理不尽だと思ったんだよ
枯れ葉に言った

そう と
はらりと枯れ葉はおちた

私はちっとも悪くないのに
枯れ葉にまたそう言った

そう と
枯れ葉はまたおちた

いっぱい いっ ....
何も言わない
語らない
語らないほうが
空気は無闇に震えない
つまりは静寂だ

25時のバーカウンター
グラスを手に取り
少し口に含んで
目を閉じる
納得したように
軽く頷いてか ....
ただいま

大きい声で叫んでみた

あなたにも
あなたにも
あなたにも
会いたかったんです
ずっと

でもね
詩の神様が留守だったから


ただいまが言えなかったんです
 ....
わたしは、また、根をおろそうとしている。



移ろわないことに、安定と安心を見出だしつつ、反面、息苦しさも感じている。何をどうしなければならないか、決まっているところがある。それ以外に、わた ....
今年は寒い冬が来るだろう
火のない冬になるだろう
原子力の冬は来るだろう
大寒波にそそのかされて

僕のバイクのタンデムシートはない
ひっぺがして捨てちまった
かっこつけて電信柱の数を数 ....
多くの言葉 例えば 見たことのない風景
そんなものを 僕は 想像していた
遠くの街に立っていた なぜだろう
街は たどり着くには とても 遠すぎたわけだが


時計だけが ぼんやりと  ....
この悲しみを 言葉にして誰かに伝えられる

そんな俺なら 悲しいはずもなく

目の前に 只只矛盾が横たわる

人肌の温もりは 忘れさせてはくれるけど

覆水盆に返らず 源は変わらぬもの ....
コンビニとよぶには
なにもない

そんなところで
きみはうまれた

レジのおんな
たちよみしてるおとこ

ほかにはだれも
いなかった
心の溝にくゆる{ルビ煙=けむ}
二分ノ一の修羅妄執

言葉の{ルビ辺=ほとり}に滴るそれは
烏合の如き矢を降らす


空は鈍色にして晴天
惚れた晴れたの夢枕

潤む空気はコンクリヰ ....
おがくずを
おいしそうにたべている

とれたてのしんまいに
ふりかけて

かつおぶしと
まちがえて

これが
げんじつなのか

まどのそらにみえる
ひこうきぐもも ....
黒いガンダム
白いペレ





常識を覆す















事すら出来なくなったら死ぬしかないだろ俺みたいな
 ....
いつの間にか温もりも忘れ
身動きも取れず固まるほかなかった

持て余した自由と
ありふれた制御にとどめられ
腕をなくしたヴィーナスよりも 世界から遠ざかっている

削り取られる前に散 ....
確かな哺乳瓶の感触。
夜間ではない
それ以外の時間に発行される
私の所在証明書。

辺りの蕾からは
微かな予感の香り。

庭に放たれた獣と
ここにいる私との間には
不釣合いを陵駕す ....
少し前から
光合成をしなくなった

薄らいでいく光を
見過ごして
遠ざかっていく水を
遣り過ごして
余った二酸化炭素を
夢にすり替えることもできずに
ただ乾いていく

カサコ ....
裸で歩いてても怒られない部屋
人恋しくなるから お酒は きらい きらい きらい
誰かに触れてほしくなるなら 初めから終わってて
退廃的な歌におぼれれば 少し楽かな
みえない 感じない 何もない ....
三つの影の
ひとつには羽
見えぬものの傍ら
口笛を吹く


道は森となり
曇の花 泡の花
原めぐる川
降りつづく雨
はじまりの雨


風をくぐり
風をくぐり ....
郵便受けに
ときどきは
うれしくないこともない便りが届いている
待っていたものではないけれど

一番欲しい手紙は
決して来ない
相手はもう
亡くなって随分と久しい

もしもらえたな ....
そこに淀みがあった
みづはやはらかくしづみ
つかるゆびを光りにくるめてゐた
果実をやはらかに剥くやうに
わたしのゆびは深みをさぐる
月ははじまりから明るく
ひとの輪郭をもちあぐる
また手 ....
  僕らがコンビニと呼んでいる
  長細い直方体には
  どんなものでも揃っている
  弁当もポテトチップスも
  洗剤や電池や、ティッシュまで
  だから僕がその日
  その、冬 ....
 
 
空の重さを支えるように
家という家には屋根がある
その上をきらきらと
小魚の群れが通り過ぎて行く
人は言葉だけで幸せになれるのに
ご飯を食べないと生きていけない
今日の行事は ....
ノッテいるかい?
ロックンロール好きかい?
頭を動かし
キチガイになる

リズムに乗り
全てを忘れる。
頭が空になる。
水を浴びる。

踊る道化師
見る阿呆
ストレス発散
充 ....
全てが壊れる時
全てが産れる時
苦しい
息ができない。

優しく逞しく
雄雄しくあれ
力尽きて
痺れる

倦怠感
筋肉痛
眠気
苦痛
天は舞い降りる
地は湧き上がる

自然がいい
嵐よ吹け
木々よざわめけ
来たれ精霊よ

回れ回れ
意識がなくなるまで
全てを忘れて
毎日疲れ果てる
クルマはしんとしています

埃の匂いが湿っています

くもり空の朝

東京ではじめて運転します


なわとび

正解

かわいいな

ベランダ

吐息

かわいい ....
きょういちにちの

俺のつかれ差し出せよ

今夜もまたワインよ

いちにちのつかれ俺に差し出せよ


夜風に吐息を

ふきかけられた

もう二度と会えないひとなんて

ほ ....
外灯を見つめる

それが照らした淡いアスファルトの

気配を今にかさねている

自転車の影が消える

町がだまって現れ続けている

ひとのこころを見つめている


たぶんそう ....
かわいい鳥を囲うため
さくさく柵を
取付けて

だいじな獣を囲うため
さくさく柵を
取付けて

ときどき
強度が気になって
ときどき錆が気になって
色や模様も
気になって
 ....
制限された区域の上を

光と闇が交互に通る

言霊は幽体の如く壁を通過し

僕は幽霊の如く人を通過する

世界は満面の笑みを湛え

物音はそここで鳴っている
子どものころに左手を切った
人差し指と親指の間から掌の中央にむけて
傷口から桃色の肉が見える
手を動かすと痛い

消毒するために
ヨードチンキを垂らす
滲みて痛くて
畳の上を海苔巻きに ....
受けいれられない
部分を理解して

受けいれることが
本当の【愛】だと思う

人はみんな違って
当たり前

貴方がウサギの様に
早く走れても
亀のように
のんびりした人もいる ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
枯れ葉たち朧月111/11/15 20:42
25時のキリンレモン花形新次3*11/11/15 19:35
ただいま舞狐4*11/11/15 18:22
ホームはなもとあお711/11/15 17:45
モノリス4竜門勇気111/11/15 12:29
休憩時間番田 011/11/15 2:31
この悲しみを短角牛211/11/15 0:51
誕生小川 葉311/11/14 23:19
煙雨faik4*11/11/14 23:09
飛行機雲小川 葉111/11/14 23:05
プロト・エンペラーTAT0*11/11/14 23:03
解けた氷アヤメ011/11/14 22:56
芳香yuugao1*11/11/14 22:45
枯葉nonya20*11/11/14 22:13
名前などない凪 ちひろ311/11/14 22:00
夜めぐる水木立 悟411/11/14 21:57
立冬砂時計小池房枝411/11/14 21:48
名前のない川T.L111/11/14 21:42
堕胎草野春心14*11/11/14 21:36
今日の行事たもつ911/11/14 21:21
ロックアンドロールペポパンプ4*11/11/14 19:55
最近の暮らし4*11/11/14 19:55
天地3*11/11/14 19:55
かわいいな吉岡ペペロ411/11/14 18:49
きょういちにち211/11/14 18:48
静かな町611/11/14 18:45
柵のお手入れ千波 一也2*11/11/14 17:19
  物音yamada...211/11/14 16:47
終りから射す光殿岡秀秋711/11/14 16:42
本当の愛とはちゃんこ311/11/14 16:19

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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