街へ倣え、倣え、倣え       境遇的快楽だとしても
街へ倣え、倣え、倣え       世代的快楽だとしても
街へ倣え、倣え、倣え       数値的快楽だとしても
街へ倣え、倣え、倣え    ....
あらきょうも学校へいかなかったの

僕を見上げて母が言う

僕はもう、あきらめられた人間だけど

飲みかけの牛乳と自分で焼いたパンだけをいただく

ありがとうお父さん

僕の電気代 ....
ファスナーがいつも従順だと思ったら
それは思い込み もしくは 先入観みたいなもので
生地を喰うことがある
貞淑だった人妻が 
何を思ったか豹変し 
畏れをしらぬ 厄介なうえ 世にも面倒な 小 ....
なんだか知らないが
兎に角 最初の一行が出来あがる
なんだか知らないが
次の行は誰も知らない
もちろん自分も

なんだか知らないが
行と行の間には
深い深い溝がある方がいい
つまり驚 ....
              小石は沈む
              一瞬の音をたて

              ふかく
              しずかに
    ....
           十六夜の月の下、夜の庭に釣り糸をさげ
           きみと並んで話をしよう
           安い焼酎をいつものように飲みながら
            ....
多数決でなんでも決めるのは素晴らしい。


かなしいときは、

アップルパイをぼろぼろこぼしながら食べることにするのはどうだろう。


賛成、そうしよう!



反対の人はしつ ....
深夜の海で独り船に乗っていた 
やがて風は強まり、波はざわめき 
震える両手をあわせ、必死に祈った 

遠い暗闇からひかりの人が 
こちらへ、歩いてくる 
ずっと昔から私をみつめる目が 
 ....
フフフンノフン〜
ジャバジャバダバダ〜
ムチャ〜チャシソレ〜

ポケットの中から何やらハミングが聴こえてくる

携帯電話が通話中になっており

お爺さんらしき人がそれはたぶんお風呂に違 ....
中学生は残酷だ
高校生ほどのためらいもなく
小学生ほどの無邪気さもなく
言いにくいことをズバリと言う

中学生は恐ろしい
高校生よりももっと鋭敏で
小学生よりも知恵があり
とたんに嘘を ....
どこか、遠い、ある日に作られた柔らかな言語で
その柔らかさよりずっと柔らかく、けれど反響する言葉で
夕立が襲う屋根の下の静寂のように
あるいは待ちわびるスピーカーのざわめき、そのよ ....
子供にとっての問題は、大人のわがままであることだろう。きっと全ての人間には、ありのままであることが確かな感覚なのかも知れないと思っていた。 生まれぬ仔を
待望して止まないように
生まれぬ言葉の
形なき存在を想う

非存在という
存在のありかた
存在なきことは
ひとつの救いでもある

発そうとした言葉を
失いつづけ ....
{画像=120120002940.jpg}



心の触手を伸ばして


感性を解き放ち

触手を伸ばし給え

心を拡げよう

静かに静かに拡げよう

両手を拡げて感じよ ....
君の美しさを写真に収めようと思ったけど
解像度が足りなくてあきらめた

だから
心のフィルムに焼き付けたよ

一番奥の

一番深いところに


だれの目にも
触れないように
 ....
アボカドが空を飛んでいるのを見たことがある

ひゅーほーって鳴いて飛んでいる


アボカドの鳴き真似をしてみるがなかなかむずかしい

ひゅーほー 言葉にすれば簡単だが

厳密にはひゅ ....
まだ
誰一人として
踏みしめてはいない
ふわりとした新雪のままの
土手に重なって 遥か遠く
超然とした白雲が広がり
それを 微かに淡い
冬の空がつつんでいる

こがね色の午後の日差し ....
うだで めんこい だはんこき
いいふりこいて おだってる
へなまずるくて たふらんけ
みったくなしは あっぱくせぇ

そったらことで ばくるんだら
なして かまかして ごっぺがえす 
ご ....
残り火


からからに乾いてた
素足が心よりも先に走り出して
振り返るには何もかも遠すぎた
過ぎた夏の、湿った花火
火をつけたって
開くかどうかも知れない
小さな小さな恋だった

 ....
池袋東口の駅前、大通りにある銀行の隅で
彼女は倒れていた。
人通りの邪魔にならないように、体をぎゅっと建物の方に寄せながら、
しかし彼女の口からは嗚咽が漏れ聞こえてくる、はっきりと。


 ....
エースエースのジョーカーで



張れやオラ










引っくり返して




 ....
まだこのあたりにも
むかしがのこってるので
そのてをひいていく

みらいをみせたくても
みせられない
みせたくはない

しわしわのてを
こどものてということにして
むかしへつ ....
もこもこマカロニ ろにーの冒険。 耳の中からこんにちは。
耳からきのこが生えたから茸と読むのです。
僕たちはみな茸から生まれた。
茸は母親なのだ。
茸を馬鹿にしてやいないか?
だめだよ。馬鹿にしちゃー。
茸は突如として現る ....
つまんねえ、つまんねえ、つまんねえ、つまんねえ、つまんねえ、つまんねえ
腐ってる、腐ってる、腐ってる、腐ってる、腐ってる、腐ってる
病んでいる、病んでいる、病んでいる、病んでいる、病んでいる、病ん ....
在日モンゴル人の
新年会アトラクションに呼ばれ
モンゴルの愛唱歌を
日本語の歌詞に載せて歌う

馬頭琴奏者と出演したのだ

故郷の景色が浮かび
父母を
恋しく思い出せるように

 ....
そんなことを
仲間たちで話し合えるのって
素敵じゃない?

突然、話し掛けられて
私は口ごもる

  自分の下の始末が
  出来なくて
  夜中に当てられたオムツを
  時 ....
みみせんをして めをとじて
わたしのおくふかくまでいくと
わたしのこえしかきこえなくなる
わたしのせかいしかみえなくなる


のんべんだらりなわたし

せいろんをのべるわたし

 ....
花街 色街 女街
一夜の愛があればこそ
男は魅せられ
短き夢を見るために
財をはたいて客となる

その財に見向きもせぬと思わせて
春売る女は骨の髄までしゃぶろうと
手練手管の床上手
 ....
灰と水と 光と音が
道の行方を消してゆく
午後のむこうには何もない
午後のむこうには何もない


蜘蛛の巣をたばねた
冬の雨の日
むらさきと黒の目の
水たまりを見 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
街へ、倣えkomase...1*12/1/20 12:54
手の鳴るほうへ小鳥遊儚312/1/20 11:32
我が愛しき小娘(ガーリッシュ)そらの珊瑚8*12/1/20 8:33
詩論浩一2+12/1/20 5:02
沈黙石田とわ6*12/1/20 4:26
十六夜の庭5*12/1/20 4:05
多数決八男(はちお...212/1/20 3:54
ひかりの人 服部 剛6*12/1/20 2:52
ハミング爺さん灰泥軽茶8*12/1/20 2:41
中学生浩一212/1/20 2:26
相談[group]山中 烏流4*12/1/20 2:11
人間教育について番田 112/1/20 2:05
存在の秘密シホ.N612/1/20 0:37
心の触手を伸ばしてbeebee22*12/1/20 0:30
ネガティブフィルムプリクソス112/1/19 23:36
ひゅーほー八男(はちお...6+12/1/19 23:31
美しいものは流転するただのみきや12*12/1/19 23:29
さけほいど板谷みきょう3*12/1/19 23:16
残り火まみこ112/1/19 21:52
道端で泣いている人伊織2+*12/1/19 21:20
アサガオヒマワリセンリョウツバキTAT012/1/19 21:18
介護士小川 葉312/1/19 20:27
もこもこうんち2*12/1/19 16:45
ファニー212/1/19 16:43
糞食らえkomase...012/1/19 15:36
イフ・バイルラー板谷みきょう012/1/19 14:40
「ぽっくり死にたいね。」1*12/1/19 13:49
わたしだけのせかいSeia112/1/19 12:11
花街 色街 女街HAL512/1/19 11:13
煌徨木立 悟712/1/19 10:11

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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