そろそろ(忘れるコツ)を身につけたい僕は 
凹んでしまいそうな夜にこそ 
「Today is anotherday」と言ってみる 

自分の落度に指をさされて 
眉をしかめそうな時にこそ 
 ....
だから彼女は呪文になったんだ

いまじゃ音だけになっちまったけれど

傷つくたんびに口ずさんでいる


彼女はおおむね優しかった

おおむね面白い発見をしてくれていたし

おおむ ....
笑顔のままで
素顔のままで
楽しく
明るく

自由に
正しく
優しく
好かれ

ユーモアで
機転を利かして
怒らない。
泣かない。
もしきょうで
せかいがおわるとしても

きょうのひを
あしたへつなげよう

もしせかいが
あしたはないとしても

きょうのひを
わすれずにいきてゆこう
逃げた素足が語った

黒くなった素足が語った

全部の感情が入り混じって
しまった。と

赤い血を見て悦び
青い空を見て泣き
黄色い手を振って

埋もれ足掻いた色彩達

どれ ....
携帯番号教えてよ、
何気なく発したずっと言いたかった言葉。
帰りがけ、たまたま出会って、短い距離一緒に帰った時にとうとう言った。
君との繋がりが欲しかった。学校だけじゃ満足出来なくて、どこ ....
あの日、少年が追いかけて 
精一杯伸ばした、グローブの先に 
白いボールは、転がった――― 

夢中で土の上に飛びこむ少年の姿が 
大人になったこの胸を 
無性に揺さぶるのは、何故だろう? ....
つくづく
惜しい
つくづく

よしずも扇風機もスイカも
歯が立たなかった
暑いがらんどうのような
夏が逝く

つくづく
惜しい
つくづく

不安と疑念と我慢を
素肌に貼 ....
 
 
選手もいない
観客もいない
ただマウンドの上に
白く滑らかな豆腐だけがあって
時折吹く風に
ふるふるとしている
気がつくといつも
そんな球場を眺めている

 
 
  朝の月は
  言いたいことがあるのに
  黙っているような感じ



  薄明かりの部屋に
  てんでばらばら
  きのうの話
  おととしの髪の毛
  あさっての哲学 ....
あえる ね

お、 と、
あ ふれる ね


はるか な はる が ね
くる ね のにね の に ね

あ ふれる ね
ほほ ほほ うふふ



ひのな ひの なか ....
愛するひとが俺いがいに

楽しいって言ったり

安らかに甘えたり

メルヘン守ってもらったり

面白いこと発見してみせたり

世界でいちばん大切にされたり

そんなことくらいで ....
つまりは総括なのだ。

ありとあり余る残滓と
ありとあり余る余韻と
ありと有り余る余震と
ありとあり余る贅肉と
ありとあり余るバリと
ありとあり余るカニバリズム

雷鳴の中 交差点を ....
猫と人間
解り合うなんてまやかし
だけど確かにその目線の先にお互い存在して

真夜中に交差する心
海のステンドグラスが
ただ青いまま
砂の仲間と 戯れる

星のソーダやオレンジの太陽を食べて
波に守られおだやかになった

あなたの手が私を守るなら
わたしはもう散らかってしまいた ....
 公衆便所に居て男達は
 ずらりと肩を並べながら
 白磁の陶器に降り注がれる小便を眺め
 例えば自分の記憶や感情なんかが
 よくも一緒に流れ出て
 しまわないものだと思う
 溜め息は臭 ....
どんな時でも
どんな所でも
守ってあげたい
助けたい

君の瞳は嘘をつかない
純粋で輝いていて
何でも見通せる
それでいて脆く儚い

歪がかかり
歪められ
苦しみの底に
安心 ....
今日も
ポンコツタイムマシーンに
乗っかって
ふらふら
ぶらぶら
行く宛も無く
カッ!っと
ブッ飛んで


開いた世界
ツンと鼻を突く
河辺の宿
宿主は眠り猫
ツンと鼻に付 ....
ため息を吐いた
昨日も一昨日もその前も
長い長い溜め息の橋を渡る様に
ずっとずっと前から



ため息を吐くと幸せが逃げて行く
なんて言われても
と思ったけど
今の今までため息を吐 ....
 わがままなあなたのReは愛しても
 まだ足りないと盗みいるひと


雨の夜は朝がこないとテレビのなかの猫たち
雨でも散歩はできるよね、と
傍らのちいさな犬はぽつり
おやすみが言えなくな ....
…確かに俺には言うほどにロックの知識が無かったのかもしれない
そんな思いが
今日も遠くに見えてきたヨットハーバーに浮かぶ
小型ボートが…
遠い国から出稼ぎにきたイスラム系の人を乗せて通りすぎて ....
傷ついてるあなたには
なにをいっても無駄で
私の言葉が刃物みたいに
あなたを切ってゆく

拒絶する風が吹き荒れて
それでもしがみついて
言いたくないのにとめられないの

わかって
 ....
目を覚まして こすり合わせる
貧弱なものたちの強い毎日
そんなあなたに ごほうびです 

満月が二つ出た
願ってもいないことだったが
ひとつは自分用に
大きなポイで掬った
知り合いの ....
               
                  
まき水をしてみる
夕立を誘うように

蜃気楼の先から
風鈴電車が走り抜けてくる
虹の橋がゆっくりと空へと伸びていく
 ....
いいよもう
かまわなかった
びしょ濡れの犬のように
疲れはてて

いいよ
最初から
屈服するしか
なかった

かまわなかった
ひとを
殺してもいいくらいに

ひとを殺し ....
それはいつもそこにあるから
しかたなくて
必死にいのちを擦りあった

てんてんと開いたあなから
すこしずつながれだして
しかたないから
必死にいのちを擦りあった

かなしくもない ....
有人飛行 月面到達

周回軌道 円環

空転 

ねえ、僕たちがこうして回転していることに意味はあるのだろうか

科学者は様様な発明をした、

月までしか行けないこの飛行機も彼 ....
大人になりたい
≦大人になりたくねえ


楽しい=楽だと思っていたい


いつまでも少年マンガの主役を演じていられるキャラでいたい

くだらないポリシーを貫き通しながら
 ....
走り続けると苦しい

少し立ち止まってみると

コスモスのお花が目に入りました。

(ああ、そういえば

小学校4年生のときの担任の佐藤先生が

「コスモスは雑草なんだよ」って
 ....
 
 
 
【10 Years】
 
 
 
 人は想像を超えるほどの悲しみを目の当たりにしたとき
 本当の意味での絶望を知る

 あれからもう十年という長い月日 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
はじまりの詩服部 剛311/9/14 22:42
彼女は呪文吉岡ペペロ111/9/14 22:21
笑顔のままでペポパンプ3*11/9/14 22:18
あした小川 葉0*11/9/14 21:59
宇宙姫211/9/14 21:59
着信ナシ田園111/9/14 21:38
野球少年 服部 剛311/9/14 21:17
つくつくぼうしnonya19*11/9/14 20:15
豆腐球場たもつ511/9/14 19:57
朝の月草野春心3*11/9/14 19:50
ほほえみ くすり千波 一也3*11/9/14 19:50
美しい吉岡ペペロ311/9/14 17:31
夏の総括……とある蛙911/9/14 16:58
真夜中に見つめ合う二つの生命体れもん211/9/14 15:31
浜辺の砂アヤメ011/9/14 15:07
公衆便所に居て田村大介411/9/14 14:30
どんな時でもペポパンプ4*11/9/14 12:27
ポンコツタイムマシーン三之森寛容111/9/14 12:21
ため息011/9/14 12:15
夢猫たま27*11/9/14 10:15
いつもロックを番田 111/9/14 9:33
傷ついた鳥朧月311/9/14 8:26
正しい月唐草フウ14*11/9/14 7:12
ノウゼンカズラ花キリン4*11/9/14 6:15
はるな211/9/14 2:59
untitled611/9/14 2:48
有限飛行機レミング高濱0+11/9/14 2:14
大人。ぶらっくす ...111/9/14 2:05
佐藤先生へあきひめ111/9/14 2:01
10 Years綾瀬たかし111/9/14 1:22

Home 戻る 最新へ 次へ
2807 2808 2809 2810 2811 2812 2813 2814 2815 2816 2817 2818 2819 2820 2821 2822 2823 2824 2825 2826 2827 2828 2829 2830 2831 2832 2833 2834 2835 2836 2837 2838 2839 2840 2841 2842 2843 2844 2845 2846 2847 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.69sec.