あれ?オカシイやんけ
オレ除いて皆んな
スキーやらクルマやらバイクの話してる

俺ら音鳴らしにスタジオ向かって居る

ハズなのに、音楽そっちのけかぁカースキーだと
  

ずいぶん遠くの方で
誰かを思うのが好き


バーゲンプライスのある本屋で
ポエトリー&ハーツ
と書かれたペーパーブックに目をやりながら
これは これは
ずいぶん遠くの誰かが ....
気が向かないとお喋りをしないなんて思われるのも嫌だ

ぶっちゃけよう
私の病気は意味の取り違えだ

昨日帰り道で考えたんだけど

たとえば
みかんとりんごの話

世界中でみかんだと ....
ただの紙切れから繰り抜いた人の形に
自分の証を書き込み息を吹きかけ分身とする

八百万の虚言の言霊
物語となって誰かに寄り添え
架空でありながら文化に棲む龍のように

形代よ龍と共に翔べ
持続する冬晴れの青みに 何か白いもの
すっと尾を伸ばし垂直に輝き走り落ち消え
隣席から幼子の泣き声
時空を割りじんじんじんじん響き渡る

(世界は自らの時流の枠組み絶えず壊し
新たな在るの ....
美しい海を観たよ

寄せては返す波しぶき

{ルビ碧=あお}く{ルビ零=こぼ}れた涙色

{ルビ仄=ほの}かに白い月は頬笑み

もうお帰りと{ルビ諭=さと}された





 ....
 きっと 
 さむい朝だった
 口もとを曲げてぐずぐずしてる私は
 母に手を引かれ一軒家の自宅を出ます

 庭の垣根に糸の付いたミノムシが一匹

 若い母は指先で糸を摘み
 「ほら」
 ....
これまでの人生
一体どれだけの分岐点に立ってきただろう
どれだけの選択肢があったというのだろう


もしもあのとき 違う途を選択していたら
いまとは違う生き方ができていただろうか

 ....
イタリア料理を精神障害者たちとスタッフと食べに行った
あらゆる種類のケーキが一つずつ出された
僕はチーズケーキを食べたかったんだが
スタッフの女の人もチーズケーキが食べたい感じだから譲った

 ....
{引用=
いつからか、おなじ風景をみていて その光景が、なにか いつもと違っているような、そんなふうに想えるような どうしてか、陽射しの注ぐ よく晴れた日のこと
 ひとの話し声や、遠くのひとかげや ....
書いてみると、ずいぶん重いことばのように思います

お互いがお互いのことを想うとき、こころ安らかな無条件の信頼があるかどうか

正直、言語化はとても難しい。

たぶん、もっと単純で、シンプ ....
なんの目当てもない私が

どうやって動くのか

分からないって顔をしてる人がいるな


ひとり鶴を折り続けた

それは祈りの形

日本人は鶴という形で思いを表す


住み分 ....
あなたが転んだ
わたしは転ばなかった
並んで歩いていて
あなただけが転んだ
大きな怪我もなく
桜の花びらが落ちた

どうでもよいことばかり
ふと思い出す時がある
大切なことは ....
恋とか愛とか
そんな難しいことは
よく解りません

ただ
私は私の名前を
あなたに呼んで貰いたい

あなたの声で呼ばれる私の名前は
どんな風に響くのか

それが知りたい。

 ....
それは可聴帯域の外からやってきて
濡れた鼓膜を鈍く震わせる
横断歩道に立ち尽くす
影は雨に打たれている

真夜中の運河の海水は
重油のように重くなめらかで
質量がある

若いホームレ ....
毎日むなしさを
通り越してしまい
虚空の身体に響き
吐き気まで感じる
それでも多忙か
このパノプティコン監獄ロックを生き切れ無いなら
空の青悲しいセンチメンタルジャーニー生きるべし

ただし、謙虚なフリして実は他者を見下してる
自己欺瞞のカタマリになって無い限りでは だ

 ....
こどもがトラックは大事と騒ぐ。
トラックとはなにか。
日本語ではTrackもTruckも同じだ。
そのトラックはどっちなのか。

音楽録音に関係するトラック、
それをはじめて覚えたのは
 ....
あなたを愛していると私が言う時
そこには
多分に色々な物事が含まれ過ぎていて
そしてその虚無のキャパシティのようなものを生んだのが
母だ

母がそうなる以前から
私には妙なセンスがあった ....
権力の監視下にある文明
社会構造の中でもがいて
大声出したって
自由というシールを貼った
透明な監獄の中
見世物小屋さ
気づかない方が幸せ
目の前にいる人々は
飼い慣らされて
権力者 ....
 寒いが 晴れている
 中野坂上で降りる

 昼は あんかけ焼きそばにした
 ベンチに腰掛け空とビルを見てた
 流されていく言葉は
 僕の中にあるのか世界の中にあるのか
 そうした問 ....
貴女の肉体はもんどり打ち
苦悶に波打ちもんどり打ち
何度も何度も反り返り
持ち上がりもんどり打ち
去らせて貰えぬ魂の
貴女ヲ担う肉塊の抹消

待ち望んでいるんだ

どれほど長く待ち続 ....
 山裾の丘陵地
 総合病院の裏出口から
 人通りすくない小道を往くと
 閑静な民家の中にログハウスも立ち並ぶ

 金網張られる路端に
 あかるんできた雨空をあおぐ朝顔が
 緩い風の懐であ ....
朝、ぼんやりしていたら
何故か十字を切りそうになって驚く

これではまるで
隠れキリシタンではないか

日曜学校に通っていたのは
小学六年生の頃なのに、何故?

誰かの祈りも正しく私 ....
白いテーブルに散らばった、
古い痛みと哀しみが
碧色のガラスの欠片とともにある
陽の当たる部屋から外を覗く

破れた写真をページに挿んで
永く閉じている本の背表紙に触れる
想い出は、夢の ....
やっと想いも嘘も忘れた冬の夜に
それでも消えない画像だけは
頭の中のアルバムには残る

昔生きた男のさみしい笑顔とか
押しつけられたありがたさを
断れずに無理矢理笑ったこととか ....
朝の迫る 小屋の中で
瞼のない鶏が 夢を見ている

句点の間に
翔び 落ちて
読点の染みになる

それは
憧れ 贖い
取るに足らない
それでいて
代えのきかない
祈り

 ....
 世界は、ただ一枚の絵だけ残して滅んだという。いったい、だれの描いた、どの絵として残ったのであろうか? あるいは、世界自身が、世界というもの、それ自体が、ただ一枚の絵になってしまったとでもいうので .... バスの中でそっと外した薬指の指環
外しはしても 捨て去ることは
できなかった

外して間もないせいか
薬指が物足りない

薬指が泣き喚いていた


ねぇ、指環、してよ!
してよし ....
深夜、コインランドリーで、小説を読みながら機械が止まるのを待っている女、彼女がどんな気分かなんてある程度想像はつくけれど、それが正解とは限らない、ただ、夜中にまとめて洗濯をするのが好きなだけの女か ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
五行歌、電車内にて想い出すひだかたけし3*24/12/5 20:13
草待ちAB(なかほ...624/12/5 19:52
みかんとりんご2013*24/12/5 19:13
祈り424/12/5 18:40
見つめてひだかたけし3*24/12/5 18:07
五行歌 浜辺レタス4*24/12/5 17:28
冬の垣根リリー5*24/12/5 15:30
周回軌道涙(ルイ)2+*24/12/5 15:05
チー亀陽向(2躯-...4+*24/12/5 13:34
落とし物ryinx1124/12/5 13:20
愛=南無妙法蓮華経りつ3*24/12/5 10:13
メモ2014*24/12/5 7:13
後日談たもつ5*24/12/5 6:58
名前りつ4*24/12/5 2:16
カワグチタケ...324/12/5 0:06
五行歌 今、今、詩足立らどみ424/12/4 22:24
五行歌、監獄ロックとセンチメンタルジャーニーひだかたけし724/12/4 22:19
トラック【きょうのソネット】佐々宝砂224/12/4 19:53
母の話 22012*24/12/4 19:26
監獄6*24/12/4 18:44
宙吊り(2024.11.04)草野春心324/12/4 18:27
光響の残跡ひだかたけし424/12/4 17:43
吐息リリー7*24/12/4 11:59
祈りは届くりつ6*24/12/4 8:55
碧の欠片atsuch...19*24/12/4 6:54
ひとりでゆくけれど秋葉竹224/12/4 6:51
鶏小屋はるな724/12/4 6:44
THE GATES OF DELIRIUM。田中宏輔15*24/12/4 1:14
薬指が呼んでいるりつ4*24/12/4 0:11
真夜中のゲームホロウ・シカ...2*24/12/3 21:52

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