ネコがニャーと鳴く

ゴメンね キミのうちが分からないんだ

だから キミをボクの部屋に閉じ込めるよ


安心して

ちゃんと毎日ミルクをあげて ちゃんと毎日撫でてあげるから

 ....
車のライトに浮かび上がったふたつの影は、やはりどこか
不釣合いだった。
男のジャンバーの下からはスウェットがのぞき、女は短い
スカートに、つんのめりそうなハイヒールを履いていた。

ヨシダさ ....
♪ブヒヒ
ブヒヒ、ブヒヒヒヒヒ
ブヒヒ
ブヒヒヒ
ブヒヒヒヒヒ
ブヒヒ、ブヒヒヒヒヒ
ブヒーヒヒ♪

「ブヒヒッ?」
「ブヒッ・・・・」
「ブッ・・・ヒッ」

♪ブヒヒブヒヒヒ ....
私が今日、悩み暮らした事など
明日になれば忘れてしまう程の事

撒き上がる埃と共に
塵となって消えてしまうよ

忘れてしまおう、今苦しい事など
明日はまた違う日々だから


何も考 ....
秋刀魚の焼く匂いに誘われて野良猫がやってきて
こんにちはと挨拶するわけではないのですが
いつの間にか油ののった秋刀魚を口一杯に頬張って
一緒に秋の味覚を楽しんだものです

七輪という魔法 ....
レイディオを聞いていたら、
モンゴルの自然の現況から見て、
人類が環境的に持ちこたえられるのは、
あと数十年だろう。
ということだった。

数十年といっても、
二十年と九十年では、大違い ....
か弱いものでも生きてゆける
それが人間らしさってこと

それなのに時には誰かを押しのけては前に進み出て

この一歩が生死を分けるのよね
なんて言い訳をする




世の中は悲し ....
 
 
夕食の支度をする
そう言って彼女は
地下鉄に乗り込み
買い物に出かける

何となく僕は
ビールが飲みたくて
反対のホームから
地下鉄に乗る

笑っている人
泣いている ....
それを動かせば
すべてが動く
山の裏の光
みどりの



冷たい鉱
白は触れる
空とまばたき
つぶらな音


獣を追う声
壁に消える背
夜の径を
透る ....
描かなくなった人の家
しあわせな闇
そこで良い人は
良くなってゆく


記憶に刺され
死にながら歩く
美しいとは
死んでも言わない


近づくと冬
離れると冬 ....
僕に詩(うた)を下さい
書き損じの紙切れ
池に舞い落ちた木の葉
真夜中の月の海

僕は何処かに置き忘れているのかも
駅の遺失物の棚
旅先のホテルの一室
ツンドラの森に

いつも
 ....
アルコール漬けの脳髄が
ひとつ
秋の夕空に浮かんでいる
  からすのかってでしょ
  からすのかってでしょ
  と、
  きみは、
  無愛想に歌いながら
  目に見えぬいっぽんの釘を
  目に見えぬ大きなクヌギの樹に
  ロボットよ ....
宇宙はこわれて
とろとろの熊になった
やわらかで許された
ひとりぼっちの熊
わたしが出会うのは
その熊の孫の孫の孫の孫
なのだけど
まだだれも知らない
とろとろの熊しかいない

 ....
光と闇の狭間に見える
人物の陰影
突然漆黒となる闇の陰に
ペテン師の陰惨な微笑と
神の不条理な愉悦が
垣間見える

その反対側の光は
捕縛側の甲冑の黒の光沢を際だたせ
キリストは捕縛 ....
いつもぼんやりと瞼の裏に見ているものがある…
道端で何かをしている私
想像の世界のような時を
流れる夢の時間を
今日も一人 どこへ行くのだろう…
いつも感じている…
なにもわからなかった
 ....
なめくじの聞こえない歌声が家の下から聞こえる
なめくじの湿った心がぬるぬるの木屑から立ちのぼる
なめくじがゆっくりと顔をめぐらして食い物を探している
大食いなのだ この楽観論者は

金属質の ....
遠野の山道/峠の途中 一本の巨大な枝垂れ桜/
 とおののやまみち とうげのとちゅう しだれやなぎにかっぱがぽつり 

春先にその桜の根元/その下で春先に相撲を取る河童一匹/
 はるさきいつも ....
キスをせがんだ乾いた唇に

熱は伝う 憚る暇もなく

堪えていた(つもりのない)モノが零れ溢れ

堪えられないくらい“私”に気が付く
 
君の入力した行を
 タイトルに
  変更しますか
変更されたのは
 中身ではなく
  タイトルだけですか
タイトルは変更
 されました 貴方ではない
  誰かの
 手を失った 足によ ....
五十音を並べ替え
キモチはあらわになりますか
だれのものでもない文字は
私のものでもないけれど

心の模様を
伝える手段をもたない鳥は
とぶだけ
とんで
ひっそりと鳴く
あふれる涙に
区切りをつけて
流星たちは夜を曳く

きらきらと
こぼれ落ちずに
音も立てずに
空は、昔


夜風をながれる
木の葉のさわぎが
飛べない鳥を震わせる

重 ....
ふたり 夜空を見上げて
満天の星のした
夢 語り合ったね

不安な僕の心を
君の笑顔が支えてくれた
自信のない未来を
君が拓かせてくれた

ずっと君の隣を歩いてゆくと
思っていたけ ....
人の死が一層悲しくなる季節がやってきた
他人には聴こえない声が生まれてくる
とすれば 私は私の記憶に疑心を残したまま
季節を飛び越えなくてはならない

夏が終わって秋が始まるという一小節は
 ....
わすれもの
わすれたままに
しておくことば

ときどき きれて
おもいだす


{引用=即興ゴルコンダより(改題)}
言葉は言葉に立ち向かい、獅子は獅子に向かい咆哮する

自らの命運を知る者は皆躓き、

羊は唯の一匹も残すことなく散り失せてしまった

イスカリオテの聖霊は悉く打たれ

古代神殿の真 ....
布団にもぐりこみ女の胸にしがみつきながら

それでイク二十も歳の離れた肉で

傷ついたこころや精神は洗い流せるだろうか


二十も歳の離れた女に

ネットでバイブを買わせた

み ....
Ma Jeunesse Fout L'camp     まぁ森へなんか行かない


Ma jeunesse fout l'camp     マジねぇす降る感
Tout au long d'un ....
早送りみたいに雲が流れていて
そうこうしているうちに青空だ
そして何故か雨のシャワー
晴れなのに降るのは島くらいだろうが
風ってやつぁやっぱすごい
きっと遥かに見える
あの雲の雨粒なんだろ ....
「もう起きていたくないの」と

固く目を瞑ったキミは

セカイに閉じ込められたスリーピング・ビューティー

過ぎ去る日々 陽は昇り 月が朧げに輝く

淡い光を放つ星を眺め キミが目 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
狂気平沢ちはる2*11/9/19 22:04
中島みゆきが思い出せないblue6*11/9/19 21:40
あの豚はもう角煮にしてしまったのですか花形新次4*11/9/19 20:05
忘れてしまえるのなら菜穂1*11/9/19 19:21
秋刀魚花キリン1*11/9/19 18:51
友達をたくさんはだいろ411/9/19 18:40
自虐のひと恋月 ぴの32*11/9/19 18:30
地下鉄に乗ってたもつ311/9/19 18:30
ひとつ 聞こゆ木立 悟311/9/19 17:37
ノート(48Y.9・17)[group]211/9/19 17:30
星の砂が零れるみたいに乱太郎16*11/9/19 17:20
孤独ぎよ711/9/19 17:18
からすのかって草野春心211/9/19 16:38
とろとろの熊[group]はるな1011/9/19 15:01
キリストの捕縛……とある蛙911/9/19 14:54
ロックのフリーダム番田 111/9/19 14:53
なめくじ[group]非在の虹3*11/9/19 13:43
河童……とある蛙811/9/19 13:30
乾いた唇徘徊メガネ111/9/19 13:05
入力した行、タイトル、狩心311/9/19 11:57
鳥が鳴く朧月411/9/19 11:41
流星たちの夜千波 一也2*11/9/19 11:19
星空洞野いちる911/9/19 9:51
秋の心花キリン4*11/9/19 8:12
呪文AB(なかほ...111/9/19 7:02
偽典・ヨハネによるユダへの手紙高濱111/9/19 2:11
青いバイブ吉岡ペペロ111/9/19 1:57
フレンチ・ポップスの誘いsalco4+*11/9/19 0:45
雨宿り甲斐シンイチ111/9/19 0:24
愛おしきキミ平沢ちはる011/9/19 0:05

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