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加齢臭がするオヤジがカリーを作る

 可成り美しく無い情景ですよね

  「市販のルーは好かぬ」などと
 ....
指切り一つ
交わした日の涙と
頬にふれる肌の
しなやかさを
失ってしまったこと




近くにあって
遠くにあったもの
それらがみな
始まりのこころへ帰っていくよう ....
#1

きんいろのふりこがゆっくりと放たれて
はらはらと粉を撒き散らしていく
とがった屋根のさきっぽに
逃げ出した雲がひっかかったまま
夜がくる

そのまちでは風が吹かない
時計の ....
無いものが
楽譜の床を舞っている
壁のなかに踊るもの
羽に逃れ 曇を巡る


夜の山のむこうから
横顔が昇りくる
黄色に巨きく
振り向きながら 巨きく


泡の ....
河口の雨
割れた水門
岩に触れると
聞こえる音
土の上の
午後の重なり


終わりまで歩いたのに終わりは無く
また同じ氷を引き返す
どの脚を使うか尋ねられ
む ....
霧の村のむこうに
霧の村がある
耳の奥の音のように
白い


小さな花の生えた機械に
水をやりにくる鳥
機械はいつも
眠ったふりをする


いきどまりの ....
愚かだ 
愚かなのは俺なのか 
それとも君なのか 
いや俺と君が2人でいることか 
… 
愛が人を愚かにするという 
なのに人は愛を狂おしいほどに探し求め続ける 
愚かな俺と愚かな君 
 ....
エリンギが
売られていて
それを
買って
来て
食べて
それから
栗みたいに
いがいがをだした夜

ひっこみきれずに
あなたもさしてしまった

ごめんなさいが
なぜか言えずに栗のままで

いがいがを
いっぽんいっぽんぬく
いっしょうけんめいにぬ ....
     鳩子よ

     おまえが生まれたのは寒さの残る
     春と呼ぶにはまだ早い季節だった
     忙しさにかまけ、放置していたベランダで
     気づいたときに ....
年の瀬の上野公園は 
家族づれの人々で賑わい 
僕等は3人で 
枯れた葦の間に煌く 
不忍池の周囲を歩いた 

ゆくあてもないような僕等の歩みは 
本郷へと進み 
詩友Fの朗らかな顔に ....
たのみますおねがいします!きてください
 ポーカーフェイスで
中止!
雨に濡れたくありません!
埋め合わせ
プライバシーに関することは教えられません。
くちずさんだ歌詞に

涙が止まらない

鼻水が止まらない

人目もはばからず

出尽くせ ぼくの一週間


溶けて、溶けて、溶け出して。
心の熱が トンッと 小気味良く 跳ねて
トビウオになった 気分

飛魚って 空に雲の筆で描いたら
飛行機雲と よーい ドン

その笑顔 見えてる?
向日葵が 応える
花びらを 大きく  ....
余った春巻を
翌日甘辛い出汁で
サッと煮て
溶き玉子でとじて
熱々ご飯にのせて
最後に
三つ葉かなんかを
散らせば
これが
世界が終わるんじゃないかと
思うぐらい
美味でさ
重いつるはしが見つからず
エロスの更地は 深いくさびが
        突き刺さっている

手軽な鋤の刃は錆びて欠け落ち
リアリティの休耕田は 汚れた小石が
           もぐりこ ....
  壁の向こう側に
  白球を落としてしまった
  顔をもたない父との
  キャッチボールの途中



  孫悟空のような
  星飛雄馬のような
  仮面ライダーのような
 ....
普通というものが大多数の者たちに彩られて

答えなど在りはしないのに


夕焼けを眺めた

ただそこにある儚い存在が

今日のわたしを救ってくれた


人は好きだよ

それ ....
後悔が
濡れた路面のように
いつまでも乾くことなく
頭の隅を
ひんやりと濡らしている

しばらく晴れ間が続いて
乾いたと思えば
また雨が降る

路面に反射する陽射しに
眼を突かれ ....
二晩で厚く積もった雪も大方融けてしまい、道路の状況もよくなったので、私は市街地で行われているとある展示会に自転車で行った。自動車によって踏まれた部分、雪かきされた部分はもう雪がなくなっていて、畑や日陰 .... デッキを叩きつける大粒の涙や嫉妬に狂った風、
幾度でも海に落ちる雷の眩しい光とけたたましい声が鳴り止まぬ
転覆するくらい傾いては揺りもどす破れた帆の船に乗った弱虫どもよ
今夜もセイレーンたちが舞 ....
私が優しさを消して数日、
悪魔は暇人と化した。


無機質な音で奏でられる穢れた音色が、
熱を帯びない錆びた凶器達が、
薄く開かれた ....
  
雪道を歩く
子どもの頃は
どんな雪道もすたすた歩けた
ふわふわの新雪が積もった道は
心躍らせ 雪を蹴散らし
わさわさ歩いた
湿った雪が積もった時は
足跡をくっきり残して歩いた
 ....
冬の落ち葉は屋根ですね
虫は春の夢をみる
柱も窓もないけれど
いのちが育つ
そのために
必要なものはそろってる
無用なものは何もない

あなたに家があるように
わたしに家があるように ....
私は神の顔をしらない
そもそも顔なんてあっただろうか

腕があったのは覚えてる
私達がいたずらできないよう
光を装って抱え込んでしまう

あとは背中があったこと

繋ぎあわせの日常に ....
娘と一緒にドラッグストアーに行って
「好きなものをひとつだけ買ってあげるよ」
と言ったら
「ホチキスが欲しい」と言う

「ホチキスならうちに二つもあるでしょ。
塗り絵の本とか色マジックのセ ....
少女。
それは木漏れ日の中で
つぶやく独白、
少年。
それは崖の上に立って
口づさむ旋律、

細い指と指を
触角のように絡めあって
紡いでゆく生糸

まるくやわらかな
 ....
金魚 金魚
可愛い 金魚
ビー玉たくさんお城のように
ご褒美貰っておおはしゃぎ

金魚 金魚
可愛い 金魚
お手々もあんよもなくてね
お口つかって生きてるの
ほらね ほらね お上手お ....
ハライタマエ キヨメタマエ

この深くて狭い川は何を流す川だろう
いや、川ですらないこの闇の濃さ
私は落ちていく 落ちているのだ
剃刀を舐める時のように
私の背中を恐怖が焼きつづける
 ....
鈍い痛みの中でめが覚めた
鳥の首を絞める夢を見た
窓の外はいつもよりも薄暗く
雲泥がたちこめている
分厚い緑色のカーテンは
陽光を頑なに拒む鎧戸のようで
その重たい質量に安堵する

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
華麗なる加齢(アホ)ドクダミ五十...4*13/1/26 2:17
約束赤青黄1*13/1/26 0:32
てのなるほうへ小夜413/1/26 0:11
冬と熱木立 悟513/1/25 23:58
ノート(まつり おわり)[group]413/1/25 23:56
ノート(Graublau)[group]513/1/25 23:55
愛してる文字綴り屋 ...013/1/25 23:50
シャッセ マスカット6013/1/25 23:48
毬栗と猫朧月413/1/25 23:44
おまえに別れを告げさせてくれ石田とわ10*13/1/25 23:41
卵の音 服部 剛6*13/1/25 23:38
わらい傘あっはっはっ...013/1/25 23:07
潮解短角牛013/1/25 22:28
トビウオ藤鈴呼3*13/1/25 22:06
ハルマキドン花形新次1213/1/25 21:52
歪の鋳型信天翁113/1/25 20:30
ヒーロー草野春心613/1/25 20:01
応えが欲しい詩貴113/1/25 18:24
濡れた路面ナラ・ケイ313/1/25 18:22
流行葉leaf213/1/25 14:54
海の魔物たち ☆atsuch...8*13/1/25 14:45
悪魔=暇人世江2*13/1/25 11:34
雪道Lucy14*13/1/25 11:11
小さなおうちそらの珊瑚21*13/1/25 9:17
繰る朝瑠王6*13/1/25 6:31
ホチキス夏美かをる41*13/1/25 4:30
まゆ衣 ミコ413/1/25 3:06
古本屋月形半分子513/1/25 2:28
ケモノミチ513/1/25 2:20
パンセ衣 ミコ713/1/25 1:31

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