縄跳びの途中で
砂を買いに行った母が
未明、父の心の中で
発見された



ベッドを買うのに
十円足りない
だから今夜も
寝られない



夏なのに
シチューの話 ....
体を鍛え
音の中で踊る
地面を叩くその
腐乱ジェット
何もない地点にて伸縮回転スライドし
鏡の中の現象をすべて倒す
地面はどんどん斜めに傾斜していく
そして快晴は背中に張り付く
駐車場 ....
真昼の目蓋の裏は

オレンジ

上映まで

もうしばらく

お待ちください
君と僕が大好きな映画

【トイストーリー】

劇中に…
この歌が流れる

【君はともだち】

俺がついてるぜ
俺がついてるぜ
辛いことばかりでも
君はくじけちゃ
ダメだよ!
 ....
まっしろだ

この紙は何でこんなに 真っ白なんだ
記憶の無い海のように

僕は小船から釣り糸をたらす
何か言葉が引っかかるのを 待っている


まっくろだ

この鍵穴は何でこんな ....
海になる体へ雷の槍をふらせる
うねる波の頭の
ひとつひとつへと
国産みの神を模倣して
空になる体は
すみやかに 確固とした
愛の執行を撃ちつける

脊髄どうしがリンクして ....
本は絶対に怒らない先生
解らないのを怒らずに
読み返しさえすれば
何度も根気よく教えてくれる

だけど絶対怒らない代わり
間違っていても正してはくれない
それは生きている先生じゃないと
 ....
今朝、半そでのまま外へ出る
肌は、少しの寒さを感じ
ひと風は秋の深まりを運ぶ
かすかな、
かすかなキンモクセイの香りに
街角を覗く

今朝、娘は派遣の仕事を始める
7時15分に起きて
 ....
(変態のパート)
  誰にも知られず
  傍に近づいた
  一方的な恋なら
  嫌われもしようが
  ああそれでもいい
  君ひとすじ
  誰よりも誰よりも
  君を愛撫す

(被 ....
  一台のテレビがゴミ棄て場で
  ずっと雨に濡れている
  その画面の
  モノクロームの砂嵐の奥に
  きみの分厚い唇がうかびあがり

   散文で語ってください、
   散 ....
降りつづく雨のせいで
部屋の空気が重く感じる
ポツリポツリと奏でる サティのピアノはけだるい
大きめのポットにダージリンティを入れて
ゆっくりと茶葉の広がる時を待つ

雨の匂いと紅茶の香り ....
薄絹の衣を纏い 緑の髪を櫛梳り
蒼き唇に 朱の紅をさす

青磁の香炉 紫煙立ちのぼり
伽羅麝香 甘き獣の匂いに包れる

萌黄の胸に 恋情を抱きしめれば
一途に慕うは 愛しい男だけ

 ....
バーガーショップで働けと強要された
北米の留学先で

バンズにレタスとトマトをはさむ時
どうしてもケチャップが包み紙に付いてしまって
その度先輩に怒鳴られていた

ガールフレンドと来店し ....
光と影
影と光
  照らすものは何か、そして
  浮彫になるのは何か
そこに答は、あるか
何はともあれ、時はすぎる、全てが静止するまで、有り難い
今ここに在る私も

ひとり。連なり咲い ....
午前二時が午前三時になる夜に
外から聞こえる虫の鳴き声なんかを肴にして
ジャックダニエルなんかでもあれば良いのだけれども
あれは人にあげてしまったから
古い漫画でも手にとって眠たくなったら布団 ....
わがままで
おろかだった
あの子のこと
ほんとうなら
愛したかったな。

でも
できなかったから
腕も
細すぎたし

すこし
まるくなって
遠くなった
あの子のこと
 ....
わたしが
波になるから

あなたは
なみうち際になって

いろんなものの
死骸が
流木のように
なめらかにうちよせる

そろそろ
語り合うのは
おしまいにして

あた ....
狼が疾風となって駆けるのを
ぼくはただただ見送るばかりだ

(ぼくには強靱な脚がない)

狼が鋼となって獲物を狩るのを
ぼくはただただ見守るばかりだ

(ぼくには牙がなく爪もな ....
ライオン

静かに目を閉じて まぶたの裏側に
今日も君が居たことを 確かめる
それはとても 優しいひとりぼっちの楽園
そしてまた目を開けて 荒野の真ん中を歩く

強気だって言われ続けてる ....
音楽は再生機から
言葉は私
私以外の音楽から
穴から そこらかしこから

あなたは雲が解体していく様子を
繰り返される波の間で見ている
男の衰弱した手先のような雲の運動を
あなたは ....
つながらない
不安
つながることの
難儀

削除できない
発信着信
とり返しのつかない
関係性

つながらない
優しさ
つながることの
厳しさ

独りでは生きられない ....
それでも貫いてゆく

つぎはぎだらけの不動心

それでも貫いてゆく


うしろには沢山のひとがいる

このままで認められたいひと

このままで幸せになりたいひと

それじゃあ ....
天と地のあいだ
きらめく銀の針

天と地をぬうように
めぐらす細き糸

天が地を呼ぶ声
地が天を呼ぶ声

狂おしい声のこだまの中
全身を打たれるままに

ぬいとじられてしまえば ....
公園のブランコを漕いで、孤独に世界が終わる事を望んでいた、1993年の公園の少年。
全て過去に成ってしまうと悟り、何時からか終わるべき終わりに向けて歩き始める。

少年はやがて大人に成り、公園に ....
鉛筆とノート キーボードとデスクトップ
持ち物が違うとき 気付かずにしているスタイルの変更
斜は斜でそれでいてまっすぐだ
何故にそこが傾いていると責められるのか

錆びついた情熱と壊れか ....
あの情に流されない無垢で無口な壁が好きだ。
いちびる陽日に怯えることもなく
時間にも逆光していくかのような、あの壁が。

ユゥアマイサンシャーィン マイオゥンリィィサンシャーィン
疲れ果て
元気がなくなる
何もしたくない
寝てばかりいる

体は感じている
輪を作って
暖めて
つまんで

明日も頑張るぞ!
ない元気出して
ベットを這出る
笑顔忘れないで
 ....
波打ち際
揺れるボート
潮騒が聞こえ
ベンチに座る

ボーっとして
猫が来る
可愛がる
寒い

帰りの車の中
オザケンが鳴る
リベロの前を通る
下宿屋に辿り着く
何も起きない事はない
苦しみがいつも起きる
次から次へと無理難題が
起こる

侮辱され
嫌がらせを受け
人の苦労を労わない
屈辱を感じる

人生を目茶目茶にされる。
どんどん手を ....
恋人がいるのに
恋人がほしいとねがう
あ、
恋人がいるのに、とおもいだす


サラリーマン生活は、
長くつづければつづけるほど、
うまみがあるという
なるほどな、とはおもう


 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あるひ、あるときたもつ211/10/1 17:26
金色の死者再生狩心111/10/1 13:13
ひるね雪路3*11/10/1 12:59
君はともだち清風三日月111/10/1 12:21
まっしろさすらいのま...8*11/10/1 11:39
嵐の夜を真似て交わるあまね11+11/10/1 11:23
図書館の本棚の前で相差 遠波12*11/10/1 11:16
今朝FUJIMA...411/10/1 9:54
誰よりも君を愛撫す[group]花形新次1*11/10/1 8:11
濡れたテレビ草野春心7*11/10/1 7:36
【 雨粒 】泡沫恋歌15*11/10/1 7:31
【 朱の女 】5*11/10/1 7:26
ステファニー[group]1486 1...311/10/1 7:00
一輪の光陰こしごえ2*11/10/1 6:12
午前二時只野亜峰111/10/1 2:18
したかったはるな811/10/1 1:45
そろそろ711/10/1 1:39
父と子ゆべし4*11/10/1 0:29
ライオンitukam...111/10/1 0:24
穴からnia211/10/1 0:09
たづなシホ.N311/9/30 23:36
つぎはぎだらけの不動心吉岡ペペロ111/9/30 23:31
はるのあめつむ3*11/9/30 23:02
(Wait in the park:)雅寛011/9/30 22:39
スマイルの変更アヤメ011/9/30 21:42
隔ての隣人yuugao1*11/9/30 21:35
日曜日ペポパンプ1*11/9/30 21:11
時計は回る2*11/9/30 21:11
なにも起きない1*11/9/30 21:11
恋人がいるのにはだいろ411/9/30 21:06

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