だめだ
それは
もう
わたしというそんざいの
しょうめいを
しょうめいを
テトロドキシンの
そんざいを
そんざいを
にげたらこういうの
さようなら
さようなら
いらだちをかくせ ....
私の中の
鬼ジジは世界に1人
6年もの月日の中で
口をすっぱくして
くれたから
だらしない私が
成長した
特に掃除をする時は
私の中の鬼ジジが
現れるのよ
今で ....
生き物が一匹
息をしている
印刷物の新しい匂いは
いつまでも消えない
一昨日、いとこから
椅子に座っている、と
糸電話で連絡があった
いま僕は
色と形を見ている
....
抗生物質のかたまりがカテーテルの空どうを密(み)たし ゆつくりと圧(お)し はいつてくる 音のようなもの 実感めいたもの 午前3時
ペンチで爪をはがれた老ばの 叫び声をきいたような きいていない ....
大嫌いのつぎは
やっぱ大嫌いで
けして大好きにならなくて
ドラマみたいに日が暮れて
寝ようが飲もうが笑おうが
君の大好きになれるわけじゃない
だからっていって
悪いやつにもなれない
臆 ....
君と出逢った頃
デートする時は
いっつも雨だったね
だけど僕は
君にくっ付ける雨が
大好きだったよ
クリスマスが近付き
街中の夫婦、カップルも
いつもより少し
くっ付いて歩い ....
うたはひと息で
きみの
パーソナルなシールドをくぐり抜け
にくたいのホールで
まっとうな反響をくり返す
ソング
きみの奥底に眠っていたもの
ソング ....
はからずも為にならない
もので育った
少年たちは
あやうくmoralにおぼれる
ゆうぐれを逃れ
ふがいない星々をだいて
ひと知れず泣いた
夜や
夜の
毒々しい孤独が
....
女よ
ぼくが眼をとじると
きみは枯れた稲妻のようだ
だが
手をふれるとそれが
一匹の大きな白蛇だとわかる
女よ
きみを
冬に横たえる
....
朝まだき
西へ急ぐ下弦の月をくぐりぬけ
君のふるさとはあちらにあるんだよ と 飛行機が教えてくれる
冷たい水は無言で涙を隠してくれた
優しいひかり やがてみちみちて ひろがる
一人ではない
皆回りにいる
只気付かないだけ
周りを見れないだけ
苦しみを少しだけ
我慢すれば
道は開ける
楽しみは少しだけ先にある。
人を思いながら我慢する
幸せのために我 ....
自分ならではの人生
人にはまねのできない人生
独創的な方法で自分を残す
自分か生きていた証を残す
食うか食われるか
からかわれ、邪険に扱われ
脅され、すかされ
篩にかけられる
....
苦しんでいる時
助けてくれる。
泣いている時
涙を拭いてくれる。
適切なアドバイスを
与えてくれる。
苦しみの縄から
解いてくれる。
楽しいな
愉快だな
人生楽しまなくては ....
歩く。感情が、降っている気がする。誰もが、素通りしようとして濡れている。何事も、音速を超えない。感情1号線を歩く。まるで、ひとつの人生を歩くように感情2号線まで歩いてそして、感情3号線が見える頃には ....
画一化され、再構築される
夥しい思考の、洗礼
の、なか
ライフルで射られた足が
ひとつの開発をはじめる
おしゃべり、が
長くなりすぎないよう、にと
区切り、ながら
....
ことばが
うたを欲っする
ポエジーが
リズムを欲っする
その力動
具象の発現
波の流れに
まかせるちから
口ずさむのは
名状しがたい
祈りのメロディ
大丈夫
世 ....
沈む
沈む
みな
沈む
あれも
これも
どれも
それも
沈む
沈む
みな
沈む
あれも
これも
どれも
それも
みな
みな ....
雪の降る日のテーブルの上に
スペースシャトルが落ちた
私のいくつかの記憶を載せたものだ
それは言葉を発することはなく
極めて無機物的なたたずまいをして
かたまりのままのマーガリンを積むトース ....
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恋をすると
人は弱くなる
いつか失う
その日のことを思って
砂糖菓子のように
もろくなる
恋をすると
人は強くなる
この一瞬こそ ....
ゆく指に かけられた
白い泣き霧
すねを 親から離した
裸足が 蹴り 蹴り歩く
ツノから逃げて おいでなさい
こんこんとわいて おゆきなさい
通い寄り落ち ほこらの辻道
古い ....
水に映る 白いまだら
狼の家族を 追い立てる光
撒かれる水鳥の骨より白く
昼の月に背を向ける
昼の月に 背を向ける
土日に休むというのと、
平日に、
有給休暇を取って休むというのは、
やっぱり、
ぜんぜん違って、
平日の休みは、ほんとうに、
楽しい。
ひとが働いているときに、
自由に遊べるということ ....
心が痛かっただろう
どれほど痛かっただろうか
どうかその痛みが
いつの日か
拭い去られますように
どうかその痛みが
ああ どうか
あきらかなひとりを
あきらかなひとりにひもといて
明るすぎる街
誰もいない街
雨の爪
左目から背
骨から骨
痛みの無い痛みの外の
奮え 奮え
脊髄の海 ....
お昼に家に帰ると
小さな声で
ただいまを言った
黒いスカートの
ペタペタの
遠くで
おかえりの声する
廊下は冷たく
長く
知らない絵のある
知らない声の
おかえりは
うらの ....
神は遍在する
天使は余りの数の多さに堕ちるほどだ
精霊は全てのものに宿る
しかし
私は一人
この世に生を受け
肉体を持ち活動する者は
私だ
....
私は非力
微生物は生きる理由を知っていて
どうぶつたちも
かれらを食べる理由を知っている
私は非力
微生物のように
他人のために生きることもできねば
どうぶつたちのように
つながり ....
1
薔薇の棘に
誘われて秘密のところへ
行くのだ
死は疎ましいが
痛みはとくとくと滲む
何故だろう、胸もとどろく
恋も仕組みも知らない
しかし脳は準備していた
麻薬と混同と効 ....
がんばるがんばるってなにをがんばるんやろ
男に猛アタックでもしてるんやろか
うん、たぶんそやな
それいがい
あいつががんばるようなことなんて
なあんにもないはずやもん ....
銀杏が好きな女の子
黄色が好きな女の子
女の子
女の子
銀杏が好きな女の子
黄色が好きな女の子
銀杏並木は懐かしい
銀杏並木はさらさら
銀杏並木は清 ....
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