ひょい、と
放り投げた缶コーヒー

疲れた顔した
おまえはつかの間
あわてた顔になる

あわてた顔で
キャッチして

細く、
わらう



おまえの横に
しゃが ....
赤十字の理念は紛争や戦争の前線に於いても
独立と中立の姿勢を貫き助けを求める人を
平等に支援することだとされる

それは敵味方に別け隔たることはなく
傷ついた兵士も助けることだとも言う

 ....
まともな奴って
どんな奴だか
定義できねえし

多かれ少なかれ
どいつも
どっかおかしいと
考えれば

どこにいたって
おまえの周りには
危うさが
滅多やたら
潜んでいるって ....
忘れ去ることは出来ない
うしなって
刻みこまれた
命を
そよぐ草の青さ
宙へすいこまれる

むこうで
平原が
かたむいている
ひっそりと
ふってくる雪の音
つらぬいてゆく
道 ....
人の心に 響く言葉は
なかなか 生み出せない

獣のように もだえながら
引き寄せられるように 同じようなことを書いた

爪も眉も顔すらも 変わっていくから
同じように 言葉も変わってい ....
イヤホン 同じ音楽

すれ違う たくさんのスーツ

寝転がって 隠れながら見て

打ち込むスピードが 気づいたら速くなって


何を見ているか スケジュール帳

統計を取れば 確 ....
夜が深まるほど
星がより綺麗に見える

昼間とは違う私たちの魅力
目を逸らしたり見つめ合ったりを繰り返し
夜の時間を特別なものに変える

全ての感覚が敏感になり
心の声が全身に響き ....
ワンコは、私の膝の上で甘く笑った。


そんなワンコの唇に小さなキスを落とす。

そうすれば、
“もっと。”とでも言うように腕を伸ばして私を誘う...


そっぽ向いて立 ....
目の前にいるリスさんは、
頬袋いっぱいに私の作った料理を詰め込んで、
一生懸命に食を進める。



時折、私と目を合わせては、
“美味しいね...”と、満足そうに笑った。 ....
ふるえるのは、風がふくからだと、夢の人はいった。
あるいはあなたのたいちょうがすぐれず、ねつのよう
なからだから、みえない思いがはっしているからであ
るのかもしれない。そのようにして、ぶるぶると ....
地を舐め、四肢を擦り、蛞蝓の足跡の様に長く、滲んだ血が道をなぞり、呻き声はふしだらな鍵盤の様に、汚れた口腔から漏れ続けた、頸椎が、背骨が、あばら骨が軋み、歪な尺骨と脛が、そうしてきた時 .... 真夜中に手淫のごとく懺悔せし

非常口に蓋をして


洗面台で ひかる剃刀

水滴の落ちる静けさと

窓を見ている闇と少年


ひっそりと手淫のごとく懺悔せし

悲しい線路 ....
身に ヨモギ葉の衣をまとうには まだ早く
春の香り浅い 籠のもち草

幼心よみがえる野に独り

春摘み草の思い出は家族の笑顔 母の味





くちびるの温もり感じるほどに引 ....
しなるサンドバッグ
うっすらと遠のく自意識
息遣いは忙しなくクレッシェンド
煌々と 蛍光灯が燃える 小さなビルの三階

チャンピオンは出ていない
名の知れたプロも出ていない
それでも熱 ....
「抱きしめられないよ」

その目がぎゅっと心臓を押し潰す


その時に青く燃ゆる火が生まれたのを見たんだ



切なさが物語を生む
発狂する寸前、人は青く燃える星を生む ....
有名な和食チェーンで食事をしていたら
屋根の上に乗っていたお店のマスコット
あれは確かピラルクとか言ったか?
地響きを上げて道路へ落下して
都市部へ続く二車線を塞いでしまった

館内アナウ ....
すぐいらいらしてしまう

すぐあたまが張ってくる

息も浅い

からだだけ軽い

あなたの胸につかまって

気の済むまでため息吐きたい

そんなときあってもいいだろ

しば ....
つかまるまで

なんどもなんども連絡した

やすらかなぽつぽつとした

やわらかな声

それで安心してしまう

それで安らかになれてしまう


地球に隕石が降っている

 ....
そうだった
僕の目の前には続いていた
僕の生きていくべき 道が
世界中のどこにも
きっと それは あることだろう


こごえる夜は
僕が あの子と過ごした日
もう二度と帰らない
 ....
いつか手離す時が来るのは知っていたけど

いつの間にかそれを僕達は忘れていたね

それとも忘れたふりをしていたのかな

ただ一緒に過ごせる瞬間を逃したくなくて

笑顔でいられる空間に留 ....
無骨な魂の素描をさらしたあの頃 
恋は糖衣に包まれた苦い薬
駄々を捏ねても得られないものがあることを知り
喪服を脱げない大人になった

今 砂糖とミルクを入れてゆっくりとかきまぜる
あなた ....
図書館の

古い本の最初のページに

白い骨と鉛筆で書いてみる

なんて事はない

恋愛小説の始まりに


少し読み進み

骨を包む新聞紙を取って来て

と鉛筆で書いてみ ....
 
イヨマンテの夜をききながら

体をたぎらせ、心をたぎらせ、

床の中で小さく雄叫びをあげる





*YouTube イヨマンテの夜(伊藤久男)
  http://www ....
ひつじが
にくになって
スーパーで
うられていて
これは
きっと
生前は
毛が
はえていて
メリノ種
かたつむりになって
洗濯機を回す
混ざり合う日々
クローゼットに
買った覚えのない服
ぎっしりと並べられて
けれどそれを着るぼくが
ぼくという人らしく
知らない朝を
片足でぴょん ....
人生は足りないものばかりだが
僕はどこで誰に足りなくなるのだろう

人生は余るものもあるのだが
誰があまるんだろう

あまるものなんて無いはずなのに


軟体動物が線虫がそして僕が
 ....
しかし何故羽根を持たないか
我々がそれを具有していた
(些か夢想的な)証である
残滓としての肩甲骨
その悲しい佇まいを見よ

また何故海を恐怖せねばならないのか
産声と共に肺呼吸を開始し ....
ある社会人楽団のメンバーのブログが炎上した
過去の悪行がネット上に晒されたのが原因らしい
なんでも高校時代は相当遊んでいて
町中の女の子に手を出していたようだ

動画には実家のレストランまで ....
自分の正しさをなくした、小鳥は
さえずる声も弱々しく森の中にいる。
くまが冬眠から目覚めたのを見て
おはようの挨拶をかけるため近づいていく。
「俺の失くした鳴き声、あんたは最後に聞いたよな?」 ....
みずいろのみずたまりに
みずいろのちきゅうがうつっている
ひかりとやみがまじわって
しずくがひとつおちていく
いきることが
こんなにもむずかしいとは
つゆとおもいもしなかった
かなしみひ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
放物線千波 一也513/2/17 19:28
どうしても、ぼくには分からないHAL10+*13/2/17 18:39
スピード狂時代花形新次113/2/17 18:34
こしごえ8*13/2/17 18:32
触れるビル113/2/17 18:16
寒空013/2/17 17:57
魅力ある夜夏川ゆう013/2/17 17:53
Y...dog 1世江1*13/2/17 15:33
R...squirrel 11*13/2/17 15:03
ふるえる岡部淳太郎513/2/17 14:29
地を這う男ホロウ・シカ...1*13/2/17 14:18
車輪の下月形半分子2*13/2/17 13:13
早春ぎへいじ9*13/2/17 13:10
しなれサンドバッグkomase...013/2/17 12:30
生まれてくる総ての、レイヨウ313/2/17 10:55
ピラルク1486 1...013/2/17 10:52
あなたの胸に吉岡ペペロ213/2/17 10:47
安らかにねむるだけ413/2/17 8:33
一本の道番田 013/2/17 2:07
Sometime,It's time.文字綴り屋 ...013/2/17 1:19
投降命令ただのみきや20*13/2/17 1:16
ハッピーエンドに眠らせて月形半分子513/2/17 0:59
イヨマンテの夜をききながら[group]殿上 童15*13/2/17 0:54
メリノ種6413/2/16 23:58
寝るための思案 4[group]213/2/16 23:49
足りないもの梅昆布茶1313/2/16 23:17
肉と骨についてsalco7*13/2/16 23:15
ビーフシチュー1486 1...013/2/16 22:33
さえずるくま黒髪4*13/2/16 22:29
みずうみwithin7*13/2/16 22:10

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