吐き出したいきでつくる

まあるい世界があって

けわしい亜熱帯のまんなかを

半ば溶けた自動車が走る


虹に飾られたハイウェイ

信号はすべて青


彼女はリンゴを ....
ワタシの心は
東京ドーム2個分ぐらいあるから
許してあげようかなぁ
でも、入口は狭いから
入れたらだけどね
自分より若い人は
後ろからついてくる
未熟者と思っていたが
自分より先に死んでいて
生まれ変わってきているとしたら
自分は周回遅れなのかもしれない

現代の基盤を苦しんで作って死んだから ....
額ぶちを
ばさりと
鳥が斜めに横ぎった
びくりと
骨ばった視線の止まる
瞬間

空腹も満腹も
傷口もかさぶたも
窓の光に
照らされる

額ぶちの
向こうからの光に

 ....
手を広げ、伸ばして
指は五本ずつ
手の平や腕の、
サイズはそのまま
だから、空を切る
たいがい、さらうのは
大まかな、感触のみ、だが

あたるなら、求める
見当たらないからか、
 ....
  
 
海へと下りていく小道に
一匹のセミがいた
地面にしがみつくように
じっと静かにしていた
指で摘んでも動かない
すでに命は失われていた
次から間違えないよう
ひっくり返してお ....
空を飛び始めた頃からおれは人間が嫌いだった
無理やり手に入れた後にがっかりしている奴らばかりだった

正義のヒーロー、ドレイクルマッチョは
会場に相談してるみたいだった
アイロンに失敗したの ....
眠りに
おぼれるように
眠る

睡蓮の花がひらく

想いに
おぼれるように
恋する

過去さえ今日に見て

同じ地球にいて
すれ違う時の中で
理解したいと
こころが疼く
 ....
琵琶湖のほとりで…
声の小さな僕は…
恥ずかしがりながら…
大声を出してみた


『頑張れなーッ!』
『頑張るぞーッ!』


返事は無かったけど
爽やかな風と…
揺れる木々の音 ....
おばちゃん 忘れ物だよ と
玄関から 姪っ子の アッシュが
車に乗り帰りかけた私に叫ぶ
四歳の女の子が 握りしめてきたのは
実家の回りに茂る草をむしって入れた
透明なビニール袋 ふたつ
は ....
事の発端は小さい一言





願わくば避けて通りたい

そんなわけにはいかない

これが16年越しの切り札





小さいかなしさ

小さいたのしさ
 ....
{引用=   煙は夜通し立ち昇っていたが、朝が来ると流れ
  去っていった。山火事。草木は焦げ、稲穂の色。
  焼死体を、鴉の声が埋葬してゆく。一つ一つ、一
  つ一つ。雪を雪が追う。視 ....
すみません
えー私、警察のコチンポというものなんですけど

何か?

ちょっと気になる点がありましてね。
少しよろしいですか?

ええ、構いません。

ありがとうございます。
そ ....
私達
机上に文字を並べて
ああだこうだと論じ続ける
あげくの果てに
仮定法まで持ち出して
議論はさらに迷路の奥へ
理想と現実が複雑に絡まり
出口はさらに遠のく

出口はあるのか
な ....
(ほんとに?)
冷酷な視線が今日も深淵からのぞいている青空の青さを。白み始めた火照る爪先。ああ、死にたく無いと死を想うウロボロスのひとみ(霊と実)。果て無き空の雲のもと、 ....
緊張感だよね。止められない理由は。にたりと腹の中で笑って涙を拭いたりしている。役者だねと言われると嬉しくなって、また隠し事をしてしまう。誰からも責められないから罪がないなんて思ってはいないよ。でも .... 先祖が帰ってきて
タクシー代が払えない
というので
立て替えておく
水にふやけた
うどんのように
お盆が過ぎていく
朝蝉が鳴いている
頭の中
五月蠅い五月蠅い五月蠅い
盆が暮れても暑さは衰えない

テレビを点ければABC放送が
全国高校野球選手権大会を中継している
画面の中
雲の欠けらただよう青空に ....
みちのゆきさき。

通らせて、そこの、女の子。

ナイフを胸に突き刺そうとする、

かわしたら、私はきっと死んでしまうのね。

抱きしめて、あなたが泣き出さないから雨が降る。

 ....
朝 目覚めると


僕の目の前では
1匹の魚が泳いでいた
空中を

魚です
僕は魚には詳しくないのでよくは分からないけど
おそらくカツオっぽいような気がする
マグロではなさそうだ
 ....
風が吹いているとき
私のことなど忘れるくらいに、
何もすることもなくなってしまった


−−

Anyone will no longer

When the wind blow ....
かいだん話はせなかから襲ってくるから
できるだけ大きなあしおとで踏み場をつくり
歩いていることの認識を保たせると
噂話
海から川にかえるころには
立派な尾ひれが生えて
人面魚だ、人面魚だ、 ....
ビルが並ぶ世界に
酔ってしまった僕は
向日葵に魅せられ現実の世界に戻ってきた

首を垂れて
太陽を見ようとしない向日葵はどこか僕に似ていたんだ

そう
現実から逃げ続けている僕に
 ....
手に槌を
身に刃を
心に柱を抱え
空を仰ぐ
久しぶりだね、
昔好きだったひと

このひとの気をひこうとしてた
昔の私が見えたから

無視した

なんだか嫌だった
懐中時計の ねじを巻こう

私の人差し指と、親指にどれくらいの時間がつまっているの
                   




                          


                          ....
陽が山の陰に入り

俺はいつものアニメを見る

心は既に荒んでおり

恋人はいつまでもやって来ない・・・

もう失われた物なのだ

河原の向こうに石を投げても届かない・・・

 ....
  食べることは生きること
  書くことも生きること
  そりゃあ、
  なんだってそうだけど。



  語りあうことに望んだり
  抱きあうことにも望んだり
  どっか、 ....
水蓋が波打ったから覗きに行く。

搭乗回数をメモしておいた壁に手をあてて
今度は足元を、かすめ取られないよう慎重に。

浮き足立ってしまう中身は
ひもで括って下に降ろしてやる必要がある。
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夏、未明に甲斐マイク2*11/8/16 21:27
等心大イオン1*11/8/16 21:26
周回遅れ1*11/8/16 21:24
シホ.N411/8/16 21:14
溜め息ついてふるみ111/8/16 21:13
夏の終わりたもつ911/8/16 20:06
ヒーローショーのお終い(メモ花山草太郎011/8/16 18:23
はなもとあお7*11/8/16 17:00
爽風音清風三日月111/8/16 15:55
ち よ砂木7*11/8/16 14:10
そのにサワメ111/8/16 12:46
光へのコラージュ[group]草野春心411/8/16 11:43
刑事コチンポ[group]花形新次111/8/16 9:01
愛について wako311/8/16 8:32
繰り返されない自転のゆくえは?こしごえ0*11/8/16 6:39
隠し事花キリン2*11/8/16 6:07
お盆春日線香211/8/16 5:03
ぼんくらメチターチェ...2*11/8/16 3:33
迷子のゆくえユーリ211/8/16 2:57
アサカナぶるーびっと311/8/16 2:28
誰でもなくなっていく番田 1*11/8/16 1:42
かいだんのぼる[group]中川達矢611/8/15 23:46
夏の終わり色影法師311/8/15 23:43
手に槌を、身に刃をgy0.jp011/8/15 23:34
無題#くろきた1*11/8/15 21:34
611/8/15 21:26
111/8/15 21:23
いつまでもyamada...011/8/15 19:02
コメディ草野春心4*11/8/15 18:52
ガラスのしわyuugao2*11/8/15 18:29

Home 戻る 最新へ 次へ
2839 2840 2841 2842 2843 2844 2845 2846 2847 2848 2849 2850 2851 2852 2853 2854 2855 2856 2857 2858 2859 2860 2861 2862 2863 2864 2865 2866 2867 2868 2869 2870 2871 2872 2873 2874 2875 2876 2877 2878 2879 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.72sec.