泣いてもいいから

どうか
自分を傷つけないで



わからなくても
いいから

わかろうと
しなくてもいいから

どうか
しあわせに



 すべてが見え ....
悲しみは蒸発する。
悲しみは乾いた空気に弱い。
悲しみは降る。
雨のように。
雪のように。
悲しみは太陽で乾く。
そして空気の中に溶け込む。
悲しみは降る。
水が繰り返し降るように ....
もうずっと充たされないだろう

ひとのしあわせは願えても

ひとのしあわせは喜べないだろう

もうずっと

充たされることはないのだから


こころから

愛しあっていた
 ....
言葉から心根を理解出来ているとはかぎらない

君はまるでオウム

チャーチルのと同じ様に長生きするんだろうな
 
いつの間にか
消えていた


もうずっと
言葉を失くしていた


大事なものが
人ごみにのまれていた


ぎこちない優しさが
哀しみになった





そ ....
 
 
縄跳び遊びをしていると
友だちの山村さんがやってきて
それ、ヘビだよ、と
声をあげて笑う
よく見るとわたしの握っているのは
ヘビの頭と尻尾
地面に何度も打ちつけられたヘビは
 ....
彼女と一緒にココスへ行ったよ
入ってすぐにレジ前の玩具がちょっと欲しくなったけど言えなかった
特にこれだという物は見当たらなかったけれど玩具を買ってもらいたかった
ランチにチーズハンバーグとライ ....
晩夏の空に
立つ雲は
白さと翳り
あわせもつ

晩夏の風の
吹く川は
渦巻きうねり
流れゆく

空も雲も
風も川も
うたう挽歌に
色そえる

光も陰も
宙も時も
 ....
それは遠い遠い記憶
石に刻まれた古代の物語

混沌とエントロピーが宇宙のホメオスタシスとせめぎあっていたころ

僕たちは小さな種子のなかのさらに小さな生命だった

星の海の波打ち際には浮 ....
(猫)
  おれが歩き始めた港町
 鴎が去って、鴉だけがうようよいる
 古臭い歌しか唄わない詩人たちが
 古臭いことこそ正しいことだと
 言わんばかりにおれたちの居場所で寛いでいやがる。
 ....
不安はあるで!
迷いもあれば…
戸惑いも隠せへん!

良いイメージだけでは
居られへんよ!

新しい一歩を…
踏み出すって…
大変やもん!

だけどね…

だからこそ
頑張 ....
不安はあるで!
迷いもあれば…
戸惑いも隠せへん!

良いイメージだけでは
居られへんよ!

新しい一歩を…
踏み出すって…
大変やもん!

だけどね…

だからこそ
頑張 ....
失ったものはあまりにも大きい
そう 俺は気づいていた
ニューヨークの薄暗い地下鉄にもたれながら
いつも 俺は 思っていた
きっと帰るべき場所があったはずだった
終わりのない連日の度重なる ....
この志の先には果てしない距離があり
今の自分にはとても超えることは出来ないということを
僕は知っている。
馬鹿なことだと誰もが指差して嘲笑する
誰もが言う
そんなことが出来るわけがない
今 ....
光の速度より速く走ると
きっと「宇宙」が見えてくるのだろう
その中で時を巡る輪が輝き出し
人々の信仰は輪廻となるのだ
止まらない電車がある
一本乗り遅れると一日待っても電車は来ない
行き先は右か左か
悲しみを時間の中に置いて
見送るもののその先を考えている
長い読経が終わった
乗り遅れないようにと位牌 ....
紫のタツノオトシゴのような銀河と
青色の古代貝のような銀河が
衝突しているという新聞写真

深淵の黒い場所の
手の届かないドラマ
何百万年か後には一つに溶け合うという

地球が属する銀 ....
カウンターの木目の数をかぞえて
自分の歳をかぞえ忘れたお馬鹿な阿呆鳥は今日だってきっと
酔いつぶれてしまうのさ

君の秘密のぬくもりを思い出しながらね
官能の風は背筋をつたい
神経を縦断し ....
焼かれていく存在しなかったいくつもの文字と文字の間に幼い泣き声がきこえる
遠くから迫ってくる争いの騒音と
でたらめな正義と、ぬかりない計画と、冷めた目線と、緩んだ声と、
手放さなければならなかっ ....
I can't understand myself,
The sky is clear and blue today,
Most Japanese will be able to understa ....
『食物連鎖なんて終わってしまえ』
呪いの言葉をつぶやいて、
足元のジャリを雑草に投げつける。

ジャリを投げつけることだけが、
わたしの心と体をつないでいる。

『食物連鎖なんて根っ子か ....
すいへいの

ばらんすで

らくえんを

しっていた


きぎにふれ

いのちをみ

つちをかき

しごとみつ

ようようと

うみあふれ

おうこらも

 ....
こうそくバスのりばで
わかものがははに
みおくられている

ふりょうに
からまれんなよ

ははにそういわれて
わかものはうつむき
てれてわらった

それをみてわたしは ....
流れ出た量と同じだけの血が
体の中で作られる
それが生きているということだと
悟った日から
私はいつでも全身から血を流し続ける
生きものとなりました

私の体で血を流さないところは
背 ....
カウンターでモーニングを
こうして毎日摂れるのは
四十年間働き続けたおかげ
払って来た厚生年金の余禄
震える指で煙草をつまみ、吸い
灰皿に戻して
まったりの店内を吹き抜けるウェイトレスが
 ....
人間にはそれぞれ魂を貫く .... 赤の鎖が 手足に食い込んでゆく
薔薇のうみのなか
催淫はもう身体を支配している

胸の上にのしかかってくる重圧感
息を吸い込めば 香る 甘美
薔薇の棘の痕 舐めるざらついた舌
拒否したい ....
冬の彼らは
さながら磔刑にされた聖人
葉の仮衣を落として裸をさらし
いつの間にか澄んできた空を
悟りきった瞳で仰ぎ
死にゆく夕日の断末魔の叫びに応えて
沈黙のうちにあらわな本性になる

 ....
ぼくはずっと、
ぼくという人間が、夢見たことや、
苦しみが報われたり、
いつか救われたいと願うことが、
すべて、
恋愛によって明らかになるものだと、
信じてきたようなところがある。
 ....
もう二ヶ月も別れている

そのあいだ

ふたりはそれに慣れてゆく

ありふれた愛のおわり


もう戻らないこころ

もう届かないことば

こうしたら

狂ってしまうという ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
泣いてもいいから[group]千波 一也3*11/8/30 19:47
悲しみの行方長押 新1*11/8/30 19:34
こころ吉岡ペペロ111/8/30 19:08
理解力徘徊メガネ111/8/30 18:24
幸福論COCO211/8/30 18:09
迷子たもつ511/8/30 18:05
音楽が欲しい光井 新011/8/30 17:14
晩夏シホ.N111/8/30 17:12
星のコンサート梅昆布茶311/8/30 16:50
野良猫その4……とある蛙611/8/30 14:47
スタート清風三日月011/8/30 14:37
111/8/30 14:37
東京を離れて番田 211/8/30 14:19
野望へジム・プリマ...2*11/8/30 12:00
輪廻yamada...111/8/30 11:23
花キリン111/8/30 7:28
VV340北 VV340南 銀河砂木6*11/8/30 4:54
待ちくたびれて梅昆布茶211/8/30 4:47
無題遠藤杏2*11/8/30 2:23
Stagnated culture番田 011/8/30 2:18
孤独な生き物そよ風3*11/8/29 23:55
5月6日/2011麦穂の海3*11/8/29 23:51
小川 葉411/8/29 23:24
血を流す生きもの三条麗菜1*11/8/29 23:23
朝デニーズsalco7*11/8/29 23:20
食いもん礼賛TAT1*11/8/29 22:39
薔薇のうみ洞野いちる411/8/29 21:41
街路樹マチムラ2*11/8/29 21:35
恵比寿へ行ったのはだいろ811/8/29 21:04
ありふれた愛のおわり吉岡ペペロ111/8/29 20:51

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