夜のインターチェンジは光の花がつらなっているように

僕の孤独にしみわたってくるし

それを限りなくかみしめてきた気がする


つれない過去など捨ててしまったほうが良いのかもしれない
 ....
嗚呼
女よ嘆くなかれ 
その身から赤い血を流すのは
女に生まれし証 
我ら愛する人の種を残すために
月の女神の洗礼を受け 
柔肌を赤く染めていく

されど男が創りし神は 
女は不浄 ....
それは哀しいまでに純情である
風の気まぐれに従って 時にはさざ波を渚に寄せていたかと思うと 風向きが変わると激烈な波浪を打ちつけたりもする

しかし その深みは静寂に満ちていて 何があっても動揺 ....
何もない部屋に立っていた

僕の目は遠くのイメージを見つめていた
いつも 一人ぼっちで

暗闇の中をどこに行くのだろう
朝もやの中で何をするのだろう

いつも 風が そばで 笑って ....
一匹の黒猫が
吹雪きの雪原を
歩いている


あの高くそびえる
杉の木の鋭い切っ先も
どんな美しい雪の結晶も
音もなく融け去ってゆく
深い泉のような
猫の黒い毛皮の中に。

 ....
あなたを思い切なくなろうとする

そう思えることが気持ちの幸福だ


ときどきみじめになるけれど

星を見つめるみたいな孤独と似て

仕方がないやと名前をつける


あなたを思 ....
彼女が話す
僕が聴く

彼女が 引き続き話す
僕が 引き続き聴く

やがてこの身体は 彼女の声でいっぱいになり
両耳から注ぎ込まれた言葉が
目から 鼻から
(口はまだ 我慢強く結ばれ ....
2人は別れる運命にある。
ハートはちぎれ
血を流している
契りは切れる

もし人生をやり直せるなら
もう一度チャンスを下さい。
全てが無駄になる
全てが言い訳になる

まだ好きなん ....
友達としか思えなくなった

君は言うけど

人の気持ちってそんなに簡単に移り変わるものなの?

あのとき言ってくれた

好きだぜ も

俺らはそんな簡単には終わらねー も
 ....
 枯れ木の路

たそがれの
枯れ木並木に
湖畔の公園

風吹きて
湖しぶき立ち
湖畔のホテル

夕闇の中
食事は進む
ok・ダブル・酒

五人テーブル
久しぶり肉と魚
 ....
  もう一人の男が
  頭上にぶらさがった紐を引く
  紐は暗闇に続いているから
  暗闇が落ちてくる
  どさりと一斉に
  砂袋から砂が溢れるように



  完璧に渇い ....
ほぼ黒に近い深緑と
天抜けに明るい西洋スクウォッシュ。

「奥ゆかしさは、秤にかけないで」

南に曲がった道先の足元では
濃淡のついた、それでも多くは
橙の南瓜を、よく見か(欠)けていた ....
琥珀という石を
手にしたことはないけれど
見つめたことがある
黄昏に凍りついた壁の向こうに
眠る葉や虫たち
 ....
もう雷鳴しか聞こえない

僕は人混みの中で父親も母親も
兄弟も忘れてしまった

誰かの煙草の火が手に触れたときだけ少し
故郷のススキのザワメキを思い出したり
している
雑踏は温かくて ....
ぼくのパジャマに
お母さんが縫い付けてくれた
背番号
ぼくの好きだった数字は

曲線と
直線のラインが
きれいだったから


お父さん
お母さん
夢の中の授業参観では
 ....
口を噤んだ鳥は
項垂れた私の真似をして笑顔を待っていた

どんな顔をすれば満足だ?

どんな顔をすれば許してくれる?

口を噤んだ鳥は
項垂れた私の真似をして笑顔を待っていた
 
やぶ【×藪】
草木や竹が生い茂っている所。

へび【蛇】
《「へみ」の音変化》有鱗目ヘビ亜目の爬虫類の総称。

やぶ-へび【×藪蛇】
《「藪をつついて蛇を出す」から》よけいなことをして、 ....
コーヒーと砂糖

砂糖とアリ

アリとキリギリス

キリギリスと青草

青草とホルスタイン

ホルスタインと青空

青空と飛行機雲

飛行機雲と夕陽

夕陽と影
 ....
正門のうちっかわで
踏まれていない雪のグラウンド
光ってる
聖域みたいだね
汚い心だって
もってる子供のくに
ああ残酷だね
なのに守られてるよな門が
閉じられてるのが安心できて
なん ....
ジョ二ィが
ディズニーランドに来たなら伝えてよ
若いのに太り過ぎと
偉く見せるためとか
威圧感出すためとか
取り巻き連中が考えるんだろうけれど
あんたのおとっつぁんも糖尿だったんだろ
気 ....
分かれ道がある

右に左に

ぼくは右に行く

ボクは左に行く

また分かれ道

おれは右に行く

オレは左に行く

また分かれ道

また

また



こ ....
そういうことだったんだ

気付くことがある


ものごとは複雑に絡み合っていて
原因があって結果がある
そしてその結果が今度は原因となって
新たな出来事を誘発する

「無間地獄」 ....
幸福とはこういうことを言うのだろう

幸福とは

幸福のようなものが

重ねられてゆくことを言うのだろう


叔父夫婦は熱心なキリスト者だった

はじめてのクリスマスの日

 ....
気泡のリズムに

揺れる髪が

果物の皮を剥くように

編み物をほどいていくように

積み重ねられた嘘を

聞こえない音を

気づかないふりで

奏でている。

本当の ....
My Favorite Things

※演奏できません。
 持っていません。
 でも凄く好きで、
 気に入っている楽器です。

David Sanborn の St. Louis B ....
淡く霞んだ冬空に白い雲が浮かんでいる
雲には自分の意思はない 
風に吹かれて動いて行くだけだ 
気楽でいいなあ

何時の間にか生まれ 何時の間にか消えて行く 
 ....
ねぇ
君はいつも
そうやって僕の道をふさぐけど

毎日一生懸命前に進もうとしてる僕の邪魔して楽しいの?

つらい思い出を振り切ろうとするたびに
それを持って僕の前にちらついて
僕を ....
困った
私はどっちを選べばいいのかな?

一つが間違っているからといって
全部間違ってる訳じゃない
 逆に
一つが正しいからといって
全部が正しい訳じゃない

困った
私はどっちを ....
荒野を〈アレチ〉と呼ぶ男に

お前は一度だけ出会ったことがある

お前はその時、黄色い帽子を被って

神々を照覧していた

怒りが静かな倦怠に変わる時

俺達の旅が始まる

 ....
昨日は夫の誕生日だった
なのに彼は出掛けて行った
気持ちを挫かれて
私は不機嫌になった

今朝、夫がドライブに行こうと誘う
久しぶりにふたりで車に乗った
森林の中、滝のある所を散策

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夜の漂流と光と孤独梅昆布茶23*11/12/27 10:04
【 聖器 】泡沫恋歌12*11/12/27 8:17
海の心たにい411/12/27 7:09
四角いどこかで番田 011/12/27 2:05
黒猫黒木一見211/12/27 1:48
星ときどきみじめ吉岡ペペロ5+11/12/27 0:38
聞き上手まーつん9*11/12/26 23:39
別れる運命ペポパンプ7*11/12/26 23:30
心変わりジュリエット211/12/26 22:54
枯れ木の路生田 稔511/12/26 22:05
もう一人の男草野春心9*11/12/26 21:40
透明カボチャyuugao2*11/12/26 21:35
『燃える琥珀』あおい満月9*11/12/26 20:53
遠雷津久井駒彦811/12/26 20:17
永久欠番はだいろ511/12/26 20:13
きっと徘徊メガネ5*11/12/26 19:24
どっこいしょ乾 加津也15*11/12/26 18:07
いちごとコーヒーSeia411/12/26 16:59
子供のくに朧月111/12/26 16:08
ジョ二ィへの言付け[group]花形新次1*11/12/26 15:30
確率的な振る舞いKとN011/12/26 14:45
通りすがりのひと恋月 ぴの32*11/12/26 14:22
クリスマスの思い出吉岡ペペロ5+11/12/26 14:01
リズムiloha111/12/26 12:36
Sax、サックス、 Saxophone……とある蛙11*11/12/26 12:35
雲になりたいたにい511/12/26 12:33
化物を秘めた化物ジュリエット111/12/26 12:11
思うこと相差 遠波7*11/12/26 10:28
yamada...111/12/26 9:56
【 夫婦の会話 】[group]泡沫恋歌14*11/12/26 9:21

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