僕の中の水
君の中の魚
穏やかな流れにさえ
魚はとどまらない
僕の中の土
君の中の花
地面に黒い影を落として
花は咲き誇る
僕の中の空
君の中の鳥
どんなに ....
きのうの激しい雨が
まだ宿る、濡れた土に
枯れた牙を埋める
擦りきれたビデオテープの
不安定な映像のように
きのうのきみは
鏡よりきつく
....
マウントするのは
野生における♂が
その最中でも周りの敵に注意を払うため
ということを聞いたことがあるのだが
果たして昆虫から猿に至るまで
その形は酷似していることからも
それもありなんか ....
私、いまとてもつらい
私、いまとても寂しい
私、誰かに助けてほしい
どうすればいいかわかんなくて泣いた
キミに今、メールしたらよくないことも言ってしまいそうだから、メールし ....
心の晴れ間は錯覚だから
いつも本当はどんより曇った空より
淀んでいること
誰も知らないわけじゃない
知らないふり?
できるわけない
心の中なん ....
息が切れるまで走ることが、生きることだ
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さんぽのとちゅう
すりよるこねこの
せなをなでたらね
せぼねをじかにさ
かんじてしまって
せつないかんじだ
....
くちの中が腫れて
ぎゅっと膿をしぼる
吐きだしていまいましいものは
いつもいつも私自身だったものだ
欠けている月をみれば
前髪が伸びたあなたを思いだす
あと何日かすれば
あなたの笑うのとおんなし角度に月がわらう
あんなに
やさしげではなかったけど
くたくたにくたびれ優先席で寝入っていた高校生
に傲慢な老人が席を譲れと激しく言い寄っていた
悲しかった
愛に溢れた社会
命を大切にして
お金等いらない
食べるだけ稼ぎ
世の中が綺麗で
苦しみを分かち
理解に溢れてる
すぐ近くにある
綺麗な自然達と
働き者の仲間達
森林の様であ ....
我は東京の新しき駅舎を独り眼前に見据え
我が国の来し方と行く末に思いを馳せたり
己の無力が雨の夜の寒風に卑しく映えたり
然れども光明のあらんことを信ずる者なり
ここはかさぶたのない場所だ
えぐられた何かを振り返っては
また一つ、言えないものが増えるのだ
深海に落ちている忘れ物
ため息が道をひらいて
君の肩に不安なものをのせている
....
生まれてきただけで
本当はこんなに嬉しいのに
あまりぐずらないで欲しいと思ってしまう
生まれてきただけで
本当はこんなに嬉しいのに
賢くなって欲しいと思ってしまう
生まれてきただけ ....
この粗末な杖で
渓谷の深さを探りながら
対岸に渡り
平らな岩の上に荷物を置いた
紅葉は始まったばかりで
枝は葉を乗せて
上下に ゆったりと揺れ
葉は揺れながら 左右に小刻 ....
光る高速のアスファルト
朝日に黄昏れている
あたらしくて古い秋の彫刻
朝日に思い出している
コンサートは暗闇と人いきれ
朝日にひとが歌っている
なつかしい
....
田んぼに閉じ込められた
数学?の男性教師は
同僚の魅力的な女教師に
布製のガムテープで
手および脚を拘束され
グズグズと沈みました
「女教師が男子学生に体罰を与えた」
と噂を流し ....
あなたは
わたし
わたしは
あなた
そこは
かがみのせかい
わたしは
だれにでもなれる
あなたは
だれにでもなれる
でも
わたしは
わたしにはなれな ....
1
耳なし芳一
壇ノ浦に座す
撥は海風
火の肌をなぜる
赤い藻屑と沈んだままの(旗たち切れの)
悔いの嵐の そのなかの
2
めくらの芳一 どこへゆく
雨滝のよう 夜闇のよ ....
どんより色の窓
真っ黒に白い模様の
蛾が二匹
はたはたと舞っている
夕暮れの薄ら暗い窓だよ
秋に死す者
その不吉さを
喪服の様な衣装で表現か
ああ 舞う ....
手廻しミルのハンドルが飛んだ
散らかったコーヒー豆の破片が
映し出す記憶が全て
重なって出来た白色
試験間近の高校生たち
ノートに書き留めた言葉で
妄想の歴史旅行を始めるための ....
同じ所
同じ瞬間
繰り返される日々
繰り返される事実
ただ、
毎日細胞は失われ補填される
毎日違う物質が代謝され、
吸収され、
排出される
だから何?
それで何?
未 ....
おにぎりは
人のために握っても
自分のために握っても
いいものですね
ぱっと手が熱くなって
はふはふがまんして ぎゅっ
相手のことを考えながら
自分の今日を考えながら
おまじな ....
野分
木の若芽
海に生まれ海を吸い
東から西から
竹の葉のような島を
南へ北へめくりあげ
野分
秋果をもぎとり海に果つ
「月光文字」
木の若芽
秋の月に照らされて
月光だけで詩を書きましょう
人は寝静まり
虫の声のほか聞こえるのは
時計の音
遠い風の音 それから
だん ....
Translated by Google.
djmontana7
CHEAP FAKE BITCHマーク
djmontana7
MARKをFUCK
Vici ....
浮き足立った歩道から
急ぎ足で流れていく
目映いテールライトの
真っ赤な花束を見ている
視野の真ん中に
ぼんやりと
あの日のきみが
スライド写真みたいに
寄せては返す
きみと ....
太陽が没落した朝
その太陽を追跡する雲たちは
昼の影を踏んでばかりいた
雲と太陽が空の糸を引き合い
そこから地上に放たれるもの
地上に放たれなかったもの
我々は渦を巻く準備をしなければなら ....
黙祷の最中に木刀がちらつく
長い夜の果てに俺の孤独が横たわっていた。誰も彼もが歌を歌っていた。それもとびきり陽気な歌を。
コヨーテの遠く長大な遠吠えが闇夜にこだまする時、俺の魂もまた目覚める。俺は歯を磨くために ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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