カーテン越し
割れ目から漏入する
ジリ・ジリ

漂白の化学作用に
包まれた部屋で
全色素は失墜する

/them/
それは

のような
赤い風が黙ってうなずく ここだよって
ながい眠りから覚めたんだろう くすぐったい寝顔からさ
焦げたパンは云うんだ あの空に喰いついてごらんよって
ターコイズ零れ落ちるね

赤い風が私の気 ....
しとしと、と梅雨の残り香が降っている。
季節はもう夏になったというのに。
雨は名残惜しげに降り続ける。
明日にはからからと日が照って、
水たまりを干からびさせるだろうに。
雨は ....
夏を待つ間
透明な
ガラスのコップに
冷たい水を注ぐ

満ちていく
満たされていく
透明な入れ物に
透明の中身で

夏が来る頃
どこからともなく
水滴が現われて
コップの魂を ....
導火線があるなら触れなければいい

そんなものがないから
踏んで踏まれて

壊れそうな心を
守るために出す棘は
互いを傷つける

抱きしめあっても
また
忘れられた歌

幼い日の

遠い記憶と

優しい嘘


軽い眩暈と

心臓の鉛


どこまで潜ってゆくの

どこまで走ってゆくの


世界は等しく朝を迎えるけれど ....
暁の魔女との契約
どちらかが朽ち果てるときは
身も心も壊してほしいと

電波時計の正確な日時
流れ出す世界から放り出されるときが
必ず来ることを
僕も彼女も分かっていた

深夜零時と ....
眠くなった
朝がやってくる時
不安ではない僕は
君のことを知っている
陰、ダークサイド

窓の外には ずっと遠くまで夜が続いている
それを眺めている 同じ誰かと見つめ合っている感覚

見えないところ 君が知らないところで
増え続ける あるいは生まれ続ける怪物 ....
うつが季節に負けそう
刺激を感じないのがカルチャーショック
昨日使わなれなかったモノに
何度トライしてもできなかったから
きれいに捨てるのってつれない
思うからできないのなら
「ロスト ....
ホッケーホッケー
アイスホッケー

絶対零度で皮がむけない


ホッケーホッケー
アイスホッケー

絶対零度で皮がむけない


ホッケーホッケー
いやね
ホッケー
 ....
首を吊るには低すぎる木の下で
少女は一人
空を睨んでいた。
役場から聞こえるサイレンが
夕焼け色ににじんで消える頃
やかましかったセミももういない。

――もういいかい

アジサイの ....
昼間は真面目なリーマン
クソみてぇな上司のいびりにも耐えて
アフター5 I\'ve got freedom
Moonlight浴びたら変身 変身

Friday night fever
P ....
玄米のにぎりめし

噛めば噛むほど

味わいが湧き出

150円のちから


日本のちからを食っている

日本のちからになってやる

日本のちからが満ちてくる


玄米 ....
もう引退を宣言された政治評論家の
三宅久之翁はある番組でこう断言なされた
『こどもに人権などないんだ。きちんと目上の
 ひとの言うことを聞いていれば好いんだ』
言葉はそこで留まらず
『こども ....
ちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちて .... 夏なのに雪を恋しがる

あなたの顔がちらつく

思いっきり好きだと言い残したのは

ずいぶん昔の話だ

ぷよぴよした二の腕はもう恋愛など縁遠い

夏だとゆうのに海がにあわない女だな ....
少年は夢の中で
少女を追いかけて走った
他愛もない遊び
もう少しでつかまえられる
というところで目が覚める
隣では妻が寝ている
自分はこの少女の何を
つかまえることができただろう
 ....
詩人となった今
薔薇の花をくわえ
ギターを掻き鳴らす
悲しみを胸に

時をさかのぼり
懐かしきよき時代を
思い出す。
傘をさし、歩き出す。

雨の日ばかりは続かない
未来に向かっ ....
はちみつ色の床にパソコンを置いて
半分の果物、掬いながらロックを聴いてる
足の指がザラザラするけど
不快なのが心地いいから、ずっと感じていたい

昼下がりの空に吸い込まれそう
アブラゼミの ....
苦いコーヒーを
噛みしめ
今を生きる
届かない言葉

子猫がミューと
ないた。
血を吐き
汗を流す。

最後の言い訳
一番大事なものが
一番分かり合えない
全てが思い出になる ....
それは水面の煌めき
スケート場のような所
(奇妙な父親および湿度A)
僕の記憶以前への旅

創世の海洋を行く
大浴場のような所
(母親の抱擁の前の祝福B)
僕の記憶以前への旅

 ....
買ってそのままにしていた自由帳が腐っていた。白い紙がずうっと続いていて白く腐ってい
た。目をそむけてもその白は瞼の中まで追いかけてきてだんだん日常の景色までも白く見え
始めていた。夏休みの初日に亀 ....
ここはどこでもない場所だから 方角もなければ外部もない 僕らは役目を終えて散った花びらのように自由さ だから国家に歯向かう必要もなければ 国家に従属する必要もない 革命も運動もインテリ気取りも大統領に ....  四月

空に舞う
傲慢なのかもしれない
あなたは僕を遠ざけて近づくことはない
風を伝って
光りを浴びせて
もう巡り合うことのないその瞬間々々
想うことでしか触れられない
あなたは
 ....
舞い落ちる粉雪
二人の肩に積もって消えた
冬の終わりに

それはまるで紙吹雪
二人の舞台の幕を下ろそうとしているのか

いつも笑っていた
とても優しかった
気付けば隣にいた
貴方を ....
月のといき
天の川の星のながれに
指をふれる
星のしじまのつめたさに
寂しさを 手づかみする



そんな夜には、
なぐさめの亡霊が やってくる
小さなベッドにすべりこんで
私の ....
白煙の層が内側からゆるんでとけて 希薄な円筒をえがきだすと 円い暖簾状の幕がたれ そのむこうに藁で葺いた一軒のふるびた家屋がうつむいてかしこまっているのがみえる

 まねかれるように胸元からたお ....
つばめの子はかわいくて
カラスは憎むだと
勝手なもんだね

よっぱらいじいさんは
くわれたトマトを捨てながら

泣きそうに
怒ってる
渇くまで
(ほっといてやれよ
いちいち詮索するの
)止めにしないか
君らが欲しがらなければ
あれは(枯れるだけだろう
邪魔にならない花もない
水さえも(無いのに

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
和田カマリ2*12/7/18 17:55
RED BREEZEマーブル112/7/18 17:18
田園212/7/18 14:44
初蝉そらの珊瑚23*12/7/18 13:31
棘花火朧月312/7/18 10:37
心臓の鉛永乃ゆち15*12/7/18 4:45
エレクトリカルりぃ212/7/18 3:22
真っ白な朝番田 012/7/18 3:06
陰/陽itukam...1*12/7/18 2:40
廃」「廃棄物アラガイs11*12/7/18 2:37
アイスホッケーぶらっくす ...212/7/18 2:10
かくれんぼ亜樹712/7/17 23:45
ウルフマン1486 1...012/7/17 23:15
にぎりめしの朝吉岡ペペロ312/7/17 23:11
人権HAL5+*12/7/17 21:44
ちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちてちて ...反現代死1+12/7/17 21:40
アイシテル。じじ13*12/7/17 19:24
ボーイ・ミーツ・ガール(僕だけの)たもつ8*12/7/17 19:21
傘がないペポパンプ5*12/7/17 19:11
グレープフツーツモリー6*12/7/17 18:58
最後の言葉ペポパンプ3*12/7/17 18:55
記憶以前への旅和田カマリ2*12/7/17 18:42
熱源砂煙4*12/7/17 18:11
twitter葉leaf212/7/17 16:30
四月乱太郎21*12/7/17 15:27
紙吹雪1486 1...012/7/17 14:33
ナウシカ月乃助19*12/7/17 10:53
遠いまなざしtakano2*12/7/17 8:32
きらいな鳥朧月212/7/17 7:42
夏の草アラガイs3*12/7/17 5:57

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