雪になれないミストの塊が降りてくる 桜の薄紅を水に溶き
私は筆の先端に任せ 続けている

墨のグラデーションを感覚に委ねる
発信源は心か魂か腹の底か 雪になりたっかたミストに尋ねる

陽だ ....
排泄物の孤独は常に掃き溜めに流され

何方かを呪うを躊躇いながら

深く息を潜めて


呪うべきは己だとつぶやくのだ

きらびやかなる星も

明るき月も

全てが汚濁の黄褐色 ....
もう戻れます
除きましたから、除きましたから
もう戻れます
洗いましたから、洗いましたから

白々しく
「安全」を呼びかけて
わかりやすいようで
わかりにくい数値を並べ立て
「 ....
それはふるふると
震えて 膨らむ水滴のように
壊れやすく

ちりちりと 止むことのない
焼けつくような痛みでもあり

胸を締め付ける
救いようのない憧れだったもの

未熟だった孤独 ....
待ちぼうけ
待ち人いたら たのしぼうけ

楽しいけれども ちょっと眠くて ねぼうけ
明朝は 寝坊け? なんて

茶化した笑顔で 聞いてくるなら ナンセンス
夢につられて 今日も無くなど  ....
隕石が墜落したというのだろうか
   流動したというのだろうか
そして それに対向して
大気は追跡したというべきだろうか
   具現したというべきだろうか
コスモのミステリーを
      ....
粉のような雪がふりだした

ながめるだけの 白い景色は、
確実なうつくしさと 堅実な
冷たさがある


雪はもう 私の部屋のなかにも
積もり始める
だから
私は、
青い柄のスコッ ....
                 130218


呼ぼう希望を
頭が痛くなる前に呼び寄せて
グルグルと手に手を取って踊るんだ
ほうじ茶のように気の抜けた飲み物を摂りながら

広辞苑を ....
一生にうてる
心拍のかずが
きまっているなら

この

エンジンオイル色の寿命を
ちょっとずつ
ちぢめることで
お金もらえるなら

この

緊張と損が
やっとこさ意味をも ....
なぐさめが
嘘だと知っていた
けれど
この世の中に
ほんとのことなど
在るのだろうか

わたしの躰に産みつけられ
冬を越した
薄黄色い{ルビ卵=カプセル}が
もうすぐ
孵化を始め ....
なにかのために
雨はふるの?

ぽつりぽつり
すべてをぬらして

わたしをすりぬけて
こころもぬらす
走った 走った
走った
久しぶりに

からだが重い
足が前に出ない
遅い 遅い
苦しい
苦しい 苦しい

苦しい!
でも
走る 走る
もう少し

もう少し
あそこまで
 ....
肌寒い日に
肩をすくめる道ですれ違う人々
僕には わからない
そこに死者も含まれているのかどうかは
しかし 歩いていた
通販の方が安くつくけれど
流れる日々のたしなみというか
買うた ....
とどかない色
陽の輪郭の
ひらきかけた
ふたつの手
ひとつ まぶしく
請われるかたち


夕暮れをしまい
常なるものをたたみ
庭の雪を見るともなく見
動かない川を ....
潮騒かと思っていた
知っていてあえて錯覚してみた
実は樹の葉たちのささやき
の聴こえたあの
遠い部屋
知られないかなしみも
ささやかなうれしさも
みんな粗末だけれど整っていたあの
あれ ....
氷りついた床の上に投げ捨てられたセンテンス、凍えて縮まりながら自分の存在が亡きものになるのを待っていた、どうしてそんなことを思うのかって?決まっているじゃないか、そいつは投げ捨てられた .... かわいい
ものを
かわいく
ないように
みようと
して
なにか
てがかりを
もって
かわいく
ないと
だんじる
ことが
できた
ならば
かわいく
なくなる
のに
おとをたてるのは
さがしている
おくれている
 
白いどうぶつ、
息とゆめ

おもたくて
かきわけづらい
色バブルの地帯に

入りこんだのも
わけなし

みんなぜんぜん、
 ....
雨の匂いと偏頭痛。
それだけで外出をキャンセルするには十分だ。

要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要ら ....
そのジャケットにはかもめが飛んでいた

水晶の静寂が永遠の砂から響いて

僕の胸ポケットの中には人生の請求書しかなかったのだけれど


静謐がほしかったそれ以上に孤独が

体のすべて ....
あなたが
心を閉ざし
股も閉ざして
私の前から
消え去ったのは
三年前の桜の季節

あなたが
命をかけて
守ろうとした
アナルは
今も健在ですか

バックの体勢で
見えない ....
割り切れることも
腑に落ちることも
そんなにないよね
おう兄ちゃん
姉ちゃん
横から悪いが
割り切るとか
納得とか
そういうんじゃねえんだよ
飲み込むしかねえってことさ
こんなふう ....
年末の仕事を片付けて高速に乗って茨木へ

深夜三時半の海岸にぽつりぽつり人が集まって

東の空が明るくなると心の闇に光が射して

不思議と全てが上手くいくような強い気持ちが溢れだして

 ....
おみくじの凶とか
占いのワーストとか
軽んじる君は

向かい風など
もろともせず

両足で立ち
見定めた方向に
確実に
向かっていく

君の強さは
有りたいと願った
希望 ....
応答がない応答がない長い夜になる カルマわけわけする 冷たい風

花のかたちに似ている

= =  

偽善者はそっと船を出す

逆さまの煙に色をつけて

= = =    

成長して僕は

ここにいるよ
降り続く雪に 何かあったのか
急に停電になる

夜の十時を回り 真っ暗
のはずだったが ほのかに明るい
雪明かりが 窓の外から輝いている

どこにもやりどころのない雪が
家の回りに山の ....
tiny boy 笑っておくれよ
どうせ石ころ同然の人生さ
1ペニーの価値もない

tiny girl 笑っておくれよ
どうせごみ同然の人生さ
1ペニーの価値もない

イーストエンドで ....
白鳥が一羽

湖面を滑るように

寄って来る



水音なく

一直線に



これほどの流線形を

私はまだ知らない
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
進め春朝焼彩茜色613/2/18 17:08
ドクダミ五十...1*13/2/18 17:01
除き、洗いました。komase...1*13/2/18 16:12
私が愛と名付けていたものLucy16*13/2/18 15:44
フォン・ド・ボウ藤鈴呼2*13/2/18 14:20
おしくら  ①信天翁113/2/18 13:58
ポトフ月乃助9*13/2/18 11:59
呼ぼうあおば5*13/2/18 11:25
アルバイトこわいマシュー=ハ...513/2/18 8:58
宴 / 春の祝福そらの珊瑚19*13/2/18 8:27
朧月213/2/18 8:17
走った三田九郎2*13/2/18 7:10
商店街のアーケードから番田 413/2/18 1:51
こがね まわりみち木立 悟513/2/18 1:49
ごめんね上手もっぷ513/2/18 1:20
温い感触の鎮魂歌ホロウ・シカ...3*13/2/18 0:13
中印愛撫パキバン内露ニチメ6213/2/17 23:01
ミンシマシュー=ハ...213/2/17 22:55
彼と私とピンク色のマシンガン。菊池ナントカ1*13/2/17 22:51
半島の午後を梅昆布茶18*13/2/17 22:12
アナルが薄目を開けて睨んでいた花形新次213/2/17 22:05
おちょこ三田九郎213/2/17 21:53
初日の出1486 1...113/2/17 21:51
定めた先を613/2/17 21:35
応答がない応答がない長い夜になる北大路京介213/2/17 21:00
カルマわけわけする313/2/17 21:00
成長して僕は513/2/17 20:58
雪明かり砂木14*13/2/17 20:51
笑っておくれよ凪 ちひろ4*13/2/17 20:49
流線形オキ113/2/17 19:51

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