あかるいあかるい夜でした
         そっとまぶたを閉じて横たわり
         窓から手をさしのべる
         やさしいやさしい ....
花も恥じらうとかで
はにかんで笑って
可憐なふりをしたって
所詮 私も人間で
あの手この手で
どうにかしてしまおうと
画策している訳で
女というのはきっと
純情 狡猾な生き物で
 ....
深夜0時
オバケが出ます。
トイレにオバケが出ます。
トイレに行くのが怖い。

じいちゃんは強い
オバケは怖くないという。
そのかわりおばあちゃんが
怖いと言う。

僕はばあちゃん ....
夕立が来るぞ
洗濯物入れて
布団取込んで
窓閉めて

空が暗くなる
風が強くなる
鳥が巣に帰る
世の中が死ぬ

寂しくなる
悲しくなる
泣きたくなる
つらくなる
岩に染み入る
雫が一滴
優しく消えた
また一滴

くだらない会話
夏の避暑地
蝉の声
雷の音

ウスバカゲロウの
羽の音
もろい物の
美しさ
飲み会に
よばれなかった
なかまはずれ
だから
これから
みんなを
不快な
気持ちに
するために
いきていかないと
いけないから
うめあわせのために
 
 
深夜、きみが
コップを割ってしまった
きみの夢の中で

思い出の品だったのだろうか
きみは泣き出して
泣き止まなかった
ぼくはきみの夢の中で
ただおろおろするばかりだった
 ....
もうちょっとを掬い集めても
もうちょっとはもうちょっとのまま

それでも息なんかふぅっと吹き付けたら
袖口でゴシゴシ磨いてみたけど

やっぱし、もうちょっとはもうちょっとのままだった

 ....
私達
仮想人間が
野原で
殺し合いを始めた
ので
植物は痛みを
感じる事を止めた

これ
日本の常識
わしは実は ふたごだったと聞かされた日
そして わしのふたごの兄貴だった人は生後まもなく死んだのだと聞かされた日
ねぇちゃんと グリコを分けて食べるように わたされた
ねぇちゃんに 言うた
「 ....
こずえに黄緑がこおどりしている
それは
節季に生かされているからだ
けして「自力」ではない
「他力」の節季に促されているのだ

おらが「風」を肌に沁みこませ
   「光」を眼底に取り込め ....
おすそ分けが零れてゆく 至福の風に細かく入り込んで

おすそ分けを零してゆく 浅葱の風が目に沁みる 清涼感

 心の裾をなびかせてゆく 愛する人を包みながら

 心の裾が戯れてゆく 愛する ....
内気なセレーネ
は恥ずかしくて急ぎ足
ビーナスとジュピターが
囃し立てるが
菫色の空を 
素知らぬ顔で
つれない素振り

ギジムナーは
煙草を吸いすぎて
舌が苦い

夕霞が夜に ....
四角ばったあなたのなまえをみると
どきっとする

はじめてもらったてがみの文字も
やっぱり四角ばっていて
笑ってしまった

あなたの気性だとおもった

なのに
なかみはあったかくて ....
今日の終わりに
のりしろが佇んでいる

のりづけしなければ
全てがそこで途切れることを
知っているはずなのに
どうしますか? と
のんきに尋ねてくる

点線から先は
のりしろ
白 ....
アナタがこの世に在ることは
そこから既にキセキの始まり
幾多の試練を乗り越えて
私と出逢いココに居る

未来の行方は誰も知らない
キセキは自ら起こすもの
信じて進むその先に
きっと光は ....
{引用=薔薇よ薔薇
私の体を養分に美しい花を咲かせておくれ}

あの人は行ってしまった
私の手の届かないところへ

ひとり取り残された私は希望さえ失くしてしまった
絶望という名の牢獄に囚 ....
まみむめも

(ま) まさかねと思って
(み) 耳を澄ませる
(む) 無理なのは知ってる
(め) 迷宮入りの恋
(も) 妄想だけが生き甲斐

やゆよ

(や) やっと気づいた
( ....
魅力的な名前のバス停を
すぎて言葉は色褪せて
私のうたがからまわる

早朝に
働く車が輝いて
{画像=120507061533.jpg}

ねぇ 深呼吸したら 風の色が変わったよ
眠っていた サナギが目覚め始めた 
わたしを揺り動かす うねるような焦燥感

何か 新しいモノを求め ....
あなたが道で転んで 泣いていたとしても
その痛みは 誰にも分からない
大丈夫? と声を掛ける人がいたとしても
ホントのところ その痛みは本人にしか分からない

自分のモノサシで 他人の痛みは ....
もしもだよ いいかいもしもの話だ
きみの読んでいる新聞も時々きみが観るTVも
全部がきみのために創られているとしたら
きみはどう想う

またきみが通っている病院も
そこの医師も看護師さんも ....
楽しい思い出をスーツケースに

全部押し込んだ君は




明日からの日常に向かって

眠ろうとする

その夢は



断片的ではあるけれど

笑っている夢だった
 ....
{画像=120506235631.jpg}


きらきら光る
硝子の破片
きらきら光る
小川のせせらぎ


寂しく独りで
光っている


きらきら
きらきら
光っている
 ....
塩谷瞬のことなら

みんな正しいことを言えるのに

これからの日本のこととなると

そうでもなくなる


この国のデザインがしっかりしていなきゃ

産業やエネルギー、災害や人口減 ....
これは 電話機 通信の為に ごろりと 転がって おります

無用な 無様な 晒し者 誰にも 繋がらぬ

故に 悲しや 物体 は 有り余る とは 正に 此れ

これから 死にます とさえ 伝 ....
電車の真ん中で
子供がはなしていた
たちあがって
家族の真ん中で

みなは
耳だけいかしながら
きいていた
からだじゅうから
ききほれていた

キリストのように
子供は
予言 ....
私の思考が、感覚が
このちっぽけな身体と精神の限界を超えて
膨れて、広がってまるで宇宙と同化したかのような状態に
もう、どれだけの美味い酒を飲んでも
追いつかない、追いつけなくて
も ....
あなたがふと

時計を見るようなとき

それがたまたま

僕の誕生日を表示していたら


死ぬことと

永遠を結びつけるとは

こんな感じじゃないだろうか


あなたが ....
早生品種 と言うものを 
意識した 今シーズン

先ずは みかん

大分産は 緑色だけど 
案外と甘くて 驚き

そして りんご

岩手産は 皮もテカテカ 
ワセリンでも 塗って ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
くるまれて石田とわ10*12/5/7 23:41
もう、  無い。青井とり712/5/7 22:36
オバケペポパンプ7+*12/5/7 22:33
夕立6*12/5/7 22:33
避暑地5*12/5/7 22:33
ブハラ・ヒバ・好感度6312/5/7 22:16
思い出たもつ1112/5/7 19:30
葉陰のひと恋月 ぴの21*12/5/7 19:01
植物が痛みを捨てた理由和田カマリ1*12/5/7 18:26
グリコのおまけ[group]るるりら25*12/5/7 15:03
ターミナル・ラメント③信天翁212/5/7 14:44
おすそ分けの風朝焼彩茜色4*12/5/7 14:25
春の星座まんぼう2312/5/7 13:36
四角森の猫8*12/5/7 11:42
のりしろそらの珊瑚10*12/5/7 10:42
-キセキ-ナイトウイン...612/5/7 10:05
いばら姫[group]未有花13*12/5/7 8:20
まみむめも作文。他。完結。永乃ゆち1*12/5/7 7:30
その場所のなまえ朧月312/5/7 6:53
【 Let's Try 】泡沫恋歌11*12/5/7 6:04
【 痛み 】6*12/5/7 6:02
ノンフィクションHAL7*12/5/7 3:12
ミス・ゴールデンウィーク短角牛112/5/7 1:56
硝子の破片 / きらきら光るbeebee25*12/5/6 23:59
この国のデザイン吉岡ペペロ712/5/6 23:58
好きになってもドクダミ五十...112/5/6 23:52
ちいさな予言者朧月512/5/6 23:49
resign鎖骨212/5/6 23:49
死ぬことと永遠吉岡ペペロ112/5/6 23:33
わっせ わっせ藤鈴呼1*12/5/6 23:24

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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