ブリューゲルの「イカロスの墜落のある風景」
野間宏に暗い絵と表現させた作品のひとつでもあろう

ボッシュなどの流れを汲んだ暗い閉ざされた色彩に
海中に墜落したイカロスの足だけがみえる

ギ ....
ぼくはただもう
汗をかいて生きよう
排ガスさえ流れてこないよ
よどんで静止する空気のなか
一瞬!の風を
ヨットの帆のよう
全しんをぱんと張って受けている
止まっては溶けつつ
ひたす ....
私の心臓に突き刺さった一本の棘。
抜くことはできないのか

河は輝いているが、私は輝きをなくし
生気が吸い取られていく
私の中の水面はどぶねずみ色になり、
なくなった。私も私でなくなった。 ....


私が人生を憎むとしても
人生を愛するとしても
君が必要だ



信仰

確かに私は凡人だ
しかし信仰を持っていることについては
誇りを持ってい ....
これは知り合いの男性から聞いた話なんですけど、

その男性の友人、仮に名前をA君としますけど、
そのA君にね、ある日、彼女ができたんです。

A君、それまでずーっと女性に縁がなくて、
いわ ....
迷路とかでもなんでも、
探したり、
迷っていたり、
そんな事をしている時が、
楽しかったりするわけで。

そしたら、
浮世の迷路にも、
もしかしたら全く同じ事が、
言えたりするんでは ....
例えばもし。
火が存在しなければ、

情熱を「燃やす」ことさえ、
どれだけ難儀なことだっただろうか。
あの娘の瞳のブラウンシュガー手のひらの上で転がして
ブリキ玩具の鈴の音を夏の日差しに溶かしていく
ハビットメタルの軸受けにビー玉一つを投げ入れて
消せない過去だから 寧ろ愛してやろうと思ったんだ
何時だって 唐突に思いだして 身を焦がすから
本当は忘れたいんだ 無くしたい
それが 出来ればナァ!

得意だと思っていた事 意とも簡単に  ....
孤独じゃないと感じてる

孤独じゃないと案じてる

二人でぐっすり眠りたい

月あかりだけ浴びながら

青いツラの皮うかんでる


きのうの戦争銀メダル

世界で何位なら満足 ....
海がわたしたちを生んだの?
わたしたちが海を生んだ気でいる
飼おうとして噛まれた手が痛む

波はなにかを
探しているから
常にかきむしって
大地をけずってゆく

砂浜が綺麗に
みえ ....
万物理論(Theory of Everything)を携えて来るそれは

人でも神でもなく

一切を

謹厳に

すべての力を統べ

しかし、

哲学的な亡者どもは

自動 ....
気がつけば、
Facebookの友達の数は
とっくに一年の日数を超えてた。

一日一人ずつ会っても、
一年間じゃ足りない。

そう考えると、
一年にたった一日でも
一人の人を独占でき ....
五反田のスターバックスでコーヒーを飲んで、一風堂のラーメンを食べる予定だった。しかしコーヒー自体があまりおいしくなかったから、何もする気がおきなくなってしまっていた。金をもてあましている代わりに、 ....  
もしも鳥だったら?

あたしゃ、きっとペンギンさ

灰色の空を見上げるだけのペンギンさ




 
あなたはとても幸せだと想うわ
だって辛いんでしょ
だって淋しいんでしょ
だって泣きたいんでしょ

そんなもの もうあたしは忘れたの
そんなもの もうあたしは捨てたの

それでなぜそんな ....
  闇に
  眼が灯ったので



  無人の食卓はむしろ
  円く、
  青白く
  幼子の夜泣きは
  ぬるい風に裂かれ



  アスファルトの上に散る
   ....
ロックしても
ノックしても
おまえのこころはどうにもならない
おまえはまるで壊れたアラーム
そのときがきたって起動することなんかないのさ


裏通りじゃドラッグ ....
スマートフォンを手にして
花壇の隅、おじさんがぽつん
RPGにも飽きて動画とか見始めて
キリが無い二十三時
月に五千円の小遣いを貯めて貯めて
欲しい物は飲み代に代わる

終着駅間で際すれ ....
現実が見えない速度で流れゆく
見えずとも流れゆくのは
時間と河の佇まい
喉を切り裂く
その 刹那
声にならない
悲鳴と絶望の渦の中に
また 流されてゆく

小さな小さな ただ
 ....
瞬間、と二文字書くその間にも、瞬間瞬間に息をつまらせています
身に迫るモノモノのこわばりがモノモノしくて
短く呼吸することさえためらわれます
彼らは語っているのでしょうか? 僕には分かりません
 ....
「かも知れない」
そんな妄想は、
可能性を意味し、
生きる上では必要になってくるかもしれない。

しかし、
しばしば度が過ぎると、

手前のように、
運転をすることこそ、
怖く ....
            120807



デクニンギョウノタメイキヲ
ユウジンニタクシタ
サワルト
ザラットシタカンショクノハイザラ
フルクテサビテヨゴレタママニナッテルガ
ゴチソ ....
夕立があらわになると
鳥たちは身をのりだすのでした

*

私は10日ぶりにアイスを一つ食べて
誰もいないリビングで
雷をやりすごす

*

祖母がもう歩けないのだと
母が悲し ....
街でも人でも無いもの
そいつは
世界に現われる麻疹だ
個々の遭遇は視覚的に
準備されているので
魅力を増すためには
部屋とか街とか呼ばれる
外部へ行かなければ
かなりダメだよ
瓢箪から駒みたいな約束
吐いて
はしゃいでみたものの
閻魔様にも負けず劣らず
舌抜いて
いっそのこと
こっそり禁○の看板
燃やしてしまおうかと取り出して

マッチ棒擦って
暖めてく ....
雨のち晴れの今日は
気分がすぐれずに中身のないことばを連ねている
消えてしまってもよいとおもう
しかし残ればそれにこしたこともないとおもう
どちらかわからない
要は思考がめんどうくさいの ....

コップ一杯の水を飲む

夜の間に
水分が失われた細胞が
目覚めていくのを感じる

八月六日の朝
同じように水を飲む

最期の言葉は
ミズヲ クダサイ

この水は
私の水 ....
青い海、青い空、波の音
バシャッ人はいっぱいいるのに静かだ
とんぼが にげない すこしも
とんぼの 目の中に わたしが
たくさん いるというのに

あぶらぜみが にげない すこしも
目線のたかさ で    なきはじめた
あぶらぜみ わたし ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
イカロスの墜落梅昆布茶812/8/7 19:51
汗をかいて生きようシホ.N312/8/7 19:08
憂い灘 修二3*12/8/7 19:05
連作 4渡辺亘312/8/7 17:41
帰郷だるま112/8/7 17:34
あっちこっち。唄種312/8/7 15:01
古より。312/8/7 14:57
ブラウンシュガー只野亜峰212/8/7 12:13
嘆きの墓黒ヱ2*12/8/7 10:54
ねむれない夜吉岡ペペロ1112/8/7 9:34
海のさがしもの朧月612/8/7 8:34
万物の調停者高原漣2*12/8/7 3:23
365日結城 希212/8/7 2:35
ありふれた孤独番田 012/8/7 2:17
ペンギンさ殿上 童25*12/8/7 1:09
感染HAL5*12/8/7 0:34
闇の眼草野春心312/8/6 23:19
ロック・アラウンド・ザ・バンカーホロウ・シカ...1*12/8/6 22:56
風邪をひくなよ。プル式412/8/6 21:56
渦の中にて岸かの子3*12/8/6 21:26
モノモノのこわばり津久井駒彦012/8/6 21:10
理論空燃比唄種112/8/6 19:47
ハイザラあおば3*12/8/6 18:27
夕立ことこ312/8/6 18:26
街でも人でも無いもの和田カマリ1*12/8/6 18:25
禁煙乱太郎15*12/8/6 18:02
雨のち夫かんな3*12/8/6 17:33
誰かの水そらの珊瑚14+12/8/6 10:05
スマイル?112/8/6 7:14
すこし[group]るるりら25*12/8/6 3:47

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