砕けるように挫けるんだ
戻らないように負けるんだ
思い出さないくらいさっぱりとさ

僕はたくさん諦めてきた
色んな事が手元で消えてった
僕は憧れていた存在になれなかった
なりたいと思 ....
かれは出てゆき
ドアーはしまった

それと同時に
わたしが
世界のすべてから
締めだされた

ドアノブを触ってくれませんか

わたしは書く
うす鼠色のペンで

ドアノブ ....
言葉はいつも存在するだけだ。
どんな狂ったことを書いていても。

時は無情…。
フランスだとか、どうでもいい。
金ばっかりが、欲しいんだ。
CDなんて、売れなくなった。

旅人なん ....
どんなキレイゴト並べても
確かに
変えられなくて
替えられなくて

苦しくて

自分を変える意味。
探して
もがいて
足掻いて

言葉の積み重なりに拒絶

それはあなた ....
君に初めて名前を呼ばれた

出会ってもう1ヶ月
だけど
照れ屋な君にとっては
名前で呼ぶのは大変なことだったのかな

嫌いだった自分の名前を
大好きになった

僕も君の名前 ....
わたしは愚者を代表して 今日
自由と愚者と風についての箴言をここに記す

自由とは
どんな法則よりも 尊く
厳粛な 掟である

死を予感させる風が吹き
枯木たちは一斉にガサガサと喋りだ ....
小刻みに刻むチョコレート
ロンサム・ジョージのために

部活をさぼってクローバーをちぎる
きみのためだよ

小学生向け科学雑誌がなくなってひさしいね
ちいさなピンホールカメラを
覚えて ....
つまらない試合だったと反省する俺を

そのまま励ますようなことはしないでくれ

悲しみに素直でいられなくなるから

考えに酔うように俺に喋りつづけないでくれ

頭でっかちには素直でいら ....
やけに暗い緑色だと思った
真ん中のひゅるりとした布の裂け目が
暗い
目の前の人間がなにごとか話し
私の体が脱臼していく
頭と首は左へねじれ
右手は直角に天をさし
右足はぶらりと行方不明
 ....
感覚は、何かがあることを教えてくれる。
それはその物が何であるのかは伝えないし、
その物にまつわる他のことを伝えてもくれない。
ただ何かがあることのみを知らせるのである。

(C.G.ユング ....
かがみをみている

じぶんのかおではなく
はいごにいる
かぞくをさがしている

タンスのしょうのうを
とりかえている

ははがひとり
うつっている
最初に
魚影がよぎる

同時に
背骨が見つかることもあるが
大抵は時間がかかる

次に
尻尾が見つかるが
順番が逆の時もある

頭はどうでも良い
後で取って付ければ良いのだ ....
  「恥の芯」


生きているのが恥ずかしい
死ねないことが恥ずかしい
しょせん価値など求めてないが
恥ばかりの道のりで
消えてしまいたくもなる

過去は去るまま
未来は白紙
 ....
苦難を越える努力が好きだ

好きだから先週末から今日にかけて

苦難がテンコ盛りになっている

俺はこんなもんじゃない

不徳の致すところなんてまっぴらだ


お陰で消えてくれる ....
新しいマンションに、
彼女が、テレビが必要だと言うから、
たぶん、テレビを買うと思う。
でも、
ぼくはあいかわらず、テレビは、
いらないと思っている。
へやに、ドラム缶がいらないのと同 ....
轟音に
おびえるばかりの私には
列車そのものの
揺れになど
考えの
およぶ筈もなく

可憐な花、
それも一輪の花、
そんな風景ばかりに
こころを砕いて
いた


眺める ....
きのこはやさいの
なかまですか

はっぱじゃないのに
なかまですか

なぜきのこを
いじめるのですか

もうしません
きのこはやさいの
なかまです
とおいくにから
てがみがきた

ちいさなおふねで
やってきた

へんじをかくのに
いっしゅうかん
かかった

みなとにいくと
もうてがみはなかった

とおいくにへ ....
車椅子に座らされて 
ポツンと窓辺の席に居た
病院の中は明るく 
居心地良さそうに思えた
眼を閉じて朦朧としている 
あなたは……
見舞いに来た
娘たちの顔も分からない
どんよりと眼を ....
今ごろ何しているのかな

きっと趣味のデジイチを首から提げて
お気に入りの被写体を求め
谷根千あたりを自転車で走り回っているのかも

そんな感じに好きなひとを想ってみる

なんか幸せな ....
昔々 男の子はちっちゃな銀の鍵を握り締めて産まれて来ました
可哀想に男の子は15歳になると家を出されるのです
旅してその鍵で開けることのできる唯ひとつの扉を見つけるために

女の子はちっちゃな ....
  白い雪が
  透明に変わるころ
  蛇口を静かにまわして
  飲みかけのビールを捨てる
  部屋を照らしている
  つけっぱなしのテレビ番組と
  灰皿に残った、ただ一本の吸殻 ....
  私があなたを好きになった日、
  私の心は赤かった
  闇夜に灯った明るい火の輪
  一頭のライオンが駆けてきて
  ひと跳びにくぐり抜けていった
  その先は草原になっていて
 ....
私はこのひろい地球の上の
とある小さな町の
しがない場末の路地裏で
息をしていた

ムルソウ あなたは一枚の澄み切った鏡のように
事件の渦中にありながら
しかも周囲をあまねく映し出す
 ....
食べる 食べる 私は食べる
鬼か 悪魔か
私は今日もヒト狩りに向かい
心を いくつもの心を
捕らえてくる

汚れたテーブルの皿に
煮込まれた心が
盛られている
様々な心は
東から上 ....
事を荒立てることが良くないことは
疾うの昔に知っていた。

(波風が立つと居づらくなる)
(昔から知ってはいるが、考えもしなかった)

自分が子供じゃないことも
俺も含めて知っていた。
 ....
わたしのありったけを


あなたに



この上なく単純で、


鮮明な色を見逃さないで。




尊敬と愛しいが合致する。


繊細だ。脆すぎる。危ないな ....
おらぁヘッドフォンの圧力で耳が痛過ぎるが
音楽の快楽は止められない泊まらない河童栄美船
なんの言霊も法事せずに、穿り出されたのは鼻毛の付いた鼻糞つまり、
未知と道が沢山詰まる所の、往生際悪いイン ....
マグダラのマリア
最愛の良人に裏切られて
いく多の男を渡り歩いた

いくつもの欲望を受け入れて
くわえ煙草で
バチンコの玉を弾きながら
鉛のような絶望と
砂地に染み込んだ一滴の血
の ....
歪んだ視界を矯正するために 頭蓋に埋葬したチタンのボルト 冬が息を潜めたら ほじくりかえして 人肌で溶解させ
かたどった指輪 焦燥のにおいがする
(着払いで送ります)

部屋にはカーテンがなか ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
くじけるんだ竜門勇気112/1/31 5:20
ドアノブはるな212/1/31 2:47
旅行は次に番田 212/1/31 1:37
月と僕のあいだ312/1/31 1:01
君の名前ジュリエット112/1/31 0:01
自由と愚者と風とただのみきや7*12/1/30 23:56
窓からふるる5*12/1/30 23:53
のらり歩こうよ吉岡ペペロ912/1/30 23:47
ひびことはずれアキヨシ112/1/30 23:03
夢のつづき (夢喰植物)乾 加津也19*12/1/30 22:03
樟脳小川 葉112/1/30 21:28
詩のおさかなnonya26*12/1/30 21:25
恥の芯  恐怖心シホ.N612/1/30 21:11
苦難が大好き吉岡ペペロ012/1/30 20:48
つれづれ草はだいろ312/1/30 20:44
貨物列車千波 一也1*12/1/30 20:42
仲間小川 葉012/1/30 20:20
手紙112/1/30 20:06
【 つれてかえって…… 】泡沫恋歌11*12/1/30 19:56
優しいひと恋月 ぴの30*12/1/30 19:09
鍵と錠たにい412/1/30 19:06
飲みかけのビール草野春心7*12/1/30 18:54
わたしのいろ7*12/1/30 18:47
「異邦人」読後浩一112/1/30 18:22
Image(冬)連within7*12/1/30 17:04
パワハラ……とある蛙8*12/1/30 15:07
生命科学212/1/30 13:37
むすめがかあちゃんにヘンシンする時の胸ドキッ☆狩心012/1/30 13:15
マグダラのマリア浩一112/1/30 12:51
疚しい関係いかりはじめ012/1/30 12:40

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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