自分さえも気付かない、小さな小さな不安
それを誤魔化す様に、食べる食べる食べる…
腹は膨らみ、もう何も入らない
「人間て、性欲と食欲を近い所で感じるんだって」
ああ、だから下に ....
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くそったれ と みそっかす
人生の不合理にコトバをあげよう
こんにちは Mr.鼻くそ野郎
そして人生の幸せに涙をあげよう ....
画廊喫茶ラバン・アジルに
人生の四季を旅してきた詩人は集い
Jazzの流れる店内は
セピア色の電球に照らされ
白髪の詩人達は
在りし日の詩人の魂と
いくつもの思い出を語らい ....
誰かが自分に投げた棘を
この両手でつつめるだろうか?
私は弱いので
すぐ相手に投げ返してしまう
後から思えば
それは些細なことであり
体を少し斜めにすれば
宙に消え ....
あの人は私をへんという
きっと、いつかのかえりみち、頭のねじが外れてしまったんだね と
まじめなひょうじょうでいいきってしまう
拾い忘れたつもりはないのに
どこにいっても なじめないのは
そ ....
{引用=パラダイス通信}
{ルビ恵原=えばら}市{ルビ肋=あばら}町 字小原
{ルビ茨道=いばらみち}商店街にある
モヒカン鮨
通の客にヒモ各種取り揃え
内装はウエスタン
外道上等
....
梅は別に
桜が咲こうと
散らされようと
また
咲くかどうかの瀬戸際であろうと
咲くのだろう
私は
善と悪とにゆれている
川面が
風を受け流してふるえてる
なぜ
私たちはゆ ....
いつも表情を崩さない
お利口な君のこと
そりゃあ嫌いじゃないけれど
中身をちょっと覗いてみたくて
一刀両断!
スパッとやらせていただきました
中ら出たのは意外や意外
小粋なドレ ....
せせらぎを枕に
口づけと抱こうか?
いっそ貴方と死のうか?
そっと抱き寄せ
愛してるよと囁く
風に吹かれ
タンポポのように
フラフラ飛んでいき
今宵夢を抱こう
マッチで悪戯し ....
ハロー、ハロー
そちらは元気ですか
私はといえば
ひりひりと喉に張り付く甘い痛みが
まだ 消えません
最後の一言を言わずに
ただたゆたっていたのは
まだどこかで通じ合っている ....
可変ピッチで三翅の精神が二重反転する(すなわち、六翅)
外殻を想定せよ。飴色の塗料をまとって……虹のように。
透明な繭につつまれたまま
風を孕め。霧をつかめ。霞をくらえ。
スタ ....
スカトロ・フェアに行くのですか
そんな展示会があるのですか
へえ、東京ビッグサイトでやるのですか
世界中のスカトロマニアが結集するのですね
そのマニアたちは覚えているでしょうか
彼女が私の一 ....
私と同じ眼をした明かりが
灰色の空を照らしていた
誰もがそこに立って諦める場所で
タンゴのリズムを踊った
同じ眼をした種族が
現れては消える
幻視
右のまぶたが痙攣して
彼らの信号 ....
綺麗事でも絵空事であっても
大きな欺瞞かも知れなくとも
この世界に血が一滴も流れず
銃弾一発も発射されないなら
少なくとも平和は悪ではない
しかし もしX'mas ....
赤
紫
金
白
風にふかれて俺は
君のたいせつなかなしみを踏みつぶす
雨がふる
虹が崩壊する
目をあける
目をとじる
心をこめて俺を愛する
それが君の答え
子を産み ....
「花の散るらむ」
桜の花が
散りにけり
桜の花が
ぐいのみに
天女の舞を
見ているようで
酔った気分を
味わう。
桜の花は
散りにけり
私の花も
散りにけり
丹精米たから
美しいのでは無く
泣きながら 味わうから
塩っ辛くなる
舐めた舌が 何枚あっても
構わないよ
一番上ダケ
丁寧に 剥がすから
ペイントされたのは
今日の ....
コンクリートの上で
小ぶりの卵が朝露に輝いていた
トンネルを抜けた役者たちは
そのまま川沿いを進んだ
数メートル手前まで来ている、
あれはたぶん桜前線
ほんの少し音がするね ....
ちんこ概況
平成24年4月3日10時46分 横ちんこ地方ちんこ台発表
ちんこ県では、3日ちんこ過ぎから3日夜のちんこはじめ頃まで
暴風ちんこにちんこ警戒してちんこ下さい。西ちんこ部では3日 ....
「弱さ」より強いものはない
わたしは弱さに完全に打ち勝った人を見たことがない
みんながどこかで涙を流している
今も
どこかで
「弱さ」という名の最強の敵
弱いのは名 ....
俺の名は人間DOG 俺の名はドリル花
オッサンの頭と雌犬の身体を持つ 螺旋根を持つ鋼鉄製向日葵
この間 一応
初めて生理になった ....
琉球王国では
そろそろ初夏を迎える
日本人のくすぐる様な桜はない
しかし、空は人に近い
空は腰を低く
瞬きすればするほどの、こゆいこゆい
....
台風並みに発達した腹痛の影響で
JR横須賀線の車内トイレは
うんこ乱れる可能性があります
これはいよいよ
うんこちゃんコウンチハとなる前に
早めに降りて駅のトイレに駆け込むなり
駅のト ....
作戦開始
桜咲く夜
街のカオスすれ違う殺気
「天化。」六秒間のカクセイ
薫る風(ザナドゥーでは月の催眠術。未来の都市。)
桜降る世
叫び散らした多数の外傷
友情と云うカクセイ ....
君は白く透明な手で
温かに僕を抱いた
僕は死にゆく一箇の個体だった
君の魂はそれを知っていた
君の微笑は女神のそれだった
僕はその中に月を見ていた
君は柔らかに僕の首を絞め
僕は刹那に君 ....
「浮遊感をどーぞ。」
少年
少年
過ぎた期間の
少年、
日常生活
ニチジョウセイカツ
過ぎた期間の、
少年の、
完璧主義者に成り損ねて
十八になってしまった少年像、
過ぎた期 ....
ただそこに在る日常がいとおしく想える
夜明けが来ればおはようを
喧嘩をすればごめんねと伝える
わたしの幸せは傍にいるひとの笑顔だった
お日さまのあたたかさや
食事をすると ....
しあわせ色に塗ろうとしたら
青い染料にどぼんとつけてしまって
一面が真っ青だ!
空に透かしてもやっぱり青い
太陽透かしてもやっぱり青い
マントにして空を飛ぼう
もう青はぼくの味 ....
世界は 誰かの輪郭なんだと 僕は思う
僕の世界は 僕の
見た
聞いた
触れた
限りの世界で
それは世界のほんの一部でしかないけれど
僕にとっては それが世界の全てで
言いかえる ....
屋根の上に寝そべって
星空宛に 音楽を流していた
8月の夜だ
外灯で催される カブトムシの集会
縁側の鼻歌は 風鈴のしわざで
首筋にぶつかる風の粒子は
いつまでも柔らかい気がした
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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