きょう一日をやりおおせた
とおもうのは
はげしい気もちをした日とか
ふかく考えをした日とかでなく
よっぽどの働きをした日でもなく

さるすべりの花の咲いてあるのを数えたり
五つからな ....
さか立ちして
空でおよいだ

ふようの花が
あしたしなびるのに
ぱあ とひらいてみせたりするさまが
頬紅とにている

あるいはいつものぼる太陽と
にているかもしれない
あしたし ....
僕は童貞だから恋愛詩に説得力がある。 あれもこれもみなそれも。
なにもかもがこれみよがしに。
それはそれ、これはこれ。
かくあるべしと夢見る天秤。
冷蔵庫を開けて茸を裂いた。
裂いた茸を並べて干した。
干した茸を水から茹でた。
茶色いお湯に乾麺浮かべた。
浮かべた乾麺箸で押さえた。
箸で押さえてゆっくり混ぜた。
ゆっくり混ぜて冷まして ....
梨の実が旧い館の椅子の上に置いてある。
静物画を描く青年がブロンズ製の髪の毛を流しながら、
河のマネキンを浚い取る掃除夫に腕を授け渡す。
それは広間へと続く廊下の壁掛時計に引っ掛かってい ....
東京の真ん中を歩きながら
無意味な産業についてを考えていた
日本が世界に誇ることができるサービスとは?
だけど そんなものはないのだろう


日本のやりかたは通用しないが
誇れるもの ....
長い時間がつくった
岩の固まり、山のもようだった

それはとても静かな時間で、
隣にいる人が誰だったか、ふとわからなくなるくらいの
年月の詰まったギザギザ

波の穏やかな水面のまん中にあ ....
 もしも僕が詩集を出したら

 その詩集
 クルクル丸めて
 棒みたいにしちゃってよ

 そしてそれに
 コンドーム
 被せちゃってよ

 コンドームだよ
 コンドームだよ

 ....
生きてるうちに
何回生理があるかな
ぼうっとしながら
打ち上げ花火の音を
聞き分ける
次の瞬間には
こんな状況の
自分を呪っている
あたらしいくうき
深く呼吸をしてみる
月は満ちて ....
乾いてしまった心

えぐられる心

容赦無い言葉

癒えることのない心の砂漠

雨が振ってこないかな?

いえた心の砂漠に水を与えたい

でも、雨は降って来ない

カラカラ ....
あなたの夜に入り込んで 眠り続ける

腐敗した 薔薇の花を 投げ入れた 失われた影に

安らかな苦痛と 砂漠への愛を 

目の前が 次第に 赤く染まっていく


何度となく 惑ろんで ....
何かを言おうとしたまま
羽蟻に覆われて行く 月

寝苦しい夜の何処からか
微かに   悪寒が流れ
顔を隠した二人の忘却が
そっと  水浴びをする

乳房のように膨らんだ闇 
白い 流 ....
ただいま
おかえり

それだけで
わかりあえてる気がします

こたえあわせをしないまま
ねむる夜でもいいじゃない

なんにもいわないをせめないで

ころんととけてるグラスの氷
 ....
毎晩3人の『子ども達』と一緒に寝る。

名前は

『ライオン丸』

『ライ次郎』

『うさこ』。

9年前にとある雑貨店、いや、『産婦人科』で

発見、いや、『出産』した。 ....
名前を呼んでほしいんだ
君が呼んでくれたら
僕はこの世界に 存在していられるから
たとえ 呼ばれたそのときに
存在していなかったとしても

覚えておいてほしいんだ
一人でも多く 覚えてい ....
戸惑いの中で見つけたのはあなたの飾らない優しさだった 
戸惑いの中で触れたのはあなたの手のぬくもりだった 
例え偽りだとしてもそれでもいいと思ったの 
心のままに掴んだこの気持ちを信じていたいか ....
うつくしい人の想像をこえた
あなたのかかえているもの
すべては朝だった

*

きもちいいくらいの遠心力で
渡り鳥は群れていて
ふゆ、なんてたった一言で
言っていいことと悪いことがあ ....
都会について語ると
都会は沈黙する、
唇はいつも僕にあるから

生き物たちが寝静まった深夜
列車に乗って
都会という名の駅で降りる
駅前では高層ビルが
ひんやりと脱皮をしている ....
  手を振って離れた
  あの夏の暮れどき
  街の声にまぎれた
  当たりまえの毎日



  息をのむほどに
  あなたの黒い髪は
  ただ静かだったから
  赤、
 ....
「必然」という言葉の意味に、
果たして「死」は含まれるのか。

未だに謎なのだ。
何でもない言葉が嘲笑にすりかわるよ

自分だけが許されると思い上がり
君は駄目だねと言ったが最後
後の祭り
キャンプファイヤー
踊り狂う部外者の群れ
飛んで火に入るなんとやら
空しさを ....
誰かの幸せが、
誰かの不幸せだ、と言う。

だとしたならば、

誰かの正義は、
誰かの不義だと考える。

そこから見えてくるものは、
幸福感と
正義感に
基準など設けられない
 ....
貴方が自らを表現する、いや、表現できる物
それはなんですか?

文字ですか?
言葉ですか?
表情ですか?
挙動ですか?
目線ですか?
音楽ですか?


私が自分を表現できる術はな ....
オレンジマーマレード
草原が燃えてる?
かわいらしいわ
きれいだね
人類の手足浮かんで
おそろしいね
たぶん言葉たち湖に沈んでく?



ぽかっとひかるそらへ近寄りすぎないでわたし ....
うなじに貼りつく蝉の声を
拭ったハンカチの上に


炎天下の用水路に浸した
素足のこそばゆさを重ねて


最後の線香花火が消えた後の
かすれた火薬の匂いの上に


水着の跡 ....
今日も仕事
明日も仕事
明後日は水泳
今朝は散歩

今週も来週も
頑張るぞ
体壊して
検査だぞ

自分に鞭を打ち
日々生きてゆく
毎日できる事を
するのみだ。
あかぐろい肌をして
山盛りの雲をあおぐ
雨を待つわずかの間に
なんども恋におちる

季節はぎしぎし言う
発情のおわらない猫が
前足で引き留めている
濃緑が
少女を溶かしてしまった ....
八月の空の下で

青い白い雲の漂う空
を見上げて
伝道奉仕が始まる
男女数人
坂道に車を止めて
さあ行こう
さまざまな家の人
男と女
今日は男がよくきいてくれた
汗が沢山流れて
 ....
おひさまに干されたふとんは
懐かしい匂いがする

平屋建ての木造家屋
屋根より高く育ったヒマワリ
リュウノヒゲにふちどられた細い通路
赤いバラのアーチでは
テントウムシがアブラムシを食べ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
やりおおせるはるな312/8/5 4:03
頬紅212/8/5 3:54
ときに。子役大好き012/8/5 3:38
ドンドンドン・ドンキー012/8/5 3:30
乾麺112/8/5 3:22
雑草の花・鯨の皮膚高濱212/8/5 1:43
きっと、車だけではなく番田 012/8/5 1:26
山のもよう明時 樹212/8/5 1:12
僕の詩集藪木二郎012/8/5 1:07
花火112/8/5 0:43
砂漠の心月乃 姫花2*12/8/5 0:16
安らかな 意識nia112/8/5 0:13
冷熱帯夜ただのみきや21*12/8/5 0:07
晩酌のひと朧月212/8/4 23:12
『子ども達』永乃ゆち9*12/8/4 22:29
サブアカウント結城 希212/8/4 22:23
伝言文字綴り屋 ...012/8/4 22:22
立冬ことこ14*12/8/4 19:52
都会図鑑6たもつ8*12/8/4 19:32
ざわめき草野春心612/8/4 19:19
_唄種112/8/4 18:18
follow hollowブルーベリー012/8/4 18:12
定規唄種112/8/4 18:09
きっと誰かもこんな気持ち。神木♪龍112/8/4 17:52
ポイントいりません(オレンジマーマレード/草原が)モリマサ公512/8/4 16:54
盛夏nonya18*12/8/4 13:57
はりきって行こうペポパンプ4*12/8/4 12:59
丘の魚はるな912/8/4 12:11
八月の空の下で生田 稔212/8/4 11:38
黄昏待ちそらの珊瑚2312/8/4 10:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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