腕時計は 貴方にとって どんな存在?
と言う 問いに
どう応えるかの 心理テスト
インパクトが有るものは
覚えてるんだ
無くてはならないモノ
無くても良いモノ
各々が 好き ....
意味がない言葉ばかりが
自分の中に 転がっている
失業したばかりの 月曜日 思い出の場所を目指した
きっと そこは あまり遠くはないところ
レンタカーを借りて 旅に出た
飛行機の 薄 ....
やさしい言葉で裏切られるくらいなら
容赦ない言葉で殴り倒されたい
強くなれない
それは醜いから
弱くなりたい
それは儚いから
生きているのは
鈍感さの証し
感じやすい奴らは
みんなもう 逝ってしまった
無垢を着た少女が
新聞のように地図を広げて
前も見ずに歩いてくる
昨日の私が車の窓を開けて
煙草の匂いを消している
大学病院の屋上で
柵越しにこちらを見ている二人
コンクリー ....
水族館の水槽を見上げていると
星々が落ちてきた
魚たちは群れとなり
あるいは一人で泳いでいる
まるでそんなことは
ないかのよう
ねえ、これが星の海だとしたら
海の下はなんて呼べばいい ....
震災から1年の3・11に復興を願い
仙台で行われた朗読会の前
主宰者の南ダイケンさんは
「これ、心ばかりですが・・・」と言い
直筆で「謝礼」と書いた
白い封筒を、僕に手渡した。
....
{ルビ白虹=はっこう}日を貫く木曜日
燕が低く飛んだ。
古井戸のような女、ひとり
蒸し暑い道路を歩いていった。
宛名のない黒服を着て
「こんにちは」
「いい天気で」
「お元気ですか?」
世の人々の関わりは
シンプルな門答で成り立っている
妻や子との会話が
日々そうであるように
その(あたりまえ ....
夜半の犬よ
おまえは 闇にまぎれて 旅を続ける
人々が 自分を演じることに 疲れ
一人 目を見開いて
静寂の闇を 探っている時
蒼い星空と黒い山脈の境界から にじみ出すように
....
三つのものを持っていて
そのうちふたつは重たいもの
のこりのひとつは
夢
いろいろな進化を辿って
いつの間にか変わり果ててしまって
いちばんの星にはなれなかった ....
鳥は鳴く
誰も聞いていなくても
鳥は鳴く
木々の梢から
光あふれる 林冠の隙間から
まぶたの裏側に赤く滲む
陽光の温もり
鼻をくすぐる 芝草の匂い
シャツの下で身じろぐ 数匹の ....
冷蔵庫の中に
悲しい思い出をしまう
それを新鮮なまま
また手に取って 眺めるために
指先で掬って 口に運ぶために
人の経験の総ては
無意識の内に求めたものだと
語る言葉があった
恐 ....
ただ
胸が痛んだ
ただ
涙が零れた
すべてを拒絶される
なんて
考えたこともなかったけど
こんなに苦しいことなんだね
こんなにも胸が痛むんだね
つらくて
....
「太陽に向かって手を伸ばした」
立ち尽くしてる
長い間
胸の奥に埋まってて
時々痛い
....
赤い皮を剥いで染料をとる着物
地獄は怖いかとたずねてくる老婆
風車の駅の錆びた蝦蟇
割れたレコード
心配そうな顔
わたしはもう3回目の生まれ変わりなんだよ
死んでも現世は続いているんだ ....
必死に考えても、
結論なんてものはある程度決まっている
それは無力であり、重力でもある
こんにちは
そうやって
どうやっても人は生きていく
誰だって上手く笑ったり泣いたり出 ....
{画像=120317205808.jpg}
野に集えよ
きんぽうげ
小さき
いつつの
花弁ゆらし
....
バルセロナで象を拾う
春が来ると
いつも何かを諦める
諦めたくない何かのために
火薬庫の前で
遅いランチをとった
水道を行く黒船を見て
覚えたてのように笑う
迷子のような顔をして
歩いているおっさん
優しいひとがいる店へ
とんぼりゆくんだね
あれがとうさんなら
ちょっと許せるわ
あんなひといっぱいいるから
一緒にかえりたい
とうさん ....
かしこい子はすばらしいと
うたうおとなたちの心理を
わたしはすりつぶして粉に
したところにたまごを入れ
ホットケーキを作りました。
とても、あまそうな山です
つぶしてみたってなにも、
仕 ....
夢を 掴むまで
どの位 歩いたら 良いんだろう
弱い 私は
大きな 夢を 描いて
空を 見上げた
遠くまで 歩かなくっても良いんだよね って
気付ける日々の中で
穏やかに ....
一番星みつけた
紅の空の端っこを
指さして
嬉々としていた
あの頃の僕は
何処に行ってしまったんだろう
一番星みつけた
あの時、空の端っこで
輝いていたあの星は
今も輝いているん ....
心のある場所をさがす
頭じゃなさそう
顔じゃなさそう
体でもなさそう
でも体の外にもいない
どこだろ
頭の上かな
みえないから わからない
言葉にもいない
どこなの どこなの ....
月もないのに
雪山の稜線がはっきり見えてる
まるで、朝帰りを見とがめるオヤジのようで
とてもバツが悪い
日の出にはまだ間があるのに
お茶を入れるガスの火がいくつも揺れてる
ここは日本有数の ....
雑種の黒い犬を飼っていた
足と耳のさきっぽが白い犬
散歩もご飯の世話もブラッシングもわたしがしてた
学校から帰ると
尻尾をふってぴょんぴょん飛びついてきて
ハッハ言いながらどこまでもつい ....
静けさが残り
(何故か見上げれば
見下ろしている)
さまよいながら求めるもの
宇宙を識るのとおなじくらい 「
人間を知るのはむずかしい 」
(意味に手をあわせ
ただ) ....
登校中の女の子と男の子が
道路を横切ろうとしている
飛び出しに供えて ブレーキに足をかける
春の陽射しの中 防寒着の子達は
車道の前に立ち止まり
急に 女の子がしゃがみこんだ
その手に ....
森の生き物クレオパトラ。
誰もがそれに名付けられることを恐れている。
ポテトだった男はじゃがいもにまみれて死んだ――これは時代錯誤である。
ぼくの半分は優しさでできてるから、ぼくはバファリン。名 ....
君の大好きな彼と
もう仲直りできたかな…
言葉って難しいから
気持ちを伝えるって
大変だよね
背中を押されたいのか
引き止めて欲しいのか
相手の気持ちに
どう気付けるかなんて
....
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