薬が旨い
わたしは
わかってことをいうだけの
機械でした
ほら
空を
壊して ぇ おねがい
だれも
d みt
d
言葉が 拡散して どうか
あなたの なかに
....
やがて暗闇がノイズのように
部屋の窓から流れ込み
わたしの視界を埋めていくので
心が水色の蛍光色が
浮かんで
消えて行く
夜が来るから
どこかにいたことは
たしかだ ....
マカロンをもらった
もらいたくもない奴からもらった
カラフルでやわらかくてかわいらしいマカロン
もらいたくもない奴からもらったのに
カラフルでやわらかくてかわいらしいマカロン
そして俺は負か ....
ミラーマン
キラキラ光る
お友達
なんだか ちょっと
ミッキーマウス みたい
そう言うの あったよネ
最初と 最後の 文字で
人は 勝手な 判断を する
脳内変換をして
....
幼い男児が
朝、
一匹の蜥蜴を手に捕らえる
厚い辞書に差し込んだ
すみれ色の栞のような朝
秒針に隠れ 見えなかったものが
少しずつ少しずつ見えてきて
たくさんのすがたかたちが
ひとつになろうとしている
窓の外を
泳ぐ熱
誰かの静かな
内臓の熱
....
ハムスターは耳がいい
ささいな音も知っている
がじがじ がじがじケージをかんで
えさよこせ
えさよこせ
飼い主はねむってる
飼い主は怒ってる
飼い主は ナイテイル
やれやれ ....
肉を食う
うまい!
なるほど
これが生きるってことか
肉がうまいという驚愕の事実
生死について論じる前に
なぜ肉がうまいのかについて考える必要がある
生に関する考察も ....
漂えど沈まず
なんとなくカッコイイ気もする言葉だ
でも
沈むことがまるでダメなことみたいで
この言葉が嘘くさくて嫌いだ
沈みたければ沈む
漂えど
沈みたい ....
異常心理分析官を憐れむ歌 ホ短調で唄う
いけないことだとわかっているのに
あなたの優しさから抜け出せない私は
蜘蛛の巣にかかった蝶のようで
心の中で
小さな声で
私を見て
って叫んでる
あの子は ....
増え方はどうするかというと
水をかけるとふえる
せなかに毛玉ができて
その毛玉が飛び出して
ふえる
という
はなしを
おしえて
みたが
めだかの発生と
話が合わない
いらないものがたくさんあるのは
他の人が使うから
僕が見ている世界には
そんな不要がいっぱい
誰かと手を繋いでいなければ
恥ずかしくなるような場所を
一人で歩いていた
誰かに ....
{引用=大僧正は空になった蜂蜜の壺でさえも大事にとっておいて、名もわからない真っ白な花を一輪、そっと刺しておくような優しい方だが、お金は貯めるし、奥さんはたくさんいるし、けっして、聖人ではなかった。
....
鎌を持ち稲を刈る
コンバインが入れるように
田んぼの四隅を 大きく刈る
いろんな形の田んぼ
とにかく 鎌で刈る
雨が降りそうなので
ブルーシートも 持って行く
雨にぬれたら 機械の中 ....
西洋では日曜日には
教会の鐘が町中に鳴り響く
皆子供達が出かける。
私たち幼児は特別な部屋で
面倒を見てくれる。
そして甘くないまずいブドウジュースを貰う。
礼拝中は小さい子はうるさい ....
かみさま
ねえかみさま
こちらへいらして
お食事ご一緒しませんか
あなたの哀しみと
ぼくの哀しみ
まず目をとじる
つぎに手をひらく
そして想像してみる
捨てさることのできない
自分というもののなかに
ちいさく
しめってふるえている
自我を想像する
それを捨てる
目をとじる ....
秋の空に
憂鬱と哀しみを感じる
私の世界は
プルシアンブルーに
染められる
あの人の顔がよぎる
忘れることもできない
手紙を書きたい
いいえ 書いてはいけ ....
きみが欲しがるなら
月と星のかがやくところを
ぜんぶとってきてあげるよ
夜が
このさき
永遠に真っ暗でも
かまわない
だれかが死んでも
終わりのある日々に
きれいな蝶 ....
すきなのはすきだから、すきだって
すきだから、やっぱりすきって
すきになって、やっぱりすきで
すきだからすきで
すきにきづいて
すきでいる
俺は絶対に参与する方法をいつでも探していた。・・・それで見つけたのだ。宇宙の未明の入り口を。
そこに入れば、かつての世界はもうガラス玉の中の小宇宙でしかなかった。・・俺は眺めた。かつ ....
性的衝動を完了する私は1人の人間として女を見ませんでした。
ある日、その女の存在はブログによって知りました。また、熱心に対面した女がいるかどうかが単独で印象づけられました。
(文学の塊偏見 ....
父の抜け毛が浮いている
私は風呂に入っている
父の細い髪の毛が浮いている
それはもう白くかすんで
私はただ風呂に入っている
漂っている
そして七色の虹の彩りと、
眩しい雲のカタチナキカタチ
大空を埋め尽くす、風を切る白い翼のある愛ダノ、
――愛ユエノ、激しい憎しみダノ、
Πανθειον
甘い潮風が私の肌にそよぐ ....
「秋のわたしは」
木の若芽
わたしは秋になるときまってしその花になります 和のハーブ
わたしは十五夜のころなんとなくかつらの木になります 甘い樹
そろそろ ....
「空白の答」
木の若芽
答のない問いの中から
美しいものを集めた博物館の
不思議なものを見るような目を
広いやわらかい空に向けよう
世界じゅうのひとつ ....
猫は一日
ひがな一日丸くなり
日だまりの中で丸くなり
屋根の上で丸くなり
塀の縁でも丸くなり
玄関口で丸くなり
自動車の下でも丸くなり、
部屋の温もりに丸くなり
タンスの上で丸くな ....
君はキリンをみたことがありますか?
それは本当にキリンでしたか?
君はキリンビールが好きですか?
何かに騙されてるんじゃないですか?
首のないキリンをみたことがありますか?
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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