好きな女の子や男の子を見ると
胸の鼓動が高まり感情を知らせる
科学雑誌には心臓の機能は事細かく載っているものの
この私の気持ちについては載っていない
それでも人は「ノー」と言うから
 ....
明かりのない道を歩いている
幸せではないがどこか安心できる
昼間の歩幅からは想像できないほど
短く摺り足で進んでいる
確実な一歩のイメージとは遠く
でも進んでいる

目的地はあったのかも ....
君はいつも笑顔だね。

君はけっこう考え込んでるね。

君はたいてい一人でやっちゃうよね。



ねぇ。

がんばり過ぎんなよ。

たまには休めよ。


私が ....
あなたって優しいけど、ずるいね。

あなたって鋭いけど、無知ね。

あなたって良い人だけど、ダメな男ね。

あなたって、あなたって、あなたって。

それでも愛してたのよ。
彼女は生まれつき右手に銃を握っていた
やがて彼と出合った彼女は
左手で彼の手を握り
右手で彼の心臓を打ちぬいた

彼の体を突き抜けた弾丸は
二人の暮らす小さな部屋の
白い壁に黒い歪を残し ....
 
中途半端な知識は
無知に等しい
 
中途半端な愛は
苦しみを生むだけ
 
中途半端な覚悟は
言い訳の余地を残すため
 
何もない
風だけが 吹いていた
夜の食べ物が
遙か彼方から迫っていた

休みが欲しい
一日中日差しを 浴びたい
とても疲れていた だけど
そう思うのは 何故なんだろう
巨乳に触りたい
それが君の本当


耳を舐めたい ももを撫でたい

それだけ。


でも

でもじゃない、それが君の、リアル。
ありったけの、生身。


 ....
砂浜に咲いた花の下には
小さな世界がいくつもある

それは家族だったり友達だったり
恋人だったり恋人未満だったり

強い日差しを背中にうけて
パラソルはそんな小さな世界をつつむ

は ....
ひとりになりたい
全てを投げ出して外に出たい
窓を開け放ちたい
良い季節が来たことを実感したい
人の手が入っていない自然を捜しに行きたい
そんなものは無いよと告げられたい
それもそうか と ....
ニーラは{ルビ主人=マリック}の為に
四種のカリーを毎日作る
チキンのカリー 豆のカリー
マトンかさかな 野菜カリー
グジャラートは三人の女中に
朝昼晩を割り当てている
そうしてその日一等 ....
バスが来たと思ったら
ゴミ収集車だった
待っていたゴミを
ひとつ残らず乗せていく
収集されずに残されたわたし
ふたたびバスを待ってると
停車せずに走り去っていく
ゴミ収集車が ....
檻の外に
世界があると思っていた

檻の内側が
世界だと教えられた

気がつくと
道が開かれていた

ごめんなさい
お母さん

やっぱりここが
世界だった

 ....
ベロニカ
君を裸にしよう

そのシャツのボタンをはずして
ブラのホックもとって
紙吹雪の様にまき散らしてくれ
この四畳半のアパートに

そのスカートを下ろして
ソックスも脱いで
倒 ....
忘れ物を取りに
真夜中
オフィスに向かう

追いかけてくる
警備の人を置き去りに
マスターキーで
ずんずん進む

いかめしい
暗証番号も
全部ぜんぶチャラにして

そうか
 ....
知っているか 心には本文があることを
もし君が嘘ばかりついていたら
君は自分でその嘘を信じて
君の顔は仮面そっくりとなって死ぬ
その君の死の時、ようやく仮面はゆっくりと剥がれ落ち
自然は自己 ....
生命が死ねば
そこに別の生命が入り込む
人が死んで遺体となれば
そこに細菌や虫が湧くように
この自然の中で
死んでいるものなど何一つない
あの広大な死の空間ーーー宇宙から
結局、我々が生 ....
向こうの空はもうすでに暗くなりかけている
太陽がビルの横顔をしゅ色に燃やしている
燃えかすの灰みたいな雲が
今日の寝床をさがしてただよっている

泣き出しそうな指先は
握りしめずに
どう ....
仲間意識?馴れ合いかも
良いところばかり誉めて
しあわせな気分にさせて
だってそうしないと
もう一緒にいられなくて
のけものにされるもの
アスレチックを潜り抜けて
椅子やベンチをバリケードにして
右へ回り込んで左へ駆け抜けて
追いかけまわった理由は何だったかな
                   120428




ムンクの本当の叫びを60億円で落札した
個人蔵だったから始めて見る人も多く
予想外にオークションは落ち着いていて
競合 ....
 
 
水面、生まれたての木漏れ日
酸化していく時計と
ミズスマシのありふれた死

導火線を握ったまま眠る
わたしたちの湿った容器は
身体と呼ばれることに
すっかり慣れてしまった
 ....
安価な着色料で
染め抜いたような
オレンジの夕暮れ
粉末を飲み込んだ
雲を溶かすマグマ

アーティフィシャルな
世界が
夜に消える前の
アーティフィシャルな
この光景は
たぶん
 ....
明けない夜はないが
晴れない朝はある
止まない雨はないが
笑えない昼はある
暮れない一日はないが
つれない人はいる

そして夜
幾つもの夜を耐えて
人は強くなると言うが
ちびち ....
原発に反対したからといって
わたしたちの生活は

なんら

かわることはなかった



草はしげり
川はながれ
とりたちがよこぎり

かわっていくのはわたしたちの方


 ....
やぶれたのなら縫えばいいのだと
建前だけ述べて、いってしまう
小狡いと、言ってしまえば一言で
済んでしまうから、口をつぐむ
のたまって、
うちまわる、
よいよい、と、声の出ぬ口で
喘いで ....
どうやって心を偽ろうか…
そんなことをずっと 考えていた

私たちは 早すぎた向日葵
同時に
空へ伸びて行く思いが ある日
突然の雨に押し倒されるように

ふたつの心が右に 左に
ぶ ....
「 お前ほど
  暇なやつなんてこの街にいるのか? 」
それほど暑苦しくもない関係性の渦で
それほど嫌味っぽくない表情で
言われるばかりの私だけれど

昨日
リビングにある 
そこらじ ....
山合の温泉に浸かりながら雲間の月を眺めてこう考えた

明治の青年達はデカルト・カント・ショーペンハゥエルなどと西洋の哲人を崇め奉っていたものだ
だがしかしデカルト以前から倭国の民は我を持ち、我を ....
『見解は一致』


のいろーぜなんだって??きみ
おっしゃる通りですわ
こわいんだって?
そうですわ
でも元気なんだって?
そうです
やんちゃね
えぇ

だったらさ、パンダ動物 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
告白yamada...112/6/6 9:31
暗い道marux21*12/6/6 4:48
永乃ゆち2*12/6/6 4:41
あなた1*12/6/6 4:36
彼女には赤いドレスがよく似合う只野亜峰112/6/6 4:18
中途半端次元☆★4*12/6/6 2:26
欲望は味方番田 212/6/6 2:24
トラックまきしむ2*12/6/6 2:14
「パラソル」ベンジャミン312/6/6 0:51
百行書きたい水瀬游312/6/6 0:22
クリニズムsalco16*12/6/5 23:59
停留所小川 葉212/6/5 23:32
熊牧場112/6/5 23:13
ベロニカまーつん6+*12/6/5 23:06
マスターキーuminek...8+*12/6/5 22:41
仮面の下の心yamada...312/6/5 22:24
生命が死ねば312/6/5 22:24
陽が落ちたらおうちへ帰ろうマフラーマン2*12/6/5 21:17
仲良しだものごみだめ012/6/5 21:06
かけっこのわけ只野亜峰2+*12/6/5 20:04
空のひだまりあおば8*12/6/5 20:00
湖畔たもつ812/6/5 19:55
金星の夕焼け和田カマリ2+*12/6/5 19:21
ルフランnonya25*12/6/5 19:08
そらへむかって (声/初音ミク)モリマサ公512/6/5 18:50
繕う012/6/5 17:46
Sidebar南 さやか1*12/6/5 17:07
青になあれkomase...012/6/5 16:05
漱石気分でたにい112/6/5 15:45
見解は一致まきしむ2*12/6/5 11:07

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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