階段と階段の間で踊っている
被災、 名も亡き者の 転載、
壁に映る影の中に、
何か感じるものはないか…。。
霰、雹の舞い散る、人間を催す
不帰の塔のざわめき、、
若者たちの 在り 余る、 ....
奇数は孤独でした
時々 胎児を宿す夢を見ました
(目覚める度に 酷く失望して)
奇数は孤独でした
時々 身体が欠ける夢を見ました
(目覚める度に 劣等感に襲われて)
奇 ....
今朝は左足から玄関を出たので、帰りに雨が降ってしまった。
降り注ぐ水滴は国家予算を否決させ、太陽の寿命を2年縮めた。
おかげで地球裏の内紛はとりあえずの終結を見、駅前のパン屋は赤字になった ....
終末思想を唱える 壊れかけたラジオ
音速に達したカーチェイス 対向車をすり抜け
湾岸を突き抜けるハイウェイ 行き止まりまであと僅か
壁面を突き抜けてその先 海面へ命懸けダイブ
加速度的に ....
生まれて初めて
合コンというものに行った
どうやら
男が童貞であるか、そうでないかは
話の内容や、話し方ではなく
第一印象でわかるらしい
居酒屋の座敷で俺はまるで
金魚鉢に入れら ....
世界内存在 投射 被投射
反復波長 残響 波線
作用点 式 了解の一致
支点 道具 肉体の延長
力点 観測 仮説の立証
球体視座に十一宇宙
純粋数学的なる幾何学 ....
雨垂れを導きます
未だに愛しております
腐ったかりそめ
早速の最低だ
気絶希望湿度
五等分モノグラム
安くしてあげる
テクストの模範
神様の誤算
秩序の墜落
斜めよりおいしい
虫が一生懸命鳴いている
それが息切れしたのか止む
ちがう虫がたどたどしく鳴き始める
少し静かになっている
虫たちの声が星のようだ
あなたのことを考えながら
そん ....
くだらないらくだ
パンを食べるパンダ
地雷を踏んだジラフ
殴られてクマができる
ドンキーコング樽はいくつ
ベットで寝れてワンだふる
カメに入った亀
猿が出てきてそこを去る
9匹 ....
空にサカナ
真夜中の太陽
緑色のオレンジジュース
永遠の幼児
逆向きの時間
現代の恐竜時代
金持ちだけの社会
命の定義
音楽のない世界
信号機がつなぐ道と道を
ただアリのように進んでいけば
今日も君に会える
くしゃくしゃと音をたてて
わたしを満員電車に詰め込めば
明日も君に会える
いつまで君に会えるかな
雨が ....
{引用= 夕暮れ近くになると
老いた女がアスファルトに
一つの箱を置きにくる
ただの箱だ
ダンボールでできた、薄暗いだけの
小さな箱
それを置くと女はきび ....
ほしになれ ほしになれ
雑多な日常 ほしになれ
記憶の海よ ほしになれ
あらゆるいろいろ
ほしになれ
屑かごにはいろいろあるものです
捨てれば遠くに忘れていく
....
聴こえますか 聞こえますか
私は一定軌道を回る孤独な人工衛星
何千回もつぶやいた孤独な詩
誰かいますか?
答えのないまま問い続ける
誰かいますか?
地球と言うゆりかごの外に ....
あなたの
心臓が折れ砕ける音が
夜をかき鳴らした
それが
悲劇的な和音を持っていて
ライオンが応えて鳴いた
生きるには冷たすぎる血を持つものが
死ぬのには熱すぎる血を持つものに
....
どこいくの
あたしききたいけど
君の
背中に書いてある
ひとりにしてほしい
肩に影
なんにも
言えなくなっちゃった
言ったって傷が
深くなるよ
互いの
傷をかえ ....
後悔の意味を
思い知った日の
うごめくように沈む
莫大すぎる夕景
思いついたように
フラッシュバックするとき
その空は
きっと
セピアになっている
....
登山仲間の間では有名らしい
大雪の日に
どこからともなく
飛んできて
いきなり登山者の肩口に噛み付いて
そのままどこかに連れ去ってしまう
連れ去られた者は決して戻ってくることはない
その ....
貴方が囁く愛の言葉なんて
もう要らない
それが真実のものだなんて
思わない
切れる寸前の蛍光灯のような
途切れ途切れの白い光に手を伸ばす
この耳に届く頃には
誰かのノ ....
秋葉原の、ケンタッキーフライドチキンに並んで、
ポテトつきの、セットを買う。
つわりのひどい人が、ケンタのポテトだけが食べられた、
というのを雑誌で読んだから、
個人差があるので、単純参考には ....
氷の塊となった麦茶を
24度の室内でゆっくりと溶かしていく。
一滴一滴の水滴が、
麦茶の表面を伝わり落ちて、
冷たい水の姿に戻っていく。
一つの滴が氷を伝うたびに
静かな部屋の中で ....
ある日 ふと目覚めて 当てなき旅に出る
見送る者はない 道連れは影法師
そして君に出会い 共に語り合って
癒えない傷を見た 微笑みの裏側に
はるか遠く 旅に出かけよう 心のおもむくまま ....
うなぎであり
カメレオンであり
人間でありたい
気の遠くなるような年月を
生きていく覚悟なんて
これっぽっちもない
窓の中のアルタイル
鍋の底をサルベージ
しがない男のふりをし ....
時の器に
夜がすこしづつ満たされていく
眠りついた月の横顔
埋もれた砂時計の砂丘は、はだしのぬくもり
天よりふる砂を見つめては
閉塞されたガラスにふれる
砂の音はや ....
谷底から吹き上げる風に向かって
飛び込んだ僕の身体は
そのまま上空に飛翔し
十五夜の月 月面に向かって落ちて行く
青い地球の表面で
わずかに塵芥のように
へばり付いていた
悩み後悔の ....
違う/同じ
全ては前提条件のうえに踊る
ラグランジアンはお好きですか
aとbが群のなかで情熱的に僕を呼ぶ
彼らとは虚数にちかい関係
負にならなくたっていいのに
....
私の兄貴は…よく
【奇跡】
という言葉を使う
日常の他愛のない…
事にすら【奇跡】
という言葉を使う
以前はその兄貴の
【奇跡】という言葉を
聞く度にバカにしてた
軽々し ....
殺人事件があったが誰も騒がない
明日になれば忘れることができるし
隣の家の事件でも
こんばんわと挨拶するほどの仲でもないからと
テレビのニュースも素通りするだけだ
何のことはない
....
どこにいるのだろう??
君は いつも
私の思いは
なにも知らない
窓の外を見つめていた
人が 流れた
車が 走った
感覚することすら忘れた
荒廃した時代の中を
さ迷い続け ....
国道沿いの
ひと気ないバス停
それは待つための場所
立ちどまるための
誰かを摘みあげ
載せてゆくための場所
僕も
君も
....
2796 2797 2798 2799 2800 2801 2802 2803 2804 2805 2806 2807 2808 2809 2810 2811 2812 2813 2814 2815 2816 2817 2818 2819 2820 2821 2822 2823 2824 2825 2826 2827 2828 2829 2830 2831 2832 2833 2834 2835 2836
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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