市街地の道路の隅に 
転がる猫の死体
それに群がる鴉たち 
餌に有りつけたとばかりに
黒い嘴でひき裂き 
死体をむさぼり喰らう

死肉は鴉の胃の腑で 
甘美な果実に変わる
狡猾 ....
あの日アリスが時計ウサギに出会わなかったら?
夢の始まりはいつも最高の偶然に広がる

賢い帽子屋
笑わない猫
うなだれたままのトランプ

ハンプティダンプティはゆで卵だった
夢であると ....
荒ぶる風が窓の外の去年の枯葉を叩き、時化の音がする午前だ、一度眠ったものの起き出して、雛のような言葉を吐き出してしまう必要を感じた、ほんのつい数分前のことだ―こんな夜にはもう絶対に .... はじめまして。クイーンサラダです。
女王ですよ。クイーン言われてます。

護衛はいません。屈強な女王ですし。
ジャングル生まれ、サラダバー育ち。
すごいですよ。それはもう。マジで。
トング ....
「現代医学的見地に立てば、悟りをひらくというのは、いわゆる統合失調症をはじめとした精神病の状態であると言われております。ですから、僕は、イヤイヤ、この主語はおかしいですね…笑ってしまいますね……、彼は .... わたしの現実が
白いてぶくろをはめた
ほそい指先によって
整えられてゆく
うつくしく
うつくしく
(シンプルに)
うつくしく
整えられてゆく!

今日もまた
こうしている瞬間でさ ....
重力に逆らって
垂れ下がるオレンジの果肉
そのあまさを
おまえは知らない

震える花びらの下で
そっと亡びてゆく虫けらども
そのみにくさを
おまえは知らない
あの日
お辞儀をした
それも深々と

本当は膝をつき
土下座すらしたかった

あの日
潰してしまい
誰もいなくなった
空っぽの事務所に
お辞儀しかできなかった私

帰る家を失 ....
「またあとで」 明日まで
楽しみは 取っておくよ
明日には 明日の日が
素知らぬ顔で 戸惑い招く
楽しかったのは 今ここにいて気づく 今の事しかないんだよ

考えれば いくつも後悔するほど ....
戦い終えた 親愛なるR
苦しみは もう売りさばいて ブラックホールの中に消え

二度と帰って来ない

    それでいいのさ

戦い終えた 親愛なる 戦士R
真剣を交える 言葉の投げあ ....
素敵なノートをえらんでひらいて
ひらいてく夜にコトバをひろってつむいでなんにもない
なんにもないデスクは素敵さ
素足が似合う女の子みたいに素敵さ
あふれるEメールが
雲の上のちっぽ ....
ねぇ、
聴こえてる?


ソコから
ココまで
どのくらい?


ねぇ、
聴いてくれる?


アノ日も
今日も
同じイチニチで

コチコチ
こちこち
す ....
水槽で飼ってる
       恋人の心臓に
銀の矢を
     砕いてあげてる
わたし、
      の肩越しにみえる
暗く蒼い
       月が、

にやにやにやと  わらって
 ....
 
 
学齢期をむかえた父が
レジに並ぶ
帳面と鉛筆を買ったのに
店を出ないで俯いている
帰る場所がわからないらしい
どこから来たの、と聞くと
わからない、とだけ答える
やがて見かね ....
執着だと笑えばいい 

全てを失っても手に入れたいものなどない奴らは 

果てなく続く夜さえ一瞬にして輝かせる星を 

唯一無二の太陽さえ一瞬にして消え去る闇を 

君が俺の隣に存在す ....
今更なことを

ぼくらはやってゆこう

自我は時間だ

自我を減らせば

時間も変わる

今更なことを

ぼくらはやってゆこう


愛されなくてもいいじゃないか

愛 ....
たわい無い事を考えながら

月を見てた



綺麗でね




泣きたい気がしたけど

すぐに乾いてしまうから





うーん・・



 ....
色の持つ イメージは
人に寄って 違うから
自分に 酔って しまえば 情熱の赤も
恋に落ちてしまえば さも有りなむ

痛みに 震えてしまえば 
悲しみ色に 変わるから

斬新なアイディ ....
あなたお願いよ
回送電車に乗せてって
家出少女だと
偽ってもいい
あなたは
車掌なんです

小田急に乗るのが怖くなる
潰されて圧死してしまいそうで
女子高生ではないけれど
別にいい ....
正義は正義の邦から来る

勝つ結末に途中何度も負ける運命を背負い
追い風の助けを狩り
刃むき出しに太陽と繋がる笑みを魅せる

正義は正義の邦のやり方しか知らない

我流通じず
現状に ....
いっぱい
いっぱい愛してるのに

君だって
わかってるはずなのに

なんでだろう
いつも
僕の頬には
しょっぱい涙が流れるんだよ


あの人は
君の存在を知ってるのに ....
春は来るのだろうか
3月も末になるというのに
天気予報に雪だるまのマーク
しかも まるまる大きな雪だるま

ごうをにやした農夫は
苗を育てるハウスを建てる場所の雪を
除雪機で吹き飛ばした ....
海にでる  列車は
これでさいごだよ
指をさす老婆の皮膚は
ひびわれて

海へ
願った
最初のことばだけを
かばんにつめて

ふるえていた
かきかえられた地図と
 ....
特殊なことは何一つできない。

でも、出来ることはやろう。

当たり前にやろう。

呼吸して吐いて、太陽の光浴びて、雨に濡れて、

あまり不摂生しないで、親に尊厳を感じて、
 ....
あきらめられないから
人は言い訳をする
雨の中の花
黙って濡れている

前へ進めないから
立ち止まっている
植えられた花
黙って濡れている

私の命
花びらは
散るも 咲くも
 ....
何が足りないかって?
そんな野暮なこと聞くんじゃないよ
満たされたいのかい?
そんな未熟なこと聞くんじゃないよ
生きている意味を知りたいって?
そうして考えていることが生きてるってことよ
 ....
とうきびをかじる
ささやかな甘さが
舌をとらえて
愛撫する
脳神経へと伝わって
それは幸せな記憶になり
藍のリボンがかけられる
目印、として

シナプスは電気信号をおくる
わたしは ....
ぼくは馬鹿だ

みんなかしこだ

夜8時に空を見る

北西にふたつ

星が列んでる

強い光と弱い光だ

ふたつは他人だ

でもひとつだ
「こわれた護岸をなおしています」
私にはたしかにそう聞こえる。その男は画家だったので、「こわれたゴーガンをなおしています」だったのかもしれない。アトリエには花瓶にいけられたカサブランカがあった。「ひ ....
詩を 書いていた
本当だった
目の前に 広がっていた
ちぐはぐな思いが
とぎれとぎれの
草むらの向こうに見えた それは
私自身の 感覚なのだった 
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
【 鴉 — crow — 】泡沫恋歌8*12/3/24 7:15
アリス永乃ゆち1*12/3/24 5:06
ミッドナイト・プラス……?ホロウ・シカ...1*12/3/24 3:50
サラダの女王現る現るブルース瀬戸...4*12/3/24 3:22
弁解(自殺幇助にかんする覚書)青土よし3*12/3/24 1:54
復讐(自殺幇助にかんする覚書)1*12/3/24 1:18
まことに信じがたいイメージ212/3/24 1:10
お辞儀HAL5+*12/3/24 0:58
今日の事加藤112/3/23 23:45
親愛なる R朝焼彩茜色2*12/3/23 23:33
ぼくたちはズレてるフミタケ312/3/23 23:12
ナミダ ノ アリカSa;312/3/23 21:42
暗く蒼い月/DarK bLuE mOoN高原漣112/3/23 21:24
age30たもつ1012/3/23 21:18
One文字綴り屋 ...1*12/3/23 21:00
今更をやってゆこう吉岡ペペロ3*12/3/23 21:00
うーん8*12/3/23 20:48
赤き液体藤鈴呼2*12/3/23 19:46
ロマンスカー[group]花形新次212/3/23 19:11
正義の背中をおす朝焼彩茜色2*12/3/23 18:21
辛い?甘い?ジュリエット112/3/23 18:07
くれる しろ あかく砂木12*12/3/23 17:55
海へはるな712/3/23 17:26
凡人田園4*12/3/23 14:40
命の花朧月3+12/3/23 12:25
乾き小川麻由美1*12/3/23 11:45
Sugar waterそらの珊瑚9*12/3/23 9:36
ぼくは馬鹿だ吉岡ペペロ6*12/3/23 2:28
こわれた護岸をなおしています木屋 亞万3+*12/3/23 2:08
乗り継ぎ番田 312/3/23 2:03

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