校庭には重機やトラックが持ち込まれていた

先週のうちに校庭の土5センチをさらったのだそうだ

それが泥いろになってうずたかく積まれている

プールみたいに掘ったスペースにどぶ色のシートが ....
昨日と今日の記憶があれば
社会人としては上等なのさ
二日酔いでも三日目だってさ
会社に行けば金はもらえる
何に使うんだ
どこに捨てるんだ

好きなことはあったけど
好きじゃなくなっ ....
せみがいないとおもったら
いないのは
せみだけではなかった

それではなにが
いないのかとおもったら
せみだけのようなきがした

せみだけをおぼえてる
ひぐらしの
かな ....
このよに
おばけがいるとしたら
それはにんげんだ

だから
ほうっておきなさい

ひとたび
たすけたならば
そのひとは
あそびほうけていた
だから
ほうっておきなさ ....
アイスコーヒーのグラスから
氷の揺れる音がする

そんなとき
わたしは必ず
向こうを見ていて
身近なものの立てる響きに
微笑んでみる

なるべく優しく
微笑んでみる


 ....
 
 
何も無いところに
雨が降り始めている
父はもう誰とも
目を合わさなくなった

僕は今日、やっと
台所の隅でテレビになれた
独り言のように
延々と番組を流し続けた

す ....
楽曲については分かりませんが、
訳については 歌詞であれ 本であれ 
編者の主観が入ってしまうことは否めないのかな、
と思います。
同じ言葉でも感じ方は様々ですよね。

差別かどうかと悩む ....
ローション手コキって
どうしてこんなにも
気持ちがいいんだろう
ローション手コキって
どうしてこんなにも
気持ちがいいんだろう
僕には理解ができないから
また来週も出かけていって
謎を ....
その道化師

わたしだけのピエロ
だと思っていた


ピエロといると
幸せだった
しかめっ面のわたしを
いつも笑わせてくれた


まいにち
優しく
元気かい?と
顔をのぞ ....
朝から誰かに包まれていた

つながっていた

無常ばかりを言いふらかすけど

無常ではないものを信じている

つながっていた

朝から誰かに包まれていた
図鑑で見たことのない名前が
見覚えのない恐竜についている
たかだが十数年で何が起きたのか
サウルスは何ら変わっていないはずだが
人類は何を発見したのだろう

化石になりたい
化石のように ....
真っ暗闇にひとりぼっち

真っ白けの霧にひとりぼっち

真っ赤な傷口にひとりぼっち

真っ青な空のしたにひとりぼっち


いちばん辛いのは


真っ暗闇にひとりぼっち

真 ....
部分を分けているのに
使いすぎた輪郭が火照りました。

(森は緑と言う人)
そうです
私は眺めていました。
緑の部分は、私にとっては森なのに
誰かが入ってきて
たまに緑が赤らむのです。 ....
窓からさぁと風が入ってきて

部屋を黄金色でいっぱいにしたと思ったら

すぐに出ていってしまって

空気が嫌に肌にまとわりついた

自分独りの空間が息苦しい



これが黄昏と ....
痛いくらいに綺麗な満月の夜に

私の心は蒼い魚になって

涙の海を泳いでいく


いつになったら 追いつけるのかしら

ゆらゆら映った満月を

手のひらですくって思う
  今朝、
  僕が目覚めたところは
  朝靄に包まれていた
  どこだろう
  鳥の声ははるか向こう



  身じろぎもせず
  大きなかいぶつが立っていた
  僕の体 ....
例えばこの手が動かせなくなった時
わたしはあなたに触れたくなる


例えばこの足が動かせなくなった時
わたしはあなたに会いたくなる


例えばこの耳が聞こえなくなった時
わたしはあな ....
 二進数のボールペンを壁に突き刺して男は唸り続けていた。
 網笠を被り書こうとした想い人の名を「まままままままままままままま」で消し去る。漆喰の、ユーラシア、ベツヘレムが蜃気楼する。吐息は荒くはない ....
まっしろなひかりと
吐く血の赤の
混じりあうところに
のみこまれるようにして消えたい
16グラムの毒を
透明な真空に溶かして飲みほしたら
色褪せてしまうことばは
もう必要ないから

 ....
ひょいと見ると出窓の内側で
そいつはいつものように
出窓に置いてある
真空管式の古いラジオに
じっと耳を傾ける
ビクターの犬のようだが
そいつは黒猫だ

出窓からは朝の港町の風景が広が ....
紅鶴をご存知だろうか
災厄という災厄を一気に引き受け
苦笑いをしている
あの嫌な鳥である

この鳥はしかしなかなかに美しい
羽など一枚も生えていないし
尾もない
何よりこの鳥には頭部が ....
真上には晴れ
薄い薄い屋根に薄い薄い体で
平和の雲が空に浮いていた
それをつかむことができた
こっちにある
こっちにある
熱い熱い屋根に熱い熱い体で
あからさまな光にふてくされな ....
白兎は視界から消える
羞恥にまみれ、しかも無防備に
何も見ていない兎の目
盲目の充血が痛ましく雪原に消える

去った後に残されたもの
汚された雪
汚らしい食い残し
おびただしい丸い糞
 ....
   素晴らしく良い物を見た時の
  今なら何にだって感動出来そうな
    道端の花にも 空の雲にも
   花に止まる虫にも 夕立にも
体が欲している 涙を 動きを 震えを
     ....
納豆を食べる
納豆を残す
納豆を生ゴミへ捨てる
納豆の容器を捨てる
怒られる
納豆の容器を洗う
納豆の容器を捨てる
怒られる
納豆を拾う
こびりついた葱を捨てられる ....
もし彼が待ってくれ
と言われても
私は旅立つ
もううんざりなの

安い香水をつけて
安いイヤリングして
安いバーボン片手に
安い高速バスに乗る

信じた私が馬鹿だった
のんびりし ....
はやる気持ち
中身を空けてみたい
食うか食われるか
開いてみないと分らない

引っかっかっている
命綱が頼りである。
もし綱が切れたら
一巻の終わりである。

言えない言葉
言え ....
電車に揺られ
煙草を吸い
ワインを飲み
つまみを食う

旅は長い
リュックを背負い
遠き道を行く
映画のようだ

信じる事を
諦めないで
愛する事を
止めないで
震える
この心で
大地を包めたら
どんなだろうか


犠牲者の思いを
碑に刻んで


心に刻むには
重すぎる
痛すぎる
抱えきれないから



祈り

祈り
 ....
きのうは
鯛や牛肉をたべ
上等の酒をのみ
なめらかな衣服で
わらっていた
わたしが
三秒に一回
情事を思い出すことが
いけなかったとは
思わないけど
その考えが
救済のように思え ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ヒマワリ吉岡ペペロ511/7/20 1:09
鳥になって竜門勇気311/7/19 23:28
蝉のいない夏小川 葉711/7/19 23:21
生きたおばけ411/7/19 23:16
とらわれごっこ千波 一也3*11/7/19 23:08
テレビの時間たもつ611/7/19 21:43
相乗効果ウェルカム藤鈴呼2*11/7/19 21:31
Bコースセガール、ご...111/7/19 21:27
よくある風景佐和311/7/19 20:53
無常ではないもの吉岡ペペロ311/7/19 20:38
あーうー佐々木妖精10*11/7/19 20:30
真っ青な空のした吉岡ペペロ011/7/19 20:28
赤らんでyuugao2*11/7/19 18:00
無題#くろきた211/7/19 17:57
ファンタジスタ211/7/19 17:54
かいぶつ草野春心3*11/7/19 16:37
たとえば小原あき6*11/7/19 16:21
砂壁赤色矮星111/7/19 14:19
シロップ大覚アキラ511/7/19 12:51
野良猫その2……とある蛙1211/7/19 12:47
紅鶴[group]非在の虹2*11/7/19 12:33
トタン屋根にねころんで美砂5*11/7/19 12:13
白兎[group]非在の虹1*11/7/19 11:19
Seia011/7/19 7:16
分別劇佐々木妖精5*11/7/19 6:50
もううんざりなのペポパンプ4*11/7/19 6:21
別れの歌3*11/7/19 6:13
夜明け前に1*11/7/19 6:01
じゅもん佐和111/7/19 5:50
安泰はるな311/7/19 2:14

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