夕べの膝が
階段を降り
蚊の群れのような「か」の文字を
楔の如く浮かばせている


どこまでも魚は魚なのか
死ぬまで泳がねばならないか
水と水以外との語らいを
宇 ....
青層の灯明を眺めながら
ゆっくりと煙を吐く
海が近いので潮騒が響いている
懐かしいと、ゆったりとした気持ちでくつろいでいる
すべての命が沈んでいく
夜のあいだにまぎれていく
鳥の鳴き声が控 ....





嘲笑
騙す

試す

無視
暴力

取立て
この世の終わりに
思うこと
人を愛する事は
人を大切にすること

優しさ
笑顔
生きる事
苦しむ事

互いの幸せ
天国への階段
謙虚
感謝
穏やかな日常が
美しく思えるのは
嫉妬や、ねたみや
細かな不安の襲来と
絶え間なく
闘っているからかもしれません

ほかの
みんなはどんなふうに
生きているのだろう
何を心に
抱 ....
うつくしいものには
ことばがない

こえもない

しんだひとみたいに
なにもいわない

さくらの
はながさいた
いつも寝ている

夢の中
春の日溜まりに
聞こえる
母猫の
まるい呼び声
瞳いっぱいに
映り込む
セカイ
ココはどこだ


ココはどこだ


ココが夢にまで見た場所なのか


イヤ

イヤ

違う

ココじゃない


眠ってしまったからなのか

泣いて泣いて

 ....
好き
嫌い嫌い嫌い


嫌いになれないくらいに
あなたが好きだから

やっぱりすごく嫌い


なんだか癪にさわる



もっと全力で
私を好きになってほしいから

鏡 ....
まず魂のくせを矯正します
今世のくせも後で清算する予定ですが...
とりあえずお世話になった想いの数々に手土産のひとつももたせて
さっと湯通しをします

その際肩をおもみしても構いません
 ....
とてつもなく大きな空の間を
できるかぎり大きな愛を以て
苦しみながら
かけぬけよう

きれいなうたが
きれいな風にのって
なにものでもない人間の
こころを
くすぐったりして

 ....
死ぬ間際の鳥は
自分の翼をハサミで
切りはじめた
もう飛べないように

だれとも会わない
だれとも話さない
だれとも交わらない
だれとも遊ばない

毎日機を織る
着物を作る
飲 ....
見慣れる
聞きなれる
無感動

読み慣れる
人に飽きる
無感動

世界を倦んでみる

これからは
いつまでも
そういう風に
生きていく

竹の皮に
包まれた
人生に
 ....
奥へ奥へ
枝の洞に
鳥のかたちの灯が燈り
迷いの声で話しはじめる


強すぎる光が
目に残すしるし
指が指を
抱き寄せるしぐさ


夕陽を知らない川を
流 ....
かすみゆく


昭和という名の喫茶店
中には常連のサラリーマンと
マスターらしき初老の男
私はなぜか吸い寄せられるようにその喫茶店に入ってきたわけだが
本棚に詰まってる室生犀星 ....
何がしたいんだろう
自分でもわからない

塞がりかけた傷口を
また掻きむしって
涙を流す

誰の同情を欲しがってるの
嫌なことならさっさと忘れてしまえばいいよ

どこかでわ ....
砂漠の砂が風にまかれて
境界線を越えていく
海に捨てられたゴミが
国境を越えていく
静かに一歩も動くまいとしても
境界線を越えていく
誰にも気付かれまいと身を隠しても
境界線を越えていく ....
夢でもし会えたら
とても素敵なことで、
そのために眠りに落ちるのも悪くない

昼間に会ったところで
思いのままにはならないし
一緒の気持ちになるにはとても時がかかる


春にあなたに ....
客観的なまなざしで見つめてくる
霧に日があたり 乾燥を加えた
チューブから煙を立ち上げ

 瞳の笑わない中に 安心感を示し
   まなざしを 浴びせてくる 客観的に


 同性の皮膚が ....
空を見上げる君は
とても無防備だ
尖った顎先から
なだらかなカーヴを描いて
道が現れる
これから
戦いに出向くにしては
哀しいくらいに
無防備だ
それは
最後まで手放なせずにいた
 ....
なんでそんなのえらんでるの
だってこれしかなかったから
それおとこがのるやつじゃん
だってこれしかなかったから
あしたにあたらしいのくるよ
しってるけどはやくでたいの
あとでこうかいすると ....
目の前を紋白蝶がとぶ
春の風に負けそうで
それでも戦いながら


桜はもう、ハザクラにかわりました

あなたは言った

知っている

だから、もうすぐ雨がくるんだ


 ....
好きな人がいる
ワイヤーロープの綱渡りは、お前のイメージで
厳しさがあるからこそやわらかなヒーリング
お前がどんな道を選ぼうと、俺には口を出せない
遠くへ行かないでくれ
何を望むの
好きな ....
プラスチック製の彼女の柔毛
を食べたかった
頭蓋骨のじんじんをあなたへ伝えるはず
の二秒を求めた
プラスチック製の彼女のじんじんは
酸素のかわりに酸を歓待するスイッチを押してほしがった
乳 ....
書いた詩を全て捨てた
インクと紙の無駄だったと気づかされた
春の日の真昼だった
そして 僕はどこに行くのだろう
書いた詩は全て無駄だったのだという
自由だけが 約束されている
ひとが
きもちわるい
この世が最初から
きもちわるさの総体だったみたい

曇り空
僕が僕であることに理由はない
ただ
誰かが暇つぶしに書いた
歴史があるだけだ
詩とはなんだったか ....
ある日からぼくは命が呟くのを
耳ではなく心で直接聴ける様になった

命は言う ぼくが挫けるときに
誰だっても転けも挫けもするが
まだまだ俺もお前も大丈夫だからなと

命は言う ぼくが愚か ....
過ちをおかしてはまたその繰り返し


悔い改めるよ、そのときは


なぜ何度となく続くのだろう


暇人かってぐらい


気づくとつい涙して


お気に入りの居場所探して ....
うとうとしながらうったメールは
夢の中のわたしに届く

夢の中のわたしは自信に満ち溢れ
非の打ち所がない

夢の中のわたしはとてももどかしそうに
寝ているわたしにメールを返す

目覚 ....
会いにいけば会える人に
会わないまま人生は終わる

会いたいのに

どうしてそんなことに
なるんだろう


家に帰ると
種をとる用に買っておいた
300円のトマトを
流しの前で ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ノート(なのほし)[group]木立 悟112/4/25 22:52
静かな青黒髪4*12/4/25 22:47
悪魔ペポパンプ3*12/4/25 21:50
集大成2*12/4/25 21:50
おひるごはんを食べながらうめバア612/4/25 21:49
開花小川 葉212/4/25 21:34
眠り猫フクスケ312/4/25 21:24
WAY文字綴り屋 ...1*12/4/25 21:15
お馬鹿さん舞狐512/4/25 20:58
魂の浄化のレシピ梅昆布茶1912/4/25 20:24
愛そのものシホ.N2*12/4/25 20:03
機織りペポパンプ5*12/4/25 18:43
竹の花和田カマリ1*12/4/25 17:30
冬と行方木立 悟412/4/25 17:13
かすみゆく田園7*12/4/25 17:08
かさぶたジュリエット012/4/25 16:31
越境の果てにterada...112/4/25 16:01
「夢で逢えたら」を歌いながら……とある蛙4*12/4/25 14:59
性のまなざし朝焼彩茜色5*12/4/25 11:01
希望そらの珊瑚1012/4/25 9:06
わたしがうまれるすこしまえSeia512/4/25 7:53
紋白412/4/25 7:50
自己満足黒髪0*12/4/25 5:46
No more less than(酸を歓待するための二秒)鈴木妙312/4/25 3:19
庭を見つめながら番田 212/4/25 2:40
逆流めー412/4/25 1:43
命の呟きHAL12*12/4/25 1:23
繰り返し012/4/25 0:42
アドバイスここ312/4/25 0:38
40人くらいにmizuno...512/4/25 0:32

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