今宵も天蓋が咲く

高く鳴り響く単調な笛の音

星のまにまに墨は流れる

赤青黄色の死せる光が降りそそぐ

壺中にすら天がある

狭い空といえども

しかし

決して手が届 ....
足音だけを削るように 影は スクリーンの向こう側だった

うたうような 雨が 溢れてた

ポツリ しずくが廻る 頭上のメリーゴーラウンド 

風は 無口で みあげていた

純粋の意味を ....
ふと


白い屋上で見えた風船のいろとりどりが 胸に散らばった 
わたしのこころが 無数の風船なら 空でゆめをばら撒くんだろう
ばら撒いたゆめはどこかでだれかに食べられる 仄かな奇跡を贈 ....
{画像=120820013040.jpg}


風の音がとまった
日の光が強く押え付けてくる
ガラス窓のこちら側は醒めた水の中だ
連れ立った女学生が口をパクパク動かしている
子供を連れた ....
こんにちは

夏の陽に心浮かれてきみに見えないたくさんの敵

どこまでも広がる脂っこい空の、不自然なまでの青さ

あまりにも惨い

きみはこの太陽に焼かれたんだね。
ダンジョンの宝箱できみはランタンを見つけ
碧の泉でぼくは剣を落とした
なくしたものの方が大きかったよね、って
きっと同時に思ったはず

明かりがあれば歩けるけれど
もうほくには強さはなくて ....
泣いている君の写真をとった
大きな額にいれて
大切に大切にかざる
もう二度と見ることはないのだから
親を亡くした子を孤児という
妻を亡くした夫を寡夫という 
夫を亡くした妻を寡婦という
しかし子を亡くした親を呼ぶ言葉はない


その痛みや悲しみを表現できる言葉はどこにもない
むらさきの家具
光の終わりの
粉と冬


星や海や
息の位置
誰が花でも
花を咲かせゆく
どれほど苦しい
苦しさの夜にも


光の角が
片目からだけ伸びてゆ ....
夜よ ご機嫌麗しゅう
少し話していきません
ぬるい時間をちびりちびり
ロッキングチェアで揺られるような
取りとめのない浮世のことを

露出狂の政治家たちが
脂っこいことばを吐き出してはそ ....
いまだに焼かれている
真夏の紫外線に焼かれている
皮膚を失ったその石積みが
角質化した褐色のコンクリートが
汗ばむのは
放射熱、反射光
白いテントで防げないその閃光に
遠く台風雲を浮かば ....
笑顔には、力がある
元気がない人に笑顔で話しかけると

笑顔になる

笑顔はスッゴい力がある

どんなに落ち込んでいる人に笑顔をみせると

ちょっと元気になったりする

だから、 ....
声を大きくして泣く頃はもう過ぎて

しとしとと降る雨のように涙はいつしか零すようになり

とめどなく響く雷鳴に

心はどんどん堕とされていき

私の笑みは消えゆく



その頃 ....
ほとんどの国の国歌は

軍歌である

それはひとつの国家の存在に

如何に多くの血が流れたことを

物語る明白な証拠でもある

その点に於いても

君が代は稀なる国歌である
海外の国を訪れた時
その国の母国語だけでなく
他国語が通じた場合

その国の歴史のなかで
侵略 植民地化 占領によって
多くの血が流れたことの
ひとつの痕跡なのである
届かない事は
十分知っている
届けられない事も
十分理解している

しかし…
心が君を思い出し
君への想いや…
君へ伝えたい事を…
万の言葉に紡ぎだす

溢れだし
止まろうとし ....
これはある男性から聞いた話なんですけど、

彼、ここでは仮にA君としておきますけど、
A君は子供の頃、H県のK市というところに住んでいて、そこにはR山という山があったんですね。

そのR山、 ....
橋を渡る自転車の少女
汗が光り、髪がへばりつく
夏の盛り、川のきらめき
誰を、憎み、誰に、傷つき、誰を、愛する
あなたのいる世界を愛せよ、そこにいる僕も愛せよ──僕は待っている
写真の中のあ ....
{引用=


いくつかの言語がすでに死滅した
午後だった、そして花が散ってい
た、なんの動物のものかわからな
い(おそらく数種類の動物の)い
ろんな部位の骨をあつめて、鑢で
みがいてい ....
白く輝く無慈悲な太陽が
干上がった大地から 何もかも蒸発させる頃

私と彼女は
並走していた

灼けるような暑さも忘れ
私たちは
ただ 明日を生き抜くためだけに
疾駆していた

 ....
峠の道標




ひとり立ち




ひとり朽ち
ノートにしようかどうか 迷ったんだ
ちゃんと 検討したんだよ? ボク
ウソなんて ついちゃ いないや
そんなの ダイッキライ だから

サイズは 半欠けの月が 二つ
英語の 最初から 2番 ....
愛をとどけに海をこえてみるの わたし

好き 好き 大嫌い
心は気まぐれだわ

波音 暑い風
ふたりで誓ったのに

口づけ 長い夜
恋に落ちた方の負け

夢 夢 儚くて
涙が止 ....
ひかりはぼくらをほどくだろう

影や風がさわってもくれるだろう

そこでぼくらは調整されるだろう

がんばれば逆向きのちからも生まれる

それがぼくらの今いる世界だ

それでもまえ ....
舌のねもとに指を押し当てて吐いた

涙がにじんで鼻水が息を塞いだ

吐くたび便器をティッシュで拭いた


百日紅がさいごの夏だ

ひかりが花を撫でている

路地には影が鮮やかだ
 ....
不毛な公会議が終わると午後六時。金曜の夜の十字軍の夜だ。乳と蜜の流れる丸ノ内線の出口付近から、開けドア。涙、流れても溢れ出ても小アジア。もう黄色い犬がドミノ牌を並べ始めているというのに、嗚呼、吾が妹よ .... イタリアの空を見上げた夏も、すでに思い出

大理石造りの建物の前で ニセ物のサングラスの束を売り歩く怪しげな商人がいたり

客を引き止めては 買えと迫る 石畳に並べられた絵はいんちき臭くて
 ....
やばいとかまじでで伝わる感情
わざわざわかりにくくしてそれっぽく包んでみても
なにそれまじでわかんないし。
有りもしないなら黙ってればいいし、
何かのふりして書くことないよ。
言いたいことな ....
伝わるだろうか
詩を書いたとき
心に残る言葉は
何だと思い
この詩を書いた
 俺
 文章で身を立てようって
 思ってるんだ
 コホッ
 コホッ

 何甘いこと言ってんだっ
 お前が昔
 賞取ったのは
 たかが県の
 作文コンクールじゃないかっ
 小中高大 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
空といえども高原漣1*12/8/20 1:52
よるのしっぽマーブル212/8/20 1:43
ふと312/8/20 1:34
マクドナルドから見える夏beebee25*12/8/20 1:32
炎天きや012/8/20 1:03
Game Over紺野 夏槻212/8/20 0:59
泣き顔國朗112/8/20 0:13
呼び名HAL4*12/8/19 23:24
夜わたる夜木立 悟612/8/19 23:04
夜よ ご機嫌麗しゅうただのみきや13*12/8/19 23:00
そんなまちにすんでいるたりぽん(大...712/8/19 22:45
魔法スマイル?112/8/19 19:39
しとしとと泣く桜 歩美4*12/8/19 17:59
稀なる国歌HAL1*12/8/19 17:44
母国語と他国語1*12/8/19 17:39
空に筆清風三日月212/8/19 15:22
スターマンだるま212/8/19 14:54
自転車黒髪2*12/8/19 13:23
残暑mugi312/8/19 12:47
狩り結城 希112/8/19 12:38
道標神無月千代112/8/19 12:05
ホワイトアウト藤鈴呼5*12/8/19 11:51
『海の見える街』 歌詞付けA-29012/8/19 11:43
まだ見ぬ公園吉岡ペペロ312/8/19 11:42
さいごの夏012/8/19 11:18
金曜の夜の十字軍【ツイート詩013】シリ・カゲル012/8/19 11:17
路上画家の風景ぎへいじ3*12/8/19 6:58
まじだ。子役大好き012/8/19 6:05
クエスチョン番田 012/8/19 2:03
対決藪木二郎012/8/19 0:59

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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