(へんだな、なんだかミシミシするぞ。地震かな)
3/11で乏しい詩才はふっとんだ
ちぇるのぶいり後に、貧乏なのに40万をつぎ込んで東電株主になって
脱原発株主運動に参加して、危惧表明し続けていた ....
きみが
いった
ああ
それがこれなんだよ
って
って
って
みせた
赤
りょううでを
ひらいた
せつなに
し ....
ロケットは飛び立った
ぼくは母に手を振りサヨナラを告げた
宇宙からぼくは
丸く青い夢にまで見た地球の姿に歓喜して
月や火星を探検した
月にはウサギがいたし
火星にはタコみたいな生き ....
燃えさかるマグマのような野心や計画とか
突沸寸前の邪な恋情とか
転倒確実の無意味な全力疾走とか
お前の気を惹くだけの 残り火が
この身にまだ
あるのか無いのか
でも
体当たりすればな ....
誰かをうらやんでも
みごとな人にあこがれても
自分にあるのは自分の手足だ
最も信じるべきは自分であること
本を読むのが遅くたって
声域が狭くたって
近眼だって
お金をなくし ....
毎日毎日
同じところをぐるぐるまわりつづけて
何を期待しているのか
中学生になったばかりの子供のほうが
自分の現実を直視してるぜ
天体のめぐりのように
あの人生やこの人生が
....
泡立つ泡を白々と太陽が照らす
疑いはじめがさらす願いの半端
胸にくすぶりつづける感情に
振り上げる拳もなく
張り上げる声もなく
ただひたすら穴をあけつづけて抜け殻になったぬいぐるみ ....
セルカンの本当の業績とは何だったのだろう
誰にでもわかる嘘をつく背後に
宇宙エレベーター
ニコラ・テスラの世界システムで
胎動する電磁波の振動に揺られて
血みどろの電流戦争
....
ツゥー トン トン
涙 伝う 音がする
ツゥー トン トン
心 嘆く 音がする
スゥー トトン トン
胸 綻ぶ 音がする
スゥー トトン トン
愛 失くす 音がする
今ここにある世界
皆等しく居合わせた命
天地の間に
別け隔てなく
生を受け
その持てる力と未来を
目一杯その体に現し
静かに去っては
また戻る
常に去るものがある
常に来る ....
また夏が近づいて
文字だけになってしまったあいつが
梅雨が穿った水溜まりで
湿った革靴に弾かれる
激しく、なにかにあこがれて
そう信じて為すことの結末を嘘とはいわないけど
積乱雲越しの ....
すきです
そのひとのほんとうの姿が きっと 魂みたいなものが
その魂の引力で
今日も晴れるといいとおもいます
どうして この世界は いつまでも こんなに不可思議になっている ....
折り畳み傘の畳み方には コツがあって
器用ではないのに私は そこは 得意で
自慢するほどでもないことが一番素敵で
端麗に畳まれた造花の朝顔を傘だと指差した指が
私の人差し指をちいさ ....
安洋燈の光の暈の中心に聖女の頭部があり
斬首刑の頭蓋骨を抱えた首なしの聖人達の
行列が縫製職人に首を挿げ、既製服から
四肢を伸ばし河を漂っている。
狂った男がマネキンを横抱きに抱え、防 ....
みんなみんな欲望にかられて
みんな欲張りになってしまった。
誰も止められはしないし止まらない
わたしだってそう思う。
大切な事の反対側で
もっと大切な事が過ぎてい ....
踏み出すのは一歩
その前に越えなければいけない
いくつかの壁があって
その一歩が遠いねと
君は言った
僕はその意味がわかったようで
わかっていないようで
ただ
遠近感の違いみたいな ....
ぼくらは馬鹿だったのか知れない
違反デモに参加し火炎瓶を投げつけた機動隊に捕まったら
徹底的に暴行され治安を乱したものとして前科だって残る
でもぼくもぼくの仲間もそんなことを
一度も考えてみた ....
豆腐の角
これで死ねるか
可能性はある
お前の冷たい息で
岩の様に固く
一撃必殺の
トルクフルな
円弧を描いて
直撃ならば
血潮に染まった ....
窓を開け放ち
空気を入れかえる
朝の訪れを遮ってだらりと垂れ下がる
色褪せた思想を派手に揺らし
この胸を蝕み患わせている
積もりに積もった誇りや死っけを吹き飛ばし
....
半分皮を剥がれた人体模型
ホルマリン漬けの胎児
『密会』と言う名がふさわしい場所
此処で総てが始まり、総てが終わった
もう二度と戻らない蜜月
....
分かりやすいモチーフは万人に好かれ
破壊的なイメージは拒まれる
マイノリティでは逆も然り
言うことの一つ一つは尤ですが
唯、その生き方が不快です。
どうにかならんですか
軌跡を半分にで ....
鋼色の花が咲く
上も下も砂で覆い尽くされ
緑色のうめき声が
下腹部に響き渡る
それはちょうど
ベートーヴェンの第九のメロディと酷似していて
私はその暴力的な歓びに満たされる
右手を失 ....
餓えに憑かれた情動が魔的な貌にとりつかれる
為すすべのない醜悪な日が何度も暮れて、緞帳はふたたびあがる
開演直前に初潮をむかえたヒロインの狼狽、途方にくれた演 ....
ある日ある言葉が
後光を背負ってやってきて
僕をいたく感動させる
僕は世紀の発見を
この言葉においてなしとげる
この言葉をペン先にとらえた瞬間
僕は感嘆の声をあげる
われは言 ....
月の雫が星の子なら
ひかっているのがわかります
蛍が真似て
ほんのりひかる
あたしとあなたの
心のなかも
てんてんと
ひかればいい
この闇のなか
心乱れる内に聞く
悪霊の囁ききこえしは
憎しみと嫉妬に捕われて
我が身を滅ぼす生き霊か
本がサンドウィッチされた日本語を
シャンプーリンスして
バスタブー跨いで
くばるいばる
うすきみわるいとりこは
わたしを吸収合併した
いぶりだされ
むしりとられ
なめられた
計算低いわたしの皮 フた ....
どんなに内向きになったって
うしろの背中が見えるわけじゃないから。
矢印を使われてしまえば
自然と「矢印」しか見えなくなる。
木が立っていることを信じなければ
何処へ行っても生きては ....
いつの間にか、見えなくなってた
いつの間にか、聞こえなくなってた
いつの間にか、届かなくなってた
いつからだろう、この声が
空を裂いて重力通りに
地球に染み込むようになったのは
い ....
苺は毒があって然るべき
姿形をしている
どんな顔をして
パティシエはそれを
ショートケーキにのせたのか
幸福のなかで死ぬ
誰かの最期を思い浮かべて
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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