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まがじんがらになせられたら、がらんだりんぐらんぐにんぐみんくしんぐりんぐやんぐ、まんぐりにんなにのんぐりみまらりんぐり、たらまんがら ....
コンビニでお昼におでんを買う
予算内に納まるように三つだけ
出汁はたっぷり
冬が近い
お腹の中からあったまりながら思う
ああ 関東炊きが食べたいな
おでんじゃない 関東炊き
ここ ....
台詞が浸透する
蝶じゃなくて花なんだ
月じゃなくて太陽なんだ
生活に懐かしい呼吸が舞う
遠くから見守っていた蝶が
夜のとばりのつぼみにとまる
戯れながら休息を得たなら
朝日を浴び 光 ....
消滅すのは、偽善者の譫言でよいのだ!
害虫ども!
美しく焼け落ちたマリアの足を舐めよ!
空、から、萎びた、銃弾
私、達は、滅びた、残骸
奪われる、熱
切り裂かれた、闇の息の根
....
月はたった
29日で満ち欠けを繰り返すけれど
宝くじはほんの
ひと月で当たり外れがわかるけれど
もうすこし
時間のかかることの方が
世の中には多い
クリス ....
言葉よ、お前の魂を
私の手に明け渡せ
私はそれを使って
お前を解き放とう
この正邪の入り混じった世界に
全き"肯"として
私はお前を解き放とう・ ....
心、柔らかく
空は静かに
海は満面を湛え
光はそれぞれの表情
人は悪臭と光輝を放ち
鹿はいつもの足取り
己はそれを見下ろして天界気取り
神は・・・いません
....
ことしはじめての雪が降る
手ぶくろもしないで
耳あてもしないで
つめたいだけの肌にする
きん、と
こめかみのあたりが痛むのを
わたしは冬のせいに
したくて
*
おんなのこど ....
このAVは借りるに値するのかと考えていた
この女の中に夢を与えてくれるような物は存在するのだろうか
それは 借りてみなければわからない感覚なのかもしれなかった
だけど こうして 箱を見つめて ....
いま「時」は体を{ルビ傾=かし}げて、私にふれる
あの不思議な金属音に
私の感覚はふるえる、そして感じる
私にはできると――
(それは遠いスクリーンに
映し出されている、まこ ....
生まれた時から
小さい掌は、何も持っていなかった
大人になるにつれて
大きい掌は、様々なものを持つようになった
やがて訪れる夜、掌は「闇」に覆われるだろう
*
....
なまはげは
どこからきたのか
うみのむこうから
やってきた
ふるさとすてて
やってきた
わるいこはいないかと
ふるさとを
そまつにするこは
いないかと
....
誰かいますか
この声が聞こえる人が
誰か
いますか
小さな花のように
かわいらしさも無く
大きな雲のように
穏やかでも
達観している訳でもない
この声が聞こえる人が
誰かい ....
お金をいただくためには
一筋縄では行きません
それでも出来るだけ
楽しんで仕事をしたいな
ずっと色んな仕事をして来る度に
胸に誓った思いです
★,。・::・°☆。・:*:・° ....
月はひとつで
星たくさん
孤高に見える星だけど
星にはたくさん仲間がいます
でも月も
青に寄り添う
せつない愛です
それがなんだと言われても
そう思う
....
俺が殺害するのは
死にたがっている御仁さ
生きている者は溌剌として
俺を寄せ付けないから
死にたがっている者は 何より
他人を巻き込み殺すことに長けている
だから俺 ....
海沿いを走る列車が
波飛沫を浴び
潮風を{ルビ喰=く}らってサビまみれだ
通りすがるたびに
このリビングに{ルビ軋=きし}む音が
クロスに跳ね返ってこだました
生活の一部となった音 ....
しゃぼんだま
とんだ、ふわり。
ぼくら、ふたり。
しゃぼんだまとんだ。
どんな
きれいなものも、
ひかりにふれてしまえば、
かなしいか ....
習い事を始めた手が、
背中に伸びる、
植物の中で、
娘が笑う、
のを、夫は、
息をひきとるために、
走る、
まるで、大火事だった、
と、その口が話す、
笑う、
娘には、
....
窓辺に鳥達の巣があり、
それを、手に取る、
娘の顔が、
ひどく歪んだのを、
夫は椅子に座って悲しんだ、
料理を運ぶ手に、
手が添えられ、
皿の上で、
娘が、脱がされていく、
....
やっちゃいけない 誰かが悲しむから
ちっとも前を向けない時に 導いた手が悪さをする
鋭い音とかそういうものは全然怖くなくて
ただただ今は自分が生きている事が怖い
生きることはつまり ....
時が落ちる空と
暗闇に染まりゆく部屋
淋しげに伸びる影を見つめながら
いつか見た同じ陰りを思い出す
人生とは何たるものか
生きるとはなんだろうか
若き日の迷いそのままに
移りゆく部屋 ....
わたしの天使は飛び降りる
高い塔からまっさかさまに
天使は翼を広げたまま
わたしへ向かってほほえむだろう
雪が降るように真っ白に
翼は光る冬のはじめの陽射し
わたしの ....
馬鹿らしい、と貴方は、あの時、蔑むような眼光で真っ直ぐにあたしを見て、云った。
そして姿を消してしまった。
皿を齧るのは、その白さに見惚れたから。わからないの?味は無意味よ。わからないでし ....
毎晩、絞殺未遂する
僕の あいじょう 、
お母さんはここに居ない
お母さんは熱望的範囲内
お母さんは僕は要らない
「聴こえるのは、悲しみに取り憑かれた、、」
毎晩、廃棄 ....
ねぇ、ルカ?
あたしたちは、
いったいどれくらいの時間を
一緒にすごしてきたんだろうね?
ねぇ、ルカ?
どうやったらあたしは、
ルカの声を聴くことができたのかしら?
ねぇ、ル ....
(iti)
かみさまがくれた
あたしがどうか
木のように
たおれないでいられますように
この足に
もしも役割があるなら
もうずっとこうしてる。
てのひらは
ひらかれて ....
指さきでふれて
そっとふれて
気づかないくらい
そっと
そぉっと
虹があらわれる時みたいに
そうして
きらきらでぴかぴかの
さんそであふれた海へ
さんそと星くずと
....
きみのとげとげしく
無造作に針の生えた
憎悪の道標を
ぼくの心に巣食う
世界地図のど真ん中に
突き立てた
道標の根元から
噴出した石油の映像にも似た
黒い黒い染みが
....
気になるひとにメールして
高速にのる
そして交響曲第五番を選択する
肌寒くなるとチャイコフスキーが欲しくなる
カラヤンが楽譜を設計図にかえる
カラヤンが演奏を建築にか ....
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