弱音をわざわざ

あなたの前で吐いてしまうのはなぜ?



きっとね

甘えているんだよね。



それがわかっているものだから

甘えたくないって

可愛げなく、距離 ....
またそういうこと言うもんだから
誰かがいろんな勘違いを始める

もともと夜行性なもんだから
朝が待ち遠しいのを知っている

端が凍った水たまり

ガスマスク着用が義務付けられた極彩色の ....
指で伝える言葉は
私のほんとうの想い
だけど
嘘もほんとうも
ほんとはないの

書ききれない想いまで
伝えたいけど
真っ暗な空に放つ
星よ知ってくれと

そんな想いがとびかって
 ....
溜息で逃げるくらいの
幸せなんぞ 要らないさ

{ルビ現実主義者=リアリスト}になるよりも
ただの快楽主義者で在りたい


殺伐とした世の中に
君が呑み込んだ{ルビ蒼=アオ}をみた ....
やめてくれ
もうこれ以上 彼の心臓を
痛々しく拍動させないでくれ

すべての生きものの心臓は
15億回しか耐えられない

彼の15億回はいつくるのだろう

夜がきて 朝を迎え
 ....
水を掬いましょう
ただひとつの命も救えないのなら
水を掬いましょう
掬って
飲みましょう
ただひとつの命も救えないのなら
せめて
この命だけは救いましょう
なにくそと
 ....
吹雪く雪の中 飛ぶ白い羽音
ひき風 ひと飲み
とどろく 心臓の火

まつげに擦られる 粒氷
ひりひりと まっすぐに溶ける
荒れるな 空
痛めた体を 巣に眠らせるために

銀河吹雪 渦 ....
映された暗闇が
温かいのに
苦しくて

この髪この声が
のびてゆく先に
ふれたのは月光

冷たいひかりを
ひとつだけ
静かに受け止める
寒空の下にちょっとした
ほんのわずかな温度で ありがとうをおくる
やさしいことばを やっぱり手探りしている
たぶん いや 欲している
こんなにゆたかなのに

あなたのポケットに入っ ....
俺は話がしたい
壇上に立って
聴衆に聞かせたいことがある
常日頃から思い募ってきたこと
ぼんやり座っている奴らに浴びせて
腑抜けた日常から目覚めさせてやる
息巻いて
照明の降り注ぐ舞台に ....
きっとこれが最後
いつもそう思っていた
なにかさやかなことがあると
神さまから戴いているこの世での運を
いまこそ使い果たしているんだ


見あげるとどうやら降りそう
雪? だといいけ ....
ひとは順調なとき
神のことなど想い出さない

逆境に陥ったときだけ
神に助けを求める

ひとは健康なとき
神のことなど想い出さない

ひとは重篤な病に侵されたとき
神に祈りを捧げる ....
戯言



ほんとうに愛してんの?そいつを。

死にそうなときとんずらこくんじゃねーかアンタ。



と思ふクリスマス前、独り者。
空‐くう‐



空すらもノイズの入るここに居て
雲の飛散をただ見つめる
私の暗き世界では
見事なまでの晴天が
「シェーン」のように張り付いている
パビリオンのツリーの下で
子供たちが歌ってる
金色に塗られた柱を背に
その声を聞いている
数々のツリーやスノーハウス
子供たちを乗せて走る機関車
風船のプレゼント
赤い絨毯の上に敷きつめ ....
日本はきっとよくなる

力を合わせれば
日本人は強みを発揮できる


力を合わせるにも
画一的にやろうとすれば
年齢等で選別し
規格外ははじき飛ばして
合格とされた者たちが
目一 ....
目を、閉じる寸前。

目の、覚めるような青。


「君は死ぬの?」


少しつり上がっている意志の強そうな目が
ボロ雑巾のような僕を見下す

このガキ、と眉間に皺 ....
卒論砕ける宇宙人来る 濡れた千円札 自販機の前 夏の月も共犯者 今年最後の
オナニーだけは
何も見ないで
済ませてみたい

あなたのことを
思い浮かべて
器具も使わず
済ませてみたい

いろんなことを
試したけれど
やっぱりあなたに
帰っ ....
いつもとっても自分を限定しないんで欲しいんだ
つかの間の優しさだって信じて欲しいんだ

不毛を嘆くまえにかんがえて欲しいんだ
あなた自身が井戸だってこと

ぼくはいつもあなたに勇気付けられ ....
まっすぐでいたい。 子供はお菓子でできている
あるいは機関車トーマスとか仮面ライダーとか

おとなは憂鬱でできている
打算と愛がごちゃ混ぜの変な生き物だ

一本の鉛筆の語る世界は広くて遠くて
芯の通ったその ....
よくばりになると
しあわせは逃げていく
くらべると
しあわせは逃げていく
おいかけると
しあわせは逃げていく

手の届かない
遠いところへ
逃げていってしまったと
思っていたら
 ....
  小学校は
  投票所になっていた
  冬のひととき
  ぶらさがるカーテンの波を
  光の風が揺らす教室



  長靴にしのびこんだ
  濡れ雪を気にしながら
  ま ....
床をみがいて
部屋じゅうに火をうめる

相変わらず窓べに立って
術なくそとを見つめる

知らないひとの背中が
つぎつぎと消えてゆき

今日も今日が終わるね、
と言うと
終わる ....
月はあなたのように
影をしたがえて夜を照らす

夜はあなたのように昼をしたがえて
星のもとに戻す

愛は醸成された悲しみの塊で
いつもその貌を変える

僕の道程は幅広く豊かで優しい表 ....
何人、殺してきたんだろう?
胸の奥深くに蘇る  最後の最期の表情  作り笑いも たくさんあったな


「用」という名の欲望を
わざわざ羽織り 街へ繰り出す
人々を眼下に 理由不明の ....
すべてゆめだったのよと
言えない朝がきて
わたしたちはまた方舟の残骸を
待つことになる
ひた隠す傷跡をごまかし
あといくつの痛みを抱けば
その海を渡れるのか
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
かわいげないから。元親 ミッド5*12/12/24 0:05
お茶碗、隠さないでよカマキリ312/12/23 23:15
12月の星朧月512/12/23 22:30
溜息川上凌5*12/12/23 22:00
生命力3*12/12/23 21:44
すくう小原あき17*12/12/23 20:51
雪とナギ砂木10*12/12/23 20:23
未草312/12/23 20:10
ガール(冬)唐草フウ12+*12/12/23 20:10
私語硬直木屋 亞万2*12/12/23 19:21
マッチ棒もっぷ512/12/23 18:22
勝手HAL1*12/12/23 17:40
戯言田園4*12/12/23 17:04
空‐くう‐212/12/23 16:49
KLmizuno...212/12/23 15:54
春遠からじ眠り羊012/12/23 15:29
或る赤い星レイヨウ5*12/12/23 12:43
卒論砕ける宇宙人来る北大路京介612/12/23 11:46
濡れた千円札 自販機の前212/12/23 11:46
夏の月も共犯者112/12/23 11:46
今年最後の花形新次212/12/23 10:36
梅昆布茶1112/12/23 10:06
_十二支蝶112/12/23 9:59
子供の哲学梅昆布茶15*12/12/23 9:14
しあわせそらの珊瑚2612/12/23 8:51
投票所草野春心612/12/23 8:44
はるな612/12/23 8:32
ムーンフェイズ梅昆布茶1112/12/23 8:15
何人、殺してきたんだろう?komase...1*12/12/23 8:09
方舟高瀬412/12/23 6:29

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