怯えた目をして 君は
フロントガラスを見つめてる

けっして僕とは目を合わせないように
それとも 心の導線を伝う火の かすかな匂いに
一時間先のことを思いながら

君は窓を開けて 風を入 ....
きみのこと
すきだといったら
もしかすると
ぼくのこと
きらいになるかもしれない
なんて

あるのかな
あるのかな
あるんだろうな
きっと

そういう
かなしさが
ずっ ....
どこまで走っていけばいいんだ
牛丼屋が見つからない

走り続けていたら海に出た

波の音に誘われるように
海岸沿いのパーキングに車を入れて
砂浜へ

薄曇りの空は曖昧に青く
海は瑠 ....
まちあかりがにじんでいる

考えることが

日々の暮らしを送るためだけなら

まちあかりはにじんだりしないだろう


ある朝の街に泳ぎだすのは

よろこびか

かなしみか
 ....
言葉は私の
みみのなかにはない

私のむねに
深いまんなかあたりに

君へおくるために
両の手ですくう

私の言葉よ
ひろいあつめた木の葉のうらは
色々なひかりをはらんで
うま ....
その1

痛みを感じること。
君に出逢わなければなんとかやり過ごせていたのに、一度だけでも知ってしまったから。


その2

切なさを持て余すこと。
君を知らなければそれとなく見えて ....
あなたと結婚すればよかった
すこし冷たい空気のとき

朝まで続けたメールを
手帳に書き写してるとき

ずっと好き
ありがとう
変わらないでね

そんな言葉で
別れたくなかった
 ....
数年前は
誰かが私を
語ってくれた
私の歌を
歌ってくれた
けれど長く生きたせいか
今はそれも
少なくなった

私が私の
物語を語るときがきた
私の歌を
歌うときがきた

 ....
小雨に当たって今日の花は
桜の花々は眠っているよう
だから金環食の事を考える
五月二十一日
太陽、月、地球が一直線上になるという
些細な椿事の天体図を想う

それから太陽のフレアになって ....
赤い 熊出没注意の看板の右端上に
白い小さな張り紙で「最近」と補足されている
死ぬことより死に方が問題だ
熊に食われるのは天罰のようでどうもいけない
残された妻と子が葬儀の席で困ってしまうだろ ....
単眼を置き
銃を肩に外した

穴の中で
泥のように眠る兵卒を
撃つことはない

赤い砂が流れていく
石灰で暖をとり
廠舎の壁にもたれ
レーダーで
空爆位置を確認する

朝にな ....
  ねえ
  これが、
  産まれたての時間。
  そう言いながら少女が
  綿飴をひとつ、ぼくにくれた



  まぶしい屋台の{ルビ犇=ひし}めき合う
  貧しげな七月の ....
パフォーマーは反応を見る ステージのふもとの野に咲く感動屋さんを
パフォーマーは催眠されない 驕り濁らず厳かに 太陽を演じる
 その使命に 黄昏のアレルギーが目に沁みる

パフォーマーは自分を ....
策をねって
近寄りそうな
場所に
わなを張る

なんとはなしに
近づく
雰囲気に
圧倒される

ちょっとだけ
すぐに逃げよう
麻薬と同じ
術中の蝶

{引用=チョコドー限 ....
彼女は憎しみでできている
彼女は恨みで構成され 夢見るのは血まみれの復讐
声は甘美な果実のよう
触れれば毒に蝕まれ 魂を腐敗させる

まるで天使のふりをした悪魔のように
慈愛に満ちた微笑み ....
もう少しで手もつないでくれなくなってしまいそうなほど
大きく成長してくれた君と二人で湖へ出かけた

とても嬉しそうに満面の笑みを向けて
本当に楽しそうにたくさん駆けまわっていた

私の ....
夏頃から 気になって居た
昆布みたいな ドロドロの物体に
今日 触れたんだ

真夏は カピカピに 乾いていて
ソレが 何なのか
想像も 出来なかった

例えば 川原で バーベキュー ....
鳥と話そうとする者がいた
鳥は陽気にさえずり明るく応えた

石と話そうとする者がいた
石は沈黙したまま
ただその表面に瑞々しい苔を宿らせ
思いを告げていた

森と話そうとす ....
些か眠りの底を掬い上げて 見あげる空には、白いワンピースのお空がふあんふあんとしています
その白いひだをどなたか、見ませんでしたか?

 
  しずかに落着したあおみどりのことりを知りませんか ....
私の穢れも
あなたの澱みも
総て吸い込まれていく
何も無かったかのように
回りは何もくっつかない空気が佇む 曇りの外気に文句はない

プラスにもマイナスにも ぶれない数値 平常心 圏外の感動は小波

大きめに砕いた珈琲豆 酸味嫌いも薄い酸味 熱さだけ口移し

今 ....
やさしい歌を歌いたかった

誰も歌ってくれなかったから

野ネズミが騒がしく街を出てゆく

荒廃と言う名がふさわしい場所

私は鎖に繋がれたまままた眼を閉じる


夢 ....
夜の果てを
伝わり
私の声は
電波のように響く
タワーマンション253Fに
幽閉されたかのような
あの子の元へ

私は受け取った
彼の声を
地下53Fに住む
奴隷のような暮らしを ....
地球に月の影おちる

いつもは月に地球の影

いつものお返し月の影

地球に月の影おちる

月曜日

いまの宇宙の法則に

スナオにそれに従って

静かに黙って交差して
 ....
深夜のファミレスで会社批判に饒舌な若者をチラ見する

なんであいつがリーダーやねん?

そいつが文句言わんと会社続けてるから、会社もそいつにリーダーやって欲しいねん、給料もろて欲しいねん、
 ....
日本という国についてを考える。今の時代の中で、我々がするべき行動とは何だろう。我々が培ってきた細かな技術力は、世界の平和を見据えることができるだろうか。全くできないだろう。同時にサービス業も頭打ちにな .... おもうんだけれど
すべての真実はきっとどこかの看板の裏にでも
ちいさな文字でこっそりと書いてあるんだ

ぼくの夢の中の沙漠の入り口で老人は言ったのさ
誤解は理解の種
迷妄の畑にも真実の苗は ....
きょうとあしたはいつ入れ替わるか
じっと待ったが気配はない
秒針過ぎてきょうは早早
不運を占う余念がない

きのうときょうを掌るもの
わたしをあしたに連れてかない
分針ふふんとずんずん進 ....
昔は 汚れているのが 当たり前だったのに
こんなにも 不衛生を 嫌う 世の中で

衛星を 眺めながら
白衣を キチッと 合わせる

其処に 一ミリたりとも
雑菌が 入らぬように

 ....
じめじめと蒸し暑い日でした
それは一目ぼれと言っても過言ではない衝撃
帰りの飛行機、声を殺し嗚咽をもらしながら泣く中学生

恋を知った

お酒もたばこも解禁だ
貴女に引き摺られる、引き寄 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Gentle Rain南 さやか2*12/5/21 0:28
チューリップゆうと112/5/21 0:10
牛丼を買いに行く車でkauzak7*12/5/20 23:57
まちあかり吉岡ペペロ412/5/20 23:50
呼吸朧月412/5/20 23:41
恋の定義文字綴り屋 ...1*12/5/20 23:35
close eyesmizuno...012/5/20 23:16
Lullaby412/5/20 23:00
位相salco14*12/5/20 22:58
こごみの天ぷらただのみきや22+*12/5/20 22:07
battlefieldmizuno...212/5/20 21:54
綿飴[group]草野春心19*12/5/20 21:23
パフォーマー朝焼彩茜色4*12/5/20 21:02
術中の蝶ペポパンプ6*12/5/20 19:55
復讐に溺れる無限上昇のカ...312/5/20 19:07
大好きな君へ桜 歩美6*12/5/20 18:42
昆布の旅立ち藤鈴呼2*12/5/20 18:12
対話蒲生万寿4*12/5/20 15:56
マーブル2*12/5/20 15:04
排水溝れもん412/5/20 13:22
曇りの外気を害さず朝焼彩茜色6*12/5/20 11:00
子守唄永乃ゆち2*12/5/20 10:04
一つの声yamada...312/5/20 9:50
スナオな影吉岡ペペロ412/5/20 4:03
深夜のファミレス1112/5/20 2:40
日本の責任番田 112/5/20 2:24
謎の真実梅昆布茶1812/5/20 2:13
なんてったってもっぷ512/5/20 1:58
胡坐くらいは許します藤鈴呼2*12/5/20 1:15
貴女は読まなければならないんだよ石川チヨコ512/5/20 1:05

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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