昨夜、大好きな
彼と喧嘩した…
君と別れてからは
言葉選びに
気を付けている私
いつの日か…
「ちゃんこの言葉は
冷たい」と言われた事で君を沢山傷付けて
しまったんだなと
深 ....
この街では
何百万人もの人がいて
それぞれ違う考えと顔を持って
蠢いている
それなのに 皆
一緒に見えるのはどういうわけだろう?
・・・電車の中でふと
向かい ....
ふと、とまる
みえない
レールのうえで
きみとなら
どこにでもいけた
どこまでも
いけたはずなのに
ぼくらのきしゃが
みつからない
まだ 朝のやさしい光が
町にあふれるまでには 時間がある
薄闇の中で 白い呼気が
のろしを上げている
白いのろしは まだ街灯が灯る 細い路地を抜け
古びた木造アパートの鉄階段 ....
あたたかな 陽射しの中 眠たげな君の瞳 愛しく映る
そんな何に気ない時間 終わってほしくないと願った
出口のない深い森の中
迷う日々だけが続いてく
歩き疲れ 立ち止まったとき
差し伸ばさ ....
青い風の中 僕らは目的もないまま 歩いている
これが自由だと言い聞かせ
手に掴むものは 昨日の後悔
きらめくStarになりたい なんて
夜空に向かって呟く センチメンタル
弱虫な涙 ....
私には判らないことがある
貴方の愛が本当なのか?
ただの遊びなのか?
今まで
たくさんの出会いと恋があった
私はいつも後先考えず
恋に夢中になってしまい
自分の感情で相手を振り回し ....
小学生の頃のいきつけの内科医院は いつも
消毒薬と漢方薬の匂いがしていた
医者の奥さんが受付の奥で薬を調合していて そこでもらう薬はとても粉っぽくて
飲むと必ずむせた
待合室から小さな裏庭 ....
降り止まない雨に
舌打ちして 空を睨む
思い通りにいかないことばかり
心がざらついて
軋んだ音が鳴りだす
苛立てば
心の瘡蓋はがれていく
「いつも君を想っているから」
あなたの声が ....
うみのながさを感じていると
わたしがその手につつまれているような
不安定な安堵に満ちてくる
うみのながさを感じていると ....
裏庭に佇む気持ち
(あまり陽のささない北向きの場所)
裏窓から外を眺める気持ち
(特に心浮き立つ景色ではなく)
何かに
裏をつけてみると
どこか秘密めいた香りが漂い
私は
つい覗い ....
かっちゃん元気かな
最近メールしてないな
別れてもう2ヶ月もたつんだね
全然
そんな感じがしないや
かっちゃん大好きだったよ
毎日楽しかった
かっちゃんとメールする時間だけが ....
議事録は背景と結果の要約文。
僕にはそれが耐えられない。
不要なものを記載する。
「◯△商事の□◇氏は、そこでコーヒーを置いた」
「私は思わず口角を上げた」
だってそれこそが ....
くしゅんと
鼻を鳴らし
あなたを思い出す
ぶるるんと
太ももが
震えたような気がして
携帯電話を手にとり
あなたを思い出す
もう会うことはないだろうけれど
どこかできっと
....
それじゃあ始めます という声がして無意味がはじまる。それは声を骨組みにしてだんだんと形作られていく部屋で、うす桃色の人々が肉をつけていく。私は、あ、だめだ、ストッキングが伝線しているから生活に帰り ....
あたしばかだから
と言って
わらっていた
女の子
あたしばかだから
と言っても
泣きはしなかった
あたしばかだから
いっぱい考えるの
と言って
わらっていた
水たまり ....
君と僕の間に透明線
いつまでも消えないよ
僕は必死に消してるはず
君が引いてるの?
なんの気なしに
好きだといったら
なんの気なしに
好きだと返され
空に
青がみたされるように
しぜんと
おわってしまった
見えない路地の中を歩き回りながら、僕は、遠い街までやってきた。そこで出会う人たちの服装を脳髄に刻みつけさせられながら、ベンチで僕は、お好み焼きを食べて、自分自身の人生についてを考えあぐねていた。そ ....
なにも持っては生まれてこなかった
はずなのに
なぜなくしたとおもうんだろう
毎日なにか足りない
なにを足せばいいのかな
まわりの人すべて
すべてってなんにん?
みんなってだれとだれ? ....
黄身が男性で例えば異性にモテたいなら
しろ美がナオンで
コンケツたいしーで
....
失う/失われることについて
あるいは、
手付かずの真夜中の数え方について
「いずれにしても、
ものさしは秒針だけだよ」
と、あなたは言った
頬をすくうような風もまた、
朗らか ....
祈る
光が俺を通り過ぎていった
俺の祈りはあまりに浅くて
命をたぎらせても
感謝に沁みても
透明人間のままだった
喜びの笑み浮かべても
なんだか形だけだった
....
この間
風の噂で聞いたんだ
僕の姉さんが
巨乳でイカすって
街の男たちに評判だってことを
そりゃあ僕だって知ってるさ
時々風呂場を覗いてるしね
でも、その後に
こんなことも聞い ....
ああ、太陽よ
きみが眩しすぎて
とてもつらいのは
今日もこの世の中を闊歩して
苦しむぼくを
きみが笑っているように
見えて仕方がないからなんだよ
ぼくは掃き捨てられてゆく
運命 ....
僕は君の靴下の柄を知らないし
使ってる化粧品の会社も
朝起きて最初にすることも
目覚める時間も知らない
僕は君が使う電車の色も
半年分の定期代も
その定期を収めているケースの種類も ....
島がある
蒼い海原に
点々と島がある
島たちは他の島が遠いため
どの島も自分たちを
孤島と思い込んでいる
ほんとうは
島たちは遠い昔
みな同じ陸であったのに
それを忘れ去 ....
観覧車に乗れなかった人が
昨日から列を作って
橋の向こうまで続いている
建物や坂などが冷たい朝
フルーツは爆発する
雨上がりの帰り道
まだ少し小雨の降る中
また本降りしては…
かなわぬ!と少し…
足早に家へと向かう
そんな時…
僕の傘を…
抱えた君が…
前から走って来るのが見えた
よく見れば… ....
この胸の中
溢れてくる想いを
儚く崩れ落ちそうな想いを
君の胸にあずけて
僕は羽ばたくよ
僕にはすこし重すぎたんだ
強がらないで
君とはんぶんこ
僕に手を振って ....
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