我命は
カゲロウの如き
いと儚きもの
すぐに壊れる

大切にしたい
繊細で
脆い
風の前の塵に等しい。

しかし命は
繋がっている。
だれにも
絶つことはできない。
べつだん躊躇ったりすることもなく
無造作に引きちぎった胸元のボタンを手渡してくれた

「ありがとう」

「礼なんていらないよ
こうするものらしいしさ」

恥じらいをみせれくれれば可愛い ....
状況は四年前とは変わってる
私はさだめの中に在り続けていて
星の位置は変わらずに
私は奥歯の隙間にはまっていたのか

始めた場所にはまた彼らがいて
終わりの場所はまだ見つけられない
あなたが
そばにいるだけで
ただそれだけでいいなんて


こんな夜はひさしぶり
  実りすぎたのだろう
  夕暮れ
  ぼたぼたと光は落下し
  夏の川に
  鈍く奏でられる



  水は鳴り
  子等も響く
  夏の川は
  ひとつなぎの譜面とな ....
ない花の
ない花言葉
曇と光に
隔てられる朝


あなたには誰もおらず
聞き耳をたて
鼓動はひとつ
あなたしか あなたにはおらず


雨の羽虫
水に映らな ....
触れていたいと願うこと
それはとても身勝手で


遠い神話の理を
踏みにじってしまおうか


交わらない視線を
僕は知っていた。


すれ違う空気は
混ざり合うの ....
僕はいつも下手くそだった
なにをやっても下手くそだった
上手くいかなかった
周りよりもずっと

昨晩おじさんが死んだ
僕の好きなおじさんだった
昨晩もう峠だって聞いた
明日見舞いに行こ ....
朝からチョークで
線を引いていた
家にチョークで
線を引いていた
夜に引いた線が
触れられたり踏まれたりして
薄く消えかかっていたからだった
ぴょんと飛び越えたり
軽く跨いだりして ....
             110704


時間はいつでもその時独自の意味を放ち、代わりなどあろうはずもないのだけど37年ぶりに「電力使用制限令」が発動され、15パーセント節電しないと罰金を ....
非常事態の対処に必要なのは
きちんとやるとか
しっかりやるとかではなく
明確な優先事項の提示と
現実的な達成手段の手配だ

それに気付こうとしない人間が
己の無能を認めたくがないために
 ....
歴史的モジュールの
中にある形骸化した城には
赤い血が残された

飛び散る悲惨さ

私を忘れた王が
「あなたがた・・・」
と叫ぶ

「あなたの中に何もないだろう」
 ....
そいつは僕の眼をじっと見つめ
/媚を売るでも無く
/何か一言言って僕の歩く先を
先回りしてしっぽを立ててステップを踏む
/石畳の路地は濡れて光っており
/黄色く彩色された建物の壁面に囲まれ、 ....
Close your eyes.
Look upon the sky.
Close your hands.
Open your mouth.

You can see the dream.
 ....
わたしのなまえは ゆきえです
わたしは夏にうまれた ゆきえです
夏にうまれたのに ゆきえなのです
幸せと言う字に 恵まれたと書きます
わたしの半分は 冬にある 
そんなことを  ....
学生のころ帰省の旅費を稼ぐため、廃材の釘抜きのアルバイトをしたことがある。
真夏の炎天下で一日中、バールやペンチを使って材木の釘を抜く。ただそれだけの単調な作業だった。

毎日、早稲田から荒川行 ....
死にたいと思う25時
小さな粒が螺旋に見えて
冷たい空気の様な何かを
強く揺らしてる

どうでも良い様な今を
凄く丈夫な何かで繋いで
逃げられないように
逃がさないように
じっと見張 ....
グレープフルーツ搾るなら
男の子つれてきたってだめよ
女の子を抱くような強さでね
って
言ってもわからないでしょう?
手こまねいて
おいでおいで
肩に蝶
縦スジ
揚羽
夜に光る

ひろげて
とじて
目で楽しむ
瞬き忘れるぐらい
凝視して
最後に
掴みたくて
君を
握ってしまう
絶頂掴 ....
すこしずつ失いかけている
じぶんのもの
だれかのもの
時間
神経
ほね

すり減らし、こそぎ落とし
さいごには糸になる
糸くずで
とんでいく
どうとでもかまわない


何 ....
意味を群青の空へ溶いていた
遮られて強くなったわけではないが
考えて足を踏み出すようになった
緑色の月が煙越しに見えている
感覚を板ガラスに這わせれば
素肌よりも重い真鍮の夜に
編上靴が雄 ....
くれよんの中でも
はだいろがへりやすい
おさない頃は
けしきよりひとをかきたくて
いっぱいいっぱい
はだいろをつかうけど
あれはなにいろだっけ
怒られるような
名前のくれよんは
なに ....
  いつも想っているよ
  きみは可愛いから
  宇宙がきみをつかまえて
  さらってゆくんじゃないかって
  今日も会えたね
  おかえり



  じつは妬んでいるよ
 ....
疚(やま)しいコトが有るから
似た様な シチュエーションで 相手を疑う

自分が 体験した事実は
容易に 想像 し易い

誰かを 慰めようとして
言い包めるつもりなんて なかったのに
 ....
青色の抱擁は魚たちを悦ばせる
虹の香りのする雨には翼が生えており
燃え尽きた岩は昼の残滓に覆われている
さかさまになった噴水は幽霊のように回転し
地下鉄をふいにいためつけてゆく
妖精の爪を走 ....
{引用=芸人とやらが男3人がかりで1Rずつ、
シュートボクシング韓国最強女子選手とやらを相手にしていた。
ラグビーで胸囲を造った春日と元ヤンキーの品川、
案外な骨格筋を持っている今田が老いぼれた ....
ぷちんぷちん
はじかれた心だけ飛んでけ
種だって遠くへ
飛ぶから命はつながる


いらないものいかせるかもって
君はフリマとかだいすきで
持ってった分より
持ち帰る方が楽しみみたい
 ....
通称 スイカ畑 という林檎畑がある
父が子供じぶん スイカを作っていた畑で
祖父母が買い求めた時は 杉林だった
杉の木を一本 一本 切り倒して畑にして
すぐに収入に結びつく スイカを作っていた ....
決して手に入らないであろう
0000のことを
知るだけ無駄だけど
たまに
のぞいたり
するのは
決して手に入らないから
しかし
3000円払う
労働の対価として
そして
白い手袋 ....
チキンナゲットのある砂漠
生命が群がる
死に死に死 死に
ぷちぷちと砂がなるので
精密機械の昆虫たちが油を求めて追い求めていて
鶏肉 あるのでむさぼるのである
虚にポンとおかれた
肉?
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
カゲロウペポパンプ2*11/7/4 19:35
第二ボタンのひと恋月 ぴの2011/7/4 19:12
_真坂木211/7/4 18:13
つる011/7/4 18:12
夏の川草野春心4*11/7/4 18:03
ひとり ひびき木立 悟411/7/4 17:30
君と林檎、ナ ヲ ト211/7/4 16:02
蛍は消えた竜門勇気1*11/7/4 16:01
チョーク長押 新4*11/7/4 15:50
かけがえのない時間あおば2*11/7/4 15:33
鏡に映るもの眠り羊011/7/4 14:22
無題吉澤 未来211/7/4 12:50
野良猫その1……とある蛙8*11/7/4 11:14
hopeペポパンプ1*11/7/4 10:57
1/2るるりら12*11/7/4 9:37
釘を抜くyo-yo17*11/7/4 6:32
「僕」と言う病気逆鱗社長011/7/4 4:17
ジュースはるな011/7/4 2:44
悶々秋也011/7/4 2:42
110704唐草フウ7*11/7/4 2:17
強情瀬崎 虎彦111/7/4 0:21
はだいろのいろ[group]中川達矢8*11/7/4 0:03
おかえり草野春心1*11/7/3 23:41
GIZA・HOLE藤鈴呼2*11/7/3 23:31
無題ぎよ111/7/3 23:16
ゴングショウsalco2*11/7/3 22:59
夜の音色朧月211/7/3 22:36
さら に砂木12*11/7/3 21:52
RO6111/7/3 21:46
回転軸KETIPA211/7/3 21:37

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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