何十年後の・・・
いや、失礼
何十億年後の話ですからね
その頃まで地球があるのかというと・・・
人類はもういないかもしれないですしね
できればいてほしいですが・・・



脈絡 ....
善人も
悪人も

名のあるひとも
名のなきひとも

誰だって
他人には察知されない

それぞれに違う重さの
悲しみを背負って生きている

その重さに耐えながら
這うかの様に
 ....
置忘れたチェロのように
湿気た香気を曳きづり
レモンの輪切りに一瞬、鮮明になる
あなたの狂気ほどの余韻
そのなかに
モーツァルトのタクトが
華奢な骨格に納められる
青白い石膏のくちびるか ....
光は色彩の中で音楽を奏で

肩を曲げながら右へと曲がった

空は自分流の音楽を雷によって

人は踊る事によって表していた・・・

全ては音楽であり詩である朝

人だけが分析を止めな ....
樹木が地下水を吸い上げる
鴉が獲物を突つく
猫が餌を舐め取る
人が飯を喰らう

あなたは朝ごはんを召し上がりましたか
私はランチを済ませました
みなさん夕ご飯ができました

家族そろ ....
やはり
マグロは天然ものにかぎるなあ
などと
食通を気取る人が言う

今時は
くるくる廻る寿司屋にも
天然ものが
マシーンで握られた
しゃりの上に鎮座している

人間こそ
全て ....
そう時間はかってにながれてゆくね

僕たちをのせて

時々思うのだけれどこの時間がとまればってね


愛を紡ぐ時間は短すぎてしりきれトンボ

なにもドラマはないままドラマはすすむのだ ....
雫の形はなんのカタチ?

淡水パールにも似ています

王妃の耳を飾ります

それとも人魚の涙でしょうか

雫のおつむは
一点で
最後に誰かとつながっていて
離れ難くて
揺れてい ....
言葉をもたないろくでなし

言葉を選ばないろくでなし

空っぽな蓮葉なそれでも愛しいろくでなし


愛は空想では操作できないのだね

僕は孤独な案山子

麦畑の風をみている

 ....
この半島には古い鉄路が通じていて機関車がときどき通る

小さなまちの路地裏には野菜くずや魚の腐った臭いが充満して

それが僕をつくっているのかもしれない


答えのない恋人に愛を告げるよ ....
・クリスチャンでない僕らは上手な祈り方を知らなかった。

日曜日になると、僕とレモンは当たりをつけた家を訪れる。金属製のドアノックを叩く。臆病な小鳥が屋根から飛び立つ。家人は不在だ。そういう決 ....
ある寒い朝雑木林を歩いていると
桃色の温もりがありそうな耳が一つ落ちていた
自分の耳じゃなかろうかと
両手でそれぞれ触ると
ぽろりぽろりと落ちてしまった

あれれこれはいかんぞとすばやく手 ....
僕はだらしない
とてもだらしない
部屋がとても汚い

僕はだらしない
とてもだらしない
時間にルーズだ

僕はだらしない
とてもだらしない
いろいろ手をだしては、すべて中途 ....
車のフロントに
5センチくらいのきずがついた
気になる
うんてんしていて
気になる
なおらない
ずっと
けっして
なおらない
これから
ずっと
なおらない
ずっと
きになる
 ....
あぁ
会いたい

君と組んだ腕
君と繋いだ手
君の肩にのせた頭

あつい
あつい…

無口な君
心のわからない君を愛したら
僕が苦しいってわかりきってたのに
どうして ....
あなたの子宮に土足で踏み入り
神の名をみだりに唱え
過ちの傷心を石もて追い打ち
胎児の青写真に勝手な名を付け
不動産の看板を立てようとする者達に

産婦人科クリニックの営業を妨害し
手術 ....
約束に目を向けるんだ

苦しみに目を向けるな

約束に目を向けるんだ

大物ぶらなくてもいい

継ぎ接ぎだらけでいい

約束に目を向けるんだ


にじみつづける

みじめ ....
たった独りの部屋でさよならと言い続けた
たった独りの部屋でそれを言い続けるには
たった独りであることを忘れなければならなかった
冷たい世界は骨を
機械のように冷やして
 ....
食べると元気になる
食べると温かくなる。
食べると沢山食べたい
沢山食べてももたれない。

作る人は疲れるけど
美味しいと言って食べてくれれば
全てが吹っ飛ぶ
嬉しくなる。

全て ....
そうだ

中学のときも

ぼくは突然友達に無視された

どこかで話し合われたのだろう

あきらかに悪いのはぼくだった

だからこういうときの

さ迷い方には慣れているはずだった ....
あめがかたにふるのは
このうちのねつをしずめるため
あめがかたにふるのは
このてをもりにかえすため
あめがかたにふるのは
のびたおもい ....
歌を歌いたいし
どんな歌い方をするかを
見てほしい

歌は聞きたくないが
どんな歌い方をするかを
見たい

歌は歌いたいが
どんな歌い方をするかは
見られたくない
雪が降りすぎて
目の前が真っ白になり
道路が見えなくなる
ホワイトアウト

言葉が突然すぎて
頭の中が真っ白になり
明日が見えなくなる
ホワイトアウト

仕草が辛すぎて
心の中が ....
これが最後って分かっていたなら
もっとマシなことが言えたのに

君はいつだってずるいんだよ
また いつもの悪ふざけみたく
後ろから おどかしてくれたらいいのに

君がいなくても
街は呼 ....
いつごろかなあ
泥遊びをしなくなったの
虫だっていつのまにか触れなくなったし

雨の日に
傘さすのやめて
長ぐつのなかびしょびしょになっても
きにならない
友だちと歩道の横にできた ....
二十歳の誕生日も近づき
お祝いに赤飯を炊いたというから
おすそ分けを貰いに寄った
買物のついでにお菓子類など買って
ちょっとお祝い気分
日曜日で車庫に車がない
ああ 遊びに行ったのね

 ....
テレビのリモコン握り締めたまま
眠りの入口行ったり来たり

独り暮らしの夜は
意外と長い
 
貴方の手を握り締めたまま
眠りの出口を行ったり来たり

二人暮らしの夜は
意外と短い
 
そのさきにあるのは
なんですか

それはどこに
ありますか

うみのむこうへ
しずんでいく

パレードが
きょうもいく
針金の先端の尖った針が
心に突き刺さって血を流す
薄い膜に覆われた半透明の未来
触れると壊れそうで怖い

漠然と広がる未来は
わたしをいつも不安にさせる

指先に沁み込んだ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
何十億年後の我々komase...0*12/1/30 12:38
昇り坂HAL112/1/30 12:22
雨、レモン、モーツァルトイリヤ812/1/30 10:39
分析yamada...212/1/30 10:21
食事たにい212/1/30 10:06
人間市場そらの珊瑚8*12/1/30 9:58
j時という船梅昆布茶512/1/30 8:49
雫のカタチそらの珊瑚4*12/1/30 8:38
ろくでなし梅昆布茶312/1/30 7:51
雨のあとの空312/1/30 6:51
レモンの花が咲くところコーリャ812/1/30 5:48
みぎみみ灰泥軽茶5*12/1/30 3:33
『だらしない』木製金属012/1/30 0:48
闘亀伝ブリガンディーネ6212/1/29 23:34
わからない君ジュリエット012/1/29 23:17
マグダラのマリア達salco3*12/1/29 23:00
約束に目を向けろ吉岡ペペロ412/1/29 22:25
アンダートーンホロウ・シカ...2*12/1/29 22:16
愛のある料理ペポパンプ7*12/1/29 21:52
あの頃吉岡ペペロ212/1/29 21:35
『あめがかたに』あおい満月7*12/1/29 21:03
カラオケミュニケーションイオン012/1/29 20:58
ホワイトアウト1*12/1/29 20:56
一人ぼっちのかくれんぼ信咲212/1/29 19:57
うずうず森未8*12/1/29 19:06
誕生する砂木17*12/1/29 19:03
独り暮らし徘徊メガネ4*12/1/29 17:29
二人暮らし1*12/1/29 17:28
パレード小川 葉412/1/29 15:50
【 針金の未来 】泡沫恋歌6*12/1/29 13:58

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