やっぱりかわいいなあとおもって
パンダをみていた
れっさーぱんだ
ちいさいやつ
ちゃいろいし
なんか
かわいい
しまも
はいっているし
かわいいな
と
おもって
でも
やっぱ ....
LEDひとつに
頼るだけの夜の一人は
優しい時間を知っている
あのひとがくれて
のこして経った
時間もまた
優しくて
十二月だ
死をふたつ知っている
十二月だ
あした雪は降らな ....
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托卵と云う習性がありまして
無責任と人間の倫理からすれば思われる
然し
命の巡りとしては全うで
巣の兄弟を蹴り落としても
....
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ぼんやりくらいがちょうどよい
がしゅうをこれでながめると
まったくべつのえにみえる
おばかさんなわたしには
つきをもしたか ....
誰かが
一礼
私は足踏みを
自分でケンエツします
大切なものだけが
落ちてこない部屋に
呪われのみちを指差し(窓だけが封鎖されてるのをみた
旋風の自白に
嘘をついたことを謝ります
....
混じり合うことも出来ず染まることも馴染むことも出来ず
ただふわふわと漂うように困った顔をして嘘で塗り固めながら
そこだけはどうしようもなく真っ直ぐで澄んだ色をしている
嘘のつけない掴みどころのな ....
不幸な女は
酒場で聴く歌には
もってこいの題材だし
傍目からは
それなりに情緒があって
いいなあと思うけれど
自分の関係者にいたら
これほど面倒臭いもんもないぜよ
というのが
本音な ....
こんな世界で
生きていて
どんな世界が
待ってるか
違う世界にいながら
同じものを見る
同じ世界にいながら
違うものを見る
世界はあまたの
パラレルワールド
....
たぶんふらふらだ
本気の小学生がかかって来たら
やられてしまうだろう
そんな時間の影のなかだった
自分を抱えた思惑が
ぼくを置き去りにしていった
たぶんふら ....
大きな空に
なんぼんも飛行機雲
それが放射状に広がって
ぼくたちは
愛を許されていた
ありがとうありがとう
またこれるかな
ほんとうにありがとう
....
時間がない
時がすすむ
時がすすむ
時間がない
時間がないから時はすすむ
時間がない
時がすすむ
時がすすむ
時間がない
....
鴉がどこのなにを見ているのだろうか
電柱の頭からうめきもせずに俺は俺で
キジバトがたむろするアベニューから
天馬とおぼしきちぎれ雲を眺めている
相変わらずコスモの塵埃を吹き続け ....
雲を食べ尽くして流星群待つ
死神踏みつけて明日まで歩く
君のそばで咲ける花はシアワセ
みおろす私は水に似て
あるく人びとは胸いっぱいの記号を抱えている
穴のあいた人間にばかり恋をして
たどりつく知らないまちで
気が付けばまたみおろしている水のさみしさよ
大半の笑顔など、虚飾に過ぎない。
だが、それでもきちんと満たすものがある、
だからもう、
れっきとした
嗜好品じゃないか。
金を払ってでも買いたい人は ....
一
この世で一番残酷なことは、
音も知らずに踊らされている、
幼い道化が道化と自覚するような
瞬間じゃないだろうか。
わたしがわたしと自覚して
しまうと ....
貴君等はもう御存知だろう
前提として申し上げるを許して欲しい
苦味は旨みとなかが良い
切り離す様な方法をとるべきではない
それは何も食に限っての事ではない
あらゆる事に旨 ....
結局 この国が失ったものは
任侠という精神だろう
任侠を暴力団に擦り代えることで
強きものを挫き弱いものを救うという
ひととしてしごく当然のことを
捨て去り邪険に扱うことで
多くの ....
この年末の忙しいときに
詩を読んだり書いたりすんのは
家族にも世間にも
相手にされない
はっきり言うと
余計者なので
それを心に留めて
遠慮がちにしているのが
余計者としての
礼儀だ ....
あなたが望む世界がひとつ
彼氏が望む世界がひとつ
親兄弟とか仲間とか他人とか
でも同じコルクボードに鋲で留められる
百個は許しても一個はあなたのものだ
その一個が
大好 ....
煙を出さなくなった工場の軒先で
ウールのベールが群れなして失せ、
熱線が迸り出た。裸体のまま曝された
石は砕け、散った、降った、青い羽根が
ハンチングに突き刺さる。
そしてまた羽ばた ....
私の何が気に入らないの
いつもそうやって冷たくして
あの人の前でだけは仲良しを装って
はっきり言ってみたらどう?
もはやそんなことで傷つく私じゃないわ
あなたはそんなことを気 ....
光の通り抜けるのがずっと遅いガラスには
青い光りが灯るんだって
ずっとむこうの、またそのさきの、
もっとさきの、そしたまたさきの
星の明かりが言っていた
光の通り抜けるのがずっと遅い ....
手がむくんで
指輪が外れなくなるときが
私は好きなの
君に必要とされてる気がするから
しがみつかれても
離して
なんて私は言わない
理由がなんであれ
私は君 ....
末広は吸い込まれて消えた、平凡の象徴として
ありとあらゆるものが末広と化した
末広がりという社会現象
末広という名前の子どもが急増し、末広に改名するものが続出した
ある調査によれば国民の ....
六月の朝に好きな人に会う。
新しいときの創造は過去を手放すことなのに、音をたてて崩れる国のまえで、いまは少しも淋しくなれない。
ほんの小さな単語たちにも特権は与えられる。神は完全な意味で公 ....
伊豆高原駅から
赤沢へとバスに乗り
日帰り温泉館の4階へと上り
露天風呂に身を沈めた
目の前は、いちめんの太平洋
(あ、雲が崩れて金の鳥に・・・)
そう思った次の瞬間
....
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