冷えすぎません
電気要りません
上の空間に氷入れます
その氷が溶けるまでです
わたしがアイスボックスでいられる時間は
あなたからもらった
昨日の茉莉花が
せめて今日だけでも
芳 ....
鷹の爪がむねを突き刺した 純粋が なあ 零れてたぜ
あくびがでる話さ 気長に旅支度しよう 人形は置いてってくれ
飲干した空き缶がぺこっとおじぎしてる なぜか 弱ってる
そんな不恰好な ....
空がせつなく見える日は
誰かのためいきが聴こえる
ためいきは
透明の煙になって
立ち上り
つどいあって
やがて白い雲になる
空がせつなく見える日は
あなたもためいきをついている ....
きっと と
呟いてから
たぶん と
言いなおす
なんて曖昧な未来に
託すものは遥かに大きくて
そのために何かしら
/dekirukotoha nanndesuka?
言葉っ ....
知らないこと、
知っていること、
パンダ中継、
わたしはここにいないことになっている、
願望、
とその逆の事実、
実態、
謙遜と、
彼の左目、
リップグロス、
観たくもなかった戯曲 ....
僕には虚しかった
多くが
働くことと、
それ以外のこととが。
つまりはなかった、
選択肢は。
なぜだろう
なぜ生きることに自由はないのか。
しばらく仕事を離れて、
部屋で静かに暮 ....
顔が見えない君の姿が雨の中 走り過ぎていくよ
ドアを閉ざして立ち並ぶ高層ビルの間を なにも構わないで
豹のように身体しならせて 行き交う獲物達をすり抜けて
先が見えない不確実 ....
雨の夜に思う 秋の初めの未だ残る緑の葉
鋭く細長い葉を纏った 細長き胴の先
風に振り乱だされる 白髪が如き穂
星も月も無く 徒に寂しく暗い野で
薄よ お前は そぼ降る雨に打たれ ....
きっと誰もが 心の一番奥に
他人にはくだらないものに見えるけれども
自分にとってはかけがえのない宝物のように大切な部分を持っていると思う
ぼくは それを捨ててしまえとは言わないよ 言えない
....
サンデーバザールのあと
あらしが何度か通りすぎ
片腕の乞食が食いっぱぐれ
捨て猫みたいに骨と皮だけになって
水気で頬をいっぱいに膨らませた雲は
策略的なハンターの目つ ....
あるところに
色を嫌うレンズがあった
それが愛したのは形
そして光と影の
バランスだけ
そのレンズを通して見ると
総ての花が おしゃべりをやめた
春の日差しの ....
長袖ビュンビュン
半袖ぴゅんぴゅん
お洒落じゃないから同じような柄ばかりの
シャツたち
ズボンもこれからの季節はずっと
うねうねコーデュロイを色違い二本
これから寒 ....
雨がふるので
膝を立てて
まがった指で
生理用品をつけかえる
角に立っている男たちが花売りを罵倒している
走り抜ける街の多さ
どれだけ降っても
給水塔はふやけない
雨が ....
光がないから
影もない
のっぺらぼうの空気の
暗闇
夜の住人の
かわいた息
脳天のおくを這う
黒い質感
夜のからだを
闇にあずけて
優しさと厳しさが
混交する
....
アリエッティににてるから好きって
きみは、わたしのせんたくハサミのようなかみどめをはずしながらいった。
わたしはこびとじゃないわって
いうと
きみはこいびとだよっていって
かみをくしゃくし ....
私の言葉を
ばらばらにすれば
私がわかるのかな
そうだったらいいな
それなら
どれだけ分解されてもいいのに
きっとわからない
自分でさえわからないからでなく
想いなんて
心な ....
ほぉら明るいよ
ずっと一緒さ
一人じゃないよ
涙がでるほど
嬉しかったよ
暖かかったよ
どうころんでも
ふたりの人生
先は明るいから
我慢させ ....
最初はね
君のこと知らなかったから
ちょっとすました横顔がかっこいいなぁなんて
思ってたんだよ?
でもね
今は
私の隣でおもいっきり笑う
その笑顔がいちばん好きだよ
....
あのときこうすれば良かった
あぁすれば良かった
後悔は先に立たず
息子の育児をやり直すことは出来ない
間違っていたこともいっぱいあったろう
やって良かったこともいっぱいあったと思う
そ ....
これは俺が中二病だったときの話なんだけど
と言って話し始めた彼の話はとても面白くて
彼の顔もとてもたのしそうだったので
そんなに素敵な病気なら
治らなかったらよかったのにと
少し悔し ....
人は壁にぶつかると迷う
そんな時、ほんの少しの勇気があればできるのになんでだろうなぁ
そう思いながら歩く
空は楽天的だった
地面は感謝に満ちていた
だまされてやるさ
なにを言えば終わるのか
知り尽くしたひと
計算していたんだきっと
空は楽天的だった
地面は感謝に満 ....
AOE?に出てきた巨大投石器には、バッド ネイバーという名前がついていた。おそらく、何らかの故事にちなむ名称だと思われる。だが、普通に考えても、自宅の横に巨大投石器を構えた宅があって、それが自宅に向け ....
{引用=
鹿に小石をなげる
それを、食べてはいけないのです
野いちごに口を赤く染める おまえは
なにも知らず
動物の本能を ためされる
※線という 残忍な審判 ....
新月欠けていく パリ 香港 アメジスト
塗料が剥げた
一部むき出しの看板
××酒店の文字が
マグマのように溶けだした
アスファルトの傍らで
孤独の声を上げる
何食わない顔をして
過ごしている
もう忘れてしまったなんて ....
苦しみのあとには幸せが待っていると誰が言ったんだろう?
瘡蓋だらけの手は夢をつかめると誰がほざいたんだろう?
言った本人は未来のことなど考えもしなかっただろうに
ポジティブとは時に残酷だ
ネガ ....
「遍ねきもの」
木の若芽
世の中で起こっている一切の事は
まさに自分の心の中でも起こっている
同時に進んでいる
遍ねき時間
ああ また
わたしに台風が発生した
....
「スピリチュアル」
木の若芽
今吸った息
足にはねた雨
雲のうすいところをすけてさしてきた陽
みんな宇宙の愛
口や肌や目から ....
秋は正しくあらわれて
冬になるまでに仕事をする
暑いからいや
寒いからいや
そう言っていた君はいまどうしているんだろう
春には
あたらしいという言葉が
使わなければな ....
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