お触りは
合法的な行為じゃなくて
捕まるまでの
軽い楽しみ
自分の欲望を
抑え続けても
心辛いだけさ
このあと
色んなことを
やってみたいけど
ただこのまま
突き出たものを
処 ....
まどろみの中で

あなたの体温を感じる

猫みたいに
ちょっと足先を
太ももの間に触れる

気がつくと
あなたの脚に足先は絡んでいた

胸に置かれた
右手には
あなたの左手が ....
ロケットが突き刺さったあの丘は
今日も明日も照らされたまま
火星人の去った夜に
一人泣いているモニタの少女
差し伸べられた手は
もう何万年も前のこと
そんな時からディスプレイで一人
ロケ ....
…遠くに霞む、なだらかな峰を映しながら停車した
彼方と此方では空気の層が違う
人々は起伏のない平野ばかりを気にして
なにやら煙から臭気が近寄ってくる
斜めに閉じ込めた景色が追いついてきて、 ....
回転走馬燈 キネトスコープ

ネガフィルム 

不思議 白黒 奇妙 白黒

可思議 白黒 衒奇 白黒

日常反転 第三ダイアログ

格子飛行翼 プロペラ 人間

過去形実験 ....
 
陽気なハリー

今日も命を削って商売繁盛

そして、sold out!


 
僕にとってはどうだっていい
人間が思うことなんて
言葉もなく 流れた
詩には いつも
目的など ないだろう
垂れ流されるだけ
頭痛をもよおす
暗い部屋の ノートの上に
寂しい言葉を書い ....
パスタを食べすぎて気持ち悪い、
だから一人になっちゃっても
引き出しの中にいつもロクシタン。

テレビをつけて独り言、
つまりは古いベッドカバーと、
a passion for fragr ....
お腹をこわした程度で、と思われるかも知れない
健康には全く気を遣わず
「夜中に食べるからジャンクフードは価値があるのだ」と
チーズのたらふく振りかけられたハンバーガーを嗜み
それでも今日までこ ....
陸に上がって

雨の味を確認する

鳥が鳴く

銃声が響き

拡散する

夜の光と

昼の星が

その役割を思い出し

夢を稼ぎだす

その擦過は

すでに終わ ....
きょうは
どんな日でしたか
誰かのことを
いとおしく
思い出したりしてますか

きょうは
どんな日でしたか
ひいきのチーム
負けちゃいましたね
よくがんばっても
負けは負け

 ....
可能性は宇宙よりも無限
膨張していく宇宙よりも遙か
遙か背中を追って
{ルビ僕等=ぼくら}は{ルビ久遠=くおん}と疾走していく

広大な海原に踊る大星雲
幻でもない想い人たちが
明星より ....
ゆうべ
三時を過ぎた頃
辻々を葬列が通ったのを
お聞きになりましたか
気の早い病葉がかさかさと
先導僧の笏杖に道を払われ
仕舞い残しの風鈴がひと時
うるさく鳴らされたのを?

西洋で ....
人の欲しがるものを
与え
見返りを期待しない。
欲しいものは
全て与える

人の心を読み
何を望んでいるか
推測する。
たとえ自分の意に反しても
与える

人が嫌がる事は言わな ....
春風に吹かれ
タンポポは旅立つ
誰も知らない土地に
旅立つ

ふんわりふんわり
遊覧飛行
ここは嫌だ
他に行こう

ここは終の住みか
一生浮気はしません。
根を張り
どんな時 ....
心の雫が
ぽたり
孤独を感じる

心の隙間から
風が吹く
涙が落ちる

雲の切れ間から
光が射し
梯子が下りる

来るな!
と言ってしまい。
糞尿地獄へ真っ逆さま

鬼 ....
遠いところから吹いてきた
風を感じている

静かな部屋
月光が射しこんで来る
月を見上げている僕の姿は祈っているように
見えているのだろうか

忙しい日々にかまけて
貴方と向き合うこ ....
人の会話がクルクルと
風に混ざって私を取り巻く

見えない心は
見せない心は

どこに舞っている

忙しく通り過ぎる感情の歯車に
私の心は振り回され

疎外感だけが
心を支 ....
つながれっぱなしの犬がいる
中型雑種茶色の犬だ
散歩してるのを
一度も見たことがない

コンクリートの駐車場の中
小さな犬小屋で暮らしてる
動けるのは鎖の長さだけ
その空間の中で
お ....
今夜、どうしても、
佐野元春が見たい、
と引きこもりの友達が言った
何年も歯医者に行けないので、
ぐらぐらになった奥歯をかみしめて

中学生のころは、
ぶきっちょなぼくの代わりに、
 ....
しょくぶつからみたら
わたしもまた
しょくぶつなのだろう

なかなかはながさかないねと
しょくぶつも
わたしをみているのだろう

えんがわで
かきのみをたべている
しあ ....
否定する
あわてて 否定する
まるでなにかを隠すよに

愛想笑いだけ上手で
上手って思ってるの自分だけで

悲しい時余計に笑う
どこからももれないように

いやな気持ってきっとうつ ....
十月頭の、すこし遅い花火大会
人類の都合なんて知ったことじゃないだろうけど
心配されていた天候もなんとか持ちこたえ
おくれて辿り着いた夜空には
縁日で売られている玩具みたいな
いろとりどりの ....
私はひとみしりだから
貴方はシャイだから

なかなかことばを交わせないね

たまたま目が合ったその一瞬に
私は貴方にたくさんのことを伝えようとしているけれど

私は目がわるいから
貴 ....
少女よ、猫であれ。

従順な犬でも 寂しがりの兎でもなく。

首輪をするりと脱いで、夜気と戯れる。
尾を気高く立てた、美しい横顔。

少女よ、猫であれ。
自分だけの世界の姫君、強か ....
{引用=  木星から君が
  地球にむかって
  バッタの死骸を投げた頃
  僕の目のまえで
  自販機がコカ・コーラを吐きだした
  ヨーヨーの眼
  カエルの眼
  その長く ....
新しいひと
きれいな声
その顔だけ
忘れないで
なみだの鎖
治療、放棄
手にしたい
まぼろし、
闇を着せる
どうして、
わたし
おわらない
一つの石があった
河に投げた
波紋が広がった

一人の人間がいた
思いのたけを投げた
波紋が広がった
兄が彼女を連れてくる

姉が彼氏を連れてくる

私はカーテンの閉めきられた部屋に追いやられる


急になんの話だって顔をしないで

私は嘘吐きだ
それを前提に聞いてほしい


 ....
車窓の景色が 緑から灰色に変わる
そのうち極彩色のネオンや看板が現れる
ここに来ること夢見てた
住むだけでいいと思ってた
憧れ
たったそれだけのことで家出した
15歳の春だった

初め ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
セーラー服とアバンチュール[group]花形新次011/10/2 7:14
まどろみの中で森の猫14*11/10/2 5:32
火星の風[group]佐藤伊織811/10/2 4:33
低気圧アラガイs4*11/10/2 2:50
案山子歌高濱111/10/2 2:22
陽気なハリー殿上 童12*11/10/2 2:09
部屋の風番田 511/10/2 1:46
キャンドルnick1*11/10/2 1:42
弱虫ピッピ411/10/2 0:13
一昨日の夜の電気で出来た吐静の空中分解211/10/2 0:09
シャボンuminek...6*11/10/1 23:55
可能性subaru...15*11/10/1 23:45
死霊の夜salco8*11/10/1 22:56
欲しいものペポパンプ4*11/10/1 22:49
タンポポ2*11/10/1 22:49
終の住みか2*11/10/1 22:49
遠いところからkauzak6*11/10/1 22:38
疎外感菜穂5*11/10/1 22:19
【 つながれっぱなしの犬 】泡沫恋歌11*11/10/1 21:42
佐野元春はだいろ511/10/1 21:38
幸せな人小川 葉411/10/1 21:17
殻の中の心朧月211/10/1 21:04
花火つむ1*11/10/1 20:45
こじらせたこいくろみつとう4*11/10/1 20:10
少女よ、2*11/10/1 19:29
運動へのコラージュ[group]草野春心311/10/1 19:11
太陽111/10/1 18:17
一つの石あやとり1*11/10/1 17:32
狼少年徘徊メガネ311/10/1 17:31
TOKYO NIGHTあやとり2*11/10/1 17:30

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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