えいごもさんすうもできなくてごめんね、
きみをあいすことはできるかなあ?こんなぼくでも、
。
だってがっこうではおしえないんだって、
せんせいがいってた。
がっこうでおしえないことは ....
六大学は
とっくの昔に
学生ロケット打ち上げちゃってて
何を今更
と
大学側からは
びた一文出ない
おまけにその大学のロケット同好会は
文科系の
ロマン派中心 ....
心がからっぽになった気がして
あわててひっくりかえしてみた
ぱらぱらこぼれた今日から
太陽の匂いがした
少しすくって空にぬった
明日が生えてきますようにと
おほしさまの間に
しず ....
夕焼けが染み込んで
焼き魚が はためいている
こんがりと 空の匂いを漂わせ
塩のような星粒が いい塩梅に
そんな屋根より高い鯉のぼりや
ベランダにかわいくなびく鯉のぼり
....
クローン ウーロン クーロン杯
盃 抱え 飲み干せば
龍の 頭の 味がする
エキス 吸い上げ 九つの
カラス 跳ぶ刻 見上げれば
嗚呼 永劫の 幸せの
色に 染まりて 耀いて生 ....
野良猫が生垣から顔を出して
じっとこっちを見ている
/かけとび
あやとび/
/ステップとび
去年はできなくて癇癪を起していた
ふふふ、まあ頑張れよコワッパ と思った ....
人はみんな死んでゆく
美人もブスも
天才も凡才も
そうして人の為した事だけが
後に残る
あの美しく散った流星の光が
目の中にだけ残るように
二死満塁のピンチだった
ぼくが第一球を投げると
キャッチャーは既に不在だった
家を継ぐために
故郷に帰ったのだ
走者はホームに生還した
その間にバッターは
甲状腺の病気が ....
ぼくたちはことばの国のたびびと
遥かな源流から
ひとひらの花びらが流れてきてそれは
あらたななまえを与えられて言葉となる
ぼくたちは森を抜け荒れ野を辿り
大地から漏れ出た溶岩流に閉じ込め ....
理解しているなんて言わないよ
わかってるふりもしないよ
時々君の心の奥をそっと覗いてみたい気持ちになるけれど
でもきっとそれじゃだめなんだよね
君が僕に伝えてくれる言葉で君を信じてあげ ....
傷跡が愛おしいのです
だと言うのに 僕はそれを隠している
醜いから恥ずかしいのです
しかし 生きていることのどこが
醜くないと言えるのでしょうか
泣けなかった昨日も
....
硬い言葉はとんとわかりません
あたしがふにゃリと笑うと
ふざけてると叱られる
人はことばに操られ言葉に縛られる
自由が奔放にきりかわる
社会人なのだから
あだしが。 ....
青い空を泳ぐ
五月の空を
晴れた日に
ひとりぼっちの綱渡りをやめて
心をあずける
頭上に広がる空間に思いを馳せた時
幸せが僕を見つける
わたしはイヤホンから流れるノイズだと思っていた。
わたしは息を深く吸って
眠ってしまわないように
勢い良く吐き出して
むらさきの煙になる
わたしはイヤホンから流れるノイズを聞 ....
他者の背中を見るように
自分の背中を見ることはできない
他者の背中を見送るように
自分の背中も見送られ
雨あがり
洗濯したばかりの
地球の匂いに包まれる午後
無風、時々背中
....
与えて 与えて
心の一部を 差し出す
与えて 与えて
失いながら それ以上に得る
与えた分だけ
別れは深まる
失望に沈む
それでもまた 与え続けて
そういう生き方
厳しい痛苦や
吐きそうな辛酸に
鍛えられることのない
希望や愛や幸福や平和は
単なる綺麗事に過ぎない
こころ ひたひたと水に浸かって
浮かんでこない
ぎりぎりの水深は
息をするだけで精一杯
酸欠の頭で見た人は
悲しさの中に喜びを求めているようで
こころ そっと沈んでいって
光の刺さな ....
雨を呼ぶ雲が
もうすぐそこに来ている
{引用=(信じられるかい?
あの雲の上はいつだって晴れてるんだぜ)}
360°の道しるべ
林檎の木はもうなくなっていて
代わりにそこに ....
死んじまったよ、おれは
庭から聞こえる
虫の鳴き声
午後三時過ぎの
何とも言えない
静けさがいい
あなたの特上の幸せを想う
そんな試験を毎日二万回する
ため息や胸痛がさいきん
一回だけになったんだよ
そしてちょっぴり悔しそうに
微笑めるようになったんだ
あな ....
ぬるい春の夜
アスファルトの上に
花が降っている
葬儀屋の看板が
ほんの少し口角をあげる
目に見えぬ桃色の貝が
ひそかに息を吸い ....
悩み事は世に連れ人に連れ
それでも似たようなものがいつの世も
遠くに見える北極星が
たかが街灯の光量で消えるように
人は微弱な圧力で明日を見失う
せめてあなたの愛とやら
....
憎しみが
孤独の中で 渦巻く
寄り道を 忘れた
乳白色の世界を
陽も落ちかけた 誰もいなくなった公園の
ユラユラ揺れるブランコと
置いてけぼりの砂の城
鬼さんこちら 手のなる方へ
鬼さんこちら 手のなる方へ
ひとりぼっちの影ふみ遊び
追 ....
雨の日って好きなのよね
だって何もしなくったって許してもらえるじゃない
こんなに眠くて仕方がないのだって
こんなに憂鬱でたまらないのだって
みんなみんな この雨のせいに出来るじゃない
....
傷を隠したような
雨の後の夜空
走り去ったバスと
針のように深く
胸を突き抜けた言葉
傘を閉じた人たちの
話声は弾んで
バス停に残された
僕はいつまでも ....
空の頬が膨らんだ
精一杯の口笛が耳をくぐる
寂しさを覆うと
僕は孤独になる
海のおでこは臭い
優しく撫でてみると指先につく
匂いの向こうを見つめると
僕は孤独だった
愛 ....
しきょ
にっぽんはしきょに溢れております
(両手広げ飛び込むあれもこれも)
しきょ
特急一両につきひとりしきょ
(快適なスピードで)
岬ひとつにつきひとりしきょ
(演歌が聞こ ....
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