コネがないと過労死 月が隠れているこんな夜は不穏
雲間から微かに漏れる月光が狂わせる
人も獣も機械も大地すらも
何が起こっても不思議じゃない

当たり前のことだと君は言う
四十五億年の時を刻んだ地球からすれば ....
「もも色の風だよ もも色の風だよ」
と誰かが言った
そんなはずはない 
冬の真っ只中なのだ

「もも色の風だよ もも色の風だよ」
とまた誰かが言う
窓を開け のぞいてみると
確かにもも ....
ぱし

ぺし

ぴちゃ


筆の先にたっぷりと
絵の素をつけて
カンバスに投げつける

あか

あお



だったもの


色を混ぜれば混ぜるほど
0に ....
ひそひそと
みんな いっしょに
雑談タイム

今度の ランチは 
どうしよう

タイムでも
パラリ ちらして
ちらし寿司

そうだね そろそろ
ひな祭り

だからかな
料 ....
「僕はブサイクだ」と嘆くルドルフが愛しくて仕方ない。
 大きな鼻は真っ赤な色をしている。
(泣かないでちょうだい、私のかわいいトナカイさん。)
 実際には届かない手で、私は彼の鼻を撫でる。
 ....
いきなりですよ
変な外人
語弊があったらすみません
変な外人の前に座らされて
身辺情報について
聞かれてもですよ
これって、こいつに話して
大丈夫なんかな
って誰だって思いますよ
え ....
座礁した船に乗っている
船は岩に乗り上げて
じわじわと水も浸食してきている

私は生と死を同時に思う

におい
においが違う
磯のにおいと共に
「喰われ ....
 わらい
旋律よ
愛が乗せて
風に惑う
泣いているのか
跪けば
誰が笑う

 慟哭
もうれつないのちが
ひめいをあげている
わからないものが
てにはいらないの
むさぼるせかい ....
皆が助けてくれる。
皆が声を掛けてくれる。
皆が救ってくれる。
死んではいけない。

2時間も電話で話して
くれる人がいる。
心配してメールをくれる。
本をくれる。
本当に俺を救える ....
世界は昨日もこんなに泣いていました
1人  リビングでコーヒーをすすりながら目を通す

相変わらずこんなにもひどいままです
良くも悪くも映像は気軽に教えてくれる





 ....
 も吉と歩く


何もない冬の午後
も吉と歩く
はたちの頃 一年ほど日記をつけた
何も残せず ただ消えてゆく日々が
とてもこわかった
時間はたっぷりあったのに

いつもの散歩道
 ....
どこにも代わりのない
私だけの詩を描いてみたい
心のなかのもやもやがそう言う

私という存在が唯一無二のものならば
出てくる言葉もそうであるべきなのではないか
そうではないということは
 ....
真夜中に目が覚める
暗がりを頭きりさく

いい一日になりそう
いい一日になりそう

間違いの手のひらに到着
午前3時42分
間違いは熟睡
靴下を片手に踊る
捕まえてあるフクロウ ....
寒い

寒い

この寒さが

ぼやけた空間と

僕の輪郭とをひきしめ

くっきりとこの

生命

を路頭に立たせる

胸のうちに手を合わせ ただ

今日ひとひのこと ....
めーだいまー

めーだいまー

電車で子どもが叫んでいた

駅名が踊り出す

乗客に笑みがこぼれる

明大前

よりなんかいい
おなかいっぱいだからいま本読むとたぶん気持ち悪くなる

書店を回遊しているとき耳に入った女子の台詞

そんなふうに思ったことはなかったけれど

満腹だと確かに本は読めないかもしれない

 ....
疲れていた
免税店でキーホルダーを買った だけど 
辞めるべきではなかった だけど この 仕事を 
そうだった だけど あのときも
もう だけど 遅い
選んだ道は間違っていたのだ
僕は死んだので、火葬場へ行くことになった

思い出の品なんてものは無い
まだ観てない、まだ聴いてない、まだまだ遊んでない
遺言通り、部屋に積みっぱなしのないない尽くしを棺桶に詰めると
今度は ....
個の場所に立っているのは
紛れも無い私なのだけれど
ふとそれが揺らぐ時がある


幽体離脱?そう、幽体離脱


夢の様な夢じゃないような
ふわらふわらとした瞬間に
高次元の存在を見 ....
むしゃくしゃしていた。


ただそれだけだった。


コップをカフェのガラス窓に投げつけたのも、

彼岸花の根本を掘り返したのも、

アリの巣穴にネギ油を流し込んだのも、


 ....
てのひらひらひら

紅葉ひらりひら

ほぅらほら

どこかでだれかが呼んでいるよ

重なり合った呼吸が

色を濃くしはぜる音

夕焼けが沈んでいくように

どこかに吸い込ま ....
{引用=
 男士たちが 
屏風をもってきた
眠る女の 枕元にさかさのそれは、
薄の天に 雁が地を飛び去っていく


 踏み絵さながら 鏡のおもてに裸足をのせる
足元をみつめれば むこう ....
誰もいない夜
深く青い闇を張って
微かな水音
澄ます心もないのに
曇り空の上の星を伝って
願いは まぶたの裏を駆け抜ける

あなたがいない日はいつも
いつも柔らかな雨が降って
か細い ....
彼女はうたえる女の子

彼女はすてきな女の子

彼女を遣って並べれば

彼女はたちまち女神のよう

彼女、すてきだぜ


*


彼女はおどれる女の子

彼女はきれいな ....
眺めているだけ



視線は2メートル自由型

テレビの縁を泳ぐ

入信してしまいそうな黒髪の

とてもきれいな女の子



少女は、いつも夢をみる



シンプル ....
 
 
ことばは
しょうじきなのだ

できないときは
できないと
わたしにいわせる

むりなことは
むりだと
わたしにいわせる

わたしよりさきに
いきものなのだ
ことば ....
クリスマス会が行われた
みんなまだ小学生だった
りんごすくいをして プレゼント交換をして ケーキを食べた
だけど一番覚えているのは会場の窓だ
吹雪で窓の外は真っ暗で何も見えなかったけど
その ....
今は見えないけれど
必ず良質な世界はあるはずだと
そう思い川を眺めた
誤ったことをしてしまったけど
必ず今度は間違えない
そう思い思考は翔けた
あつい吐息をはいて
いくつもの夜を越えたけ ....
波には波より速く泳がなければ乗れない

パドリング、波、ボードに乗る、

波に着地するようにボードに乗る

ボードの先端が波頭に乗っている

波頭が白く砕け白く生まれ変わる

それ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
コネがないと過労死北大路京介012/11/29 22:24
月が隠れている夜はkauzak7*12/11/29 22:23
もも色の風凪 ちひろ10*12/11/29 20:37
まぜるな危険Seia312/11/29 19:50
今年の 笑顔藤鈴呼3*12/11/29 18:31
大きなお鼻のトナカイさんゆべし012/11/29 18:26
ECC不参加表明花形新次112/11/29 17:40
こわい田園6*12/11/29 17:33
ごまだれさひ112/11/29 16:34
辛い時ペポパンプ12+12/11/29 15:12
時事komase...1*12/11/29 13:16
北の亡者/Again 2012霜月たま33*12/11/29 12:25
アルビノそらの珊瑚17*12/11/29 8:14
いい一日になりそう竜門勇気212/11/29 7:49
東京地蔵三田九郎112/11/29 6:37
明大前212/11/29 6:26
愛情の胃袋212/11/29 6:13
乗り継ぎ番田 012/11/29 2:48
ひとつ積んではid=523...412/11/29 1:41
個と場Seia012/11/29 1:35
動機212/11/29 1:34
さようなら灰泥軽茶10*12/11/29 1:33
褥焼き月乃助7*12/11/29 1:31
raining raining村上 和412/11/29 1:18
偶像村正2*12/11/29 1:01
アイドル1*12/11/29 0:55
ことばはいきもの小川 葉1112/11/29 0:35
祈り加藤3*12/11/29 0:29
試作 2渡辺亘112/11/28 23:45
サーフィンが好き吉岡ペペロ212/11/28 23:41

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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