眠れはしない
この心臓から伝わる
僕の音 貴女の音
瞳を閉じれば
より一層 残像が支配する世界
「声さえ隣に居て欲しい」
言い放つ言葉は夜の闇に溶けてゆき
僕の中で連鎖されてゆく ....
星屑
光輝き
散る定め
瞳を閉じて
開けるころには
何事も無かった様に
頭の隅には
あの時のあの空の輝き
密かに残っている
また空を一回転
夜空には星が浮かんでいる
たぶん
アタシのことをみてるのが辛いんだろうなぁー
無理して笑って
無理して明るくふるまう
アタシはすぐにネガティブになるいつでもマイナス思考
自信がもてない
何か ....
寄りそう栗の実は
獣の皮を着る生きものが身を隠しているようで
汚れた茶色が
人の暮らしを揶揄したようで
眺める
いつもどのようにすごしていますかの問いかけ言葉が
....
君が好きだから
たくさん嫉妬して
君が好きだから
たくさん泣いて
好きで
好きで
大好きで...
好きすぎるのも
辛いんだよ
けどね
大好きな君が
同じ気持ちだったら
それは嬉しいんだ ....
たったの ひとりで いいの
このあなあきの ぽけっとに
こううんな こうかが ある
よろこびは それに にてる
かさかさの てのひらにのせ
ながめることの しあわせだ
....
いま沢山のひとたちがこころを病んで生きてる
でもそのひとたちはこころが病んでいることを
だれにも悟れないように隠しながら生きている
それは憐れみや同情を引きたくないだけじゃなく
想う以上の ....
暖かく薄い曇天の日に
蜃気楼を見るために街に来ました
すると空に田舎の友達が現われた
攻撃されるかもしれないので
お寺の境内に逃げ込むと
色取り取りの風車が
千切れんばかりに回っていました ....
君と僕
君の手のひらに収まっている小さな飴玉の屑は
きっと僕の心臓に近いものなのだろう
君への気持ちは愛でも恋でもなく
単純で複雑なものらしいので今でも僕は説明が出来ない ....
人は
一人じゃ生きていけないって言うけれど
こうして僕らは群れて生きているのに
一人だと思うことがある。
それが決して辛いとか悲しいとか言っているんじゃない。 ....
晴れた日曜日に車を走らせれば
道々に白いけむりが立ちのぼっている
枯葉を燃やしても
人を燃やしても
家を燃やしても
出せなかった手紙を燃やしても
その煙の色は白い
かたち在るものは
燃 ....
かき鳴らすギター
踊る君のつま先
私はただ恋の歌を高らかに歌い
きらめく君の瞳だけみつめていた
枯葉の舞い散る
落ち葉のステージの上で
娘たちは恋のステップを踏む
君の黒髪が揺れ ....
男と別れた夜
ひとり寝の布団の中
音が聴こえる
肋骨の奥のほう
ピシッピシッと
何かが砕ける音がした
心の薄氷を踏む音か
未練の鱗を剥がす音か
遠ざかっていく男の靴音か
....
商品が 色褪せて いたよ と
あなたは 笑う
褪せても 使えるよね と
わたしも 笑う
並ぶ おもちゃ箱を
設置 できる 幸せ
売る 姿を
眺め られる 有り難さ
子供 ....
木香薔薇
奔放な薔薇
手折っても手折っても
永遠にありつづけるかのような
、アーチにと出来心
いつもそんな歩き方してきた
消せない軌跡を店開き
投げやりごった煮のなか御粉がみえない
....
歩かなければ足がしなびる
使わなければ腕がなまる
戒めてないと腹が出て来る
触らせてないと胸がしぼむ
エッチしないと尻が垂れちゃう
言いなりなるとガキ出来ちゃう
月イチで卵出しては傷んでる ....
人に必要とされたいって
思うことってあるかい?
誰でもいいから
誰かから熱烈に必要とされたいって
誰でもいいから
誰かから本当に必要にされたいって
思うこと ....
冷えたぼくの喉元に
指の先を押しつけて息を
、結んで括って括って耐えて
また振出しに戻される
ぼくを貫くチャンネルが
合わずに雑音ばかりの波は
、吸って吐いて吐いたら絶えて
なんにも形取 ....
死んだ卵から冬が生まれる
魚嫌いの女 寿司屋に連れてきてしまった
吐き出した息が魔獣になる
君の大きい手を
そっと握ったら
「冷たいよ」って言いながら
力強く握り返してくれた
私の小さい手を
君はわざとぎゅっと握ってみたりして
「痛いよー」って私が笑うと
君も幸 ....
ひとしずく
ただどこまでも得るだろう
書かれなくなった言葉
階段
奇妙につづく
昼の夢
ある日さらさらと行方は途切れ
行方のままに置いていかれる
花を踏めという ....
行き遅れなのか
貰い遅れなのか
今は男女関係ない
行き遅れの男子もいるよね
ベンツや
ベンベや
フェラーリに乗りたいけど
それだけ
の
男の隣はゴメン
....
背の羽の刺青
岸壁の火
光と冬 足もとに
砕けゆく音
蝋の曇が
水面を覆う
地の足跡は空へつづき
雨と雪に満ちてゆく
暗がり 水たまり 分かれ道
....
粉雪
白いベールを纏った
氷
掴みたくて
手を伸ばしてみても
そこに在るのは空っぽの手のひら
無限に届かない
その距離には
寂しさが苦しいほど降り積もっていて
吐く白い息 ....
花団地 (かだんち)
花団地 では
お隣とうちの間には
透きとおる壁 いちまい
光も音もつつぬけ
あいさつしたり
ちょっと荷物を ....
体節をへし折る
感傷の季節に浸る
まだ青いからだを隠し込んで
いやらしい思い入れを隠し込んで
登校、あいさつ。
異性ということばに
ときめきを感じる
つかいかたは知らないのだけど ....
ゲロを吐くには
吐くなりの
理由があってもいいじゃない
前触れ無しに
吐くなんて
酷い話はないじゃない
何故よ
何故何故
ジッパーを
下ろして
ポコチン見せただけ
なのに
....
きみはぼくじゃない
ぼくはきみじゃない
きみはどこまでもきみで
ぼくはどこまでもぼくだ
だからきみはぼくをもとめる
だからぼくはきみをもとめる
そしてきみとぼくをむすぶ
愛と ....
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