でも、会う

会わなければと
勝手に 思う

たわいのない話をし
別れた後に
あいつにも
ひょっとして
苦しい午後 ....
死期を悟ったと言って
父は仕事を辞めた
これからは好きなことだけして暮らすぞと言って
山奥の民家を買い
池と鶏舎つきだぞと笑った
週末に会いに行くと
家の改修を手伝わされた
鳥の世話も鍬 ....
探査星という名前の
もう戻ってこない人工矮星を
私たちは見送っている
稜線に海面が沈み
草原がブルーに染まっていく
追いかけるように
次々と浮かび上がる船団は
私たちの乗れなかった最後の ....
当たり障りのないものだけど
俺の部屋だって飛行機だと思えば
それは
ビジネスクラスなんかよりも
ずっと快適になるはずさ
酒も机もでっかいテレビだってあるし
毛足の長いカーペットを敷いてる
 ....
ちりんちりんと風鈴が揺れる
見上げる空は雲が多くて
うとうとと眠る肌に
風が静かに滑っていく

夢の入口で
君がさよならと言った気がした
強い陽射しの中で
弾むように雨は降り
君を追 ....
いつもほしがっていたものは
いつのまにか名ばかりになって
ありがとうが言えない大人に
あなたはなってしまった


捨てられないものたちをつめこんだ鞄は
私にはずしりと重く ....
放射能浴びて死のうかのう
農家と漁師が呟いている
農家も酪農家も
放射能で死ぬ前に
自ら命を絶った
あの地震生き抜いて
死んだ
あんなにも抱き合い
命をも
抱き合い
優しさ ....
いくつもの世代交代を経て
現在がある
永い間お世話になりました
ありがとう

今までいくつもの風景を映し出し
数々のメッセージを伝えてくれた
その分厚い顔
忘れはしないよ

過去は ....
人は君を使い捨て
形だけの合掌で土に葬る
その時 君の骸は地中深くに埋葬されて
誰のものとも分からぬ物へと変貌する
その時 君は泣いているのか笑っているのか分からない
生きているのは「今」な ....
立方体をばらした図形のこと
何て言うっけ? 立体模型図?
違うなぁ… 平面図か?

とにかく、立体と平面は違う訳なんだけど
瞬時にして 形を理解できる人が 羨ましい

ある意味 「線が見 ....
波打ち際に
打ち上げられた

い木の

の部分が
別の情報
に置き
換えられ

はそれを
流木へと
昇華していった


い影が
太陽光に焼かれて
炭化してゆく ....
知っていますか? 
あなたのいのちの中心に 
たった一つの水晶が 
{ルビ永遠=とわ}に光っていることを 
{画像=080802125241.jpg}

水たまりに空が映って
雲が動いていた
雨は上がったようだ
太陽は力を蓄えようとして
朝はこれからのエネルギーを予感している
陽炎がすでに
 ....
在りし日のコルベ神父という人が 
住んでいた、大浦天主堂坂下の 
記念館に入り 
賛美歌の聞こえてくる奥の部屋に 

教え子達と共に日々を歩み 
雑誌を印刷した思い出の日々の 
モノクロ ....
在りし日の遠藤先生が好きだった 
大浦天主堂の脇道を入り 
祈念坂の石段をのぼっていたら 
足元に、サンタマリアの姿のような 
ましろい石が落ちていた 

柔らかそうな石なので 
頭と足 ....
おかみさんぇ、お富さんぇ、
いやさ、これ、お富、久しぶりだなぁ。

そういうお前は。

貧乏神だ。

えぇっ。

東日本の災難から早や四月
今でも体育館で寝起きしている人がいるっ ....
きらりと日差しが
部屋に溶け込んだ瞬間にあなたは溶けていきました


さらさらと崩れおちたあなたを
美しいと思うだけの私です


あれから月日は過ぎたけれども
今も日差しの中で彷 ....
戦場

君の髪の毛を揺らす風は 何処から吹いてきたのだろう
僕らの涙はきっと 誰かが堪えた成分で出来ている
君が今吸い込む空気は 誰かが吐き出したため息で
少しだけ咳き込んだ君は 今日も元気 ....
ちのながれの中の
つぶつぶをかんじると
球をおもいうかべて
みずのながれへと変わる
ちの管

かわの管
がにていて
ちきゅうのいちぶが
ひとなんだろう
それでも
ちのながれの中 ....
少しだけ長い旅に
あなたに声をつれていくことにしました


それはずっと思い続けていたことで


あの夜の端で聞いた音も
連れて行くことにしましょう





ここに旗を
 ....
川のように
網のように
体液が流れる

私はあなたという太陽の
光を浴びて
生きる力を得る
一枚の葉のようなもの

でも体液の流れは
あくまで内に秘めなければ
なりません
裸に ....
  なまえをつけようね
  あなたの
  たましいに届くように
  大声で伝えるね
  きっと
  忘れないでね



  なまえをつけようね
  しだいに
  それは漢 ....
穏やかな夜
時間が砂時計
澄んだ心
無我の境地

欲を捨て
時の流れに
身をまかせて
目をつぶる

息の音
吐いて吸って
時間が止まる
万物の愛を感じる
急いでって君の手をとって
駅の階段を駆け上る
発車のベルは鳴り止まない
このままこの階段で
いつか波音を聴きながら二人で眺めた丸い月まで
登って行くことは出来ないだろうか



お別 ....
抱かれてみたい

坂の上で、月を眺めながら

貴方の腕は温かいのだろうか

想像だけで濡れる瞳は

貴方にどう映る

溢れる滴りは、貴方の指を濡らすだろうか



ああ、感 ....
しょうがをすりおろす
わざわざ金のものを用意して
細く飛び出た繊維に
寄り添いたくなりながら

ぴりっと辛いわけじゃない
ぼやけているわけでもない
ちゃんと無言の私の
代わりに橋になっ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
図書カードTAT211/7/3 21:35
根音ペポパンプ3*11/7/3 21:30
夏の気配たもつ811/7/3 20:31
始末111/7/3 20:02
トモダチの薬効御笠川マコト311/7/3 19:30
自分の命mizuno...811/7/3 18:01
月の波形411/7/3 16:56
夜中の夜景211/7/3 16:55
悲しい夢ミツバチ5*11/7/3 16:31
会いに行くわつる011/7/3 16:09
座る長押 新4*11/7/3 15:20
さらば、ブラウン管れもん5*11/7/3 12:49
yamada...211/7/3 11:59
展開図藤鈴呼2*11/7/3 11:48
流木のある浜辺塩崎みあき16*11/7/3 10:52
水晶 服部 剛111/7/3 10:14
水たまりに夏の空がbeebee16*11/7/3 9:52
コルベの暖炉 服部 剛111/7/3 9:36
マリアの石 ー祈念坂にてー 011/7/3 9:23
御新造さんぇA-291*11/7/3 1:31
花のない部屋ロリータ℃。3+11/7/3 0:47
戦場itukam...111/7/3 0:17
げんどうりょく[group]中川達矢3*11/7/3 0:15
latemadyaw...1*11/7/3 0:01
葉脈三条麗菜3*11/7/2 23:57
たましいのなまえ草野春心5*11/7/2 23:39
ペポパンプ2*11/7/2 21:58
こいし村上 和311/7/2 21:25
坂の上で、ala1*11/7/2 21:05
素麺の友朧月111/7/2 20:58

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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