眞つ直ぐに落ちて來る
枇杷の實

深く深く
地球が息を吸ひこんでゐる。
ジャン
朝が来た
春の陽が優しい
朝が来たよ

ジャン
聞いてよ
体が痛い
心も痛い

あしたお客さんが
来ることになったよ
わたしを心配してくれてる人

あした君を
そ ....
優しさだけがほしくて
ジャンをみる
優しさだけが好きで
ジャンをみる

優しさだけをみつけるから
ジャンをみる
優しさだけを信じるから
ジャンをみる

ジャン
君は常に優しく
 ....
実際この僕に
出来る事なんて
どれだけ在るかは
解らないけど

10歳その先に
出逢う物なんて
どれだけ在るかも
解らないから

今出来る事は
今しよう
後悔なんて
後回し
 ....
 
 
海は遠くにありました 
波の中で魚が一匹死にました 
二人目はわたしでした 
くすくすとガラスが光って 
春だと知りました 
飛べないトビウオの群れが 
雑木林を抜けて
体育 ....
火事になっている消防署がある ゆびきりしてお祭りのにおい 気持ちの整理が出来てない
と言ったのが
きもち、生理が来てない
に聞こえて
きもちって、どれくらいよ?
と内心やべえと思いつつ聞いたら
あなたとこういう関係になってから
ずっとよ!
っ ....
人魚の肉に焼き鳥のタレをかけている 書くことで
いま
始まるかもしれない
もちろん何も
始まらないかもしれないけど

始まりも終わりも
あいまいに漂っている
生も死も
そのときには
わからないのかもしれない

知 ....
中一のとき

はじめての週テストで三点をとった

百点満点で三点だから

まわりもびっくりして面白がって

ぼくのあだ名は<さん>になってしまった

みんな同じようなテストを受けて ....
首筋の
ヒヤリとした感触は
忘れもしない
ふと、あなたから
眼を逸らした瞬間の出来事
唇かと
思ったのは
あなたが私を
愛してくれていると
信じていたから
信じ切っていたから
で ....
たくさんの被害者たちが,
順番を待っている

加害者が不足している,
死体が不足しているように
 誰か歌にしておくれ
 どうか、どうか、この苦しみか何かを
 誰か歌にしておくれ
 俺にはメロディが無いんだ
 誰か歌にしておくれ
 ATMに駆け込む俺の気持ちを
 誰か歌って作り話に変え ....


美しいものは汚されるためにあるのです。隠されたものは暴かれるためにあるのです。邂逅のように、再会のように、死別のように、僕はどのような重力とともにでもこの映像の糧の中を泳がなければならな ....
私は歓喜した。私は恋愛がわからぬ。私は非リアである。詩を書き、文学を読んで暮らしてきた。私は硬派である。コーヒーはブラックしか飲まない。そんな私が女子から一粒のチョコをもらった。オリゴ糖入りで頭がすっ .... 魂さえも
呑み込まれてく
そんな幻想に
抱かれながら

夜がまた今日も
時間を拐う
何を想うか
何を懐うか

静寂に寄り眠る宵の蒼

心をそっと
淵に浮かせれば
不透明な鏡 ....
誰かに似た人を
好きになり始めた
結局僕は
面影を頼りに
ふらつくクズ野郎だ
どこかの教会で
浅い金属が鳴る
頭のなかで幾つか答えが浮かんだ

八月の終わりの
猫背の信号機を
 ....
君は愛と真面目のぺっちゃんこみたいで
君はカツゼツの悪いlovesongみたい
君はカギカッコが大忙しな秘密みたいで
君は重たい無言に溺れる願いごとみたい
君は優しさと残酷を調和さ ....
風が歯ぎしりをする私の下
利根川はがりりと防波堤を喰っている
松林は首をそろえて灰色
唸る雲が赤城山の向こうから向こうから
艦隊を組んでやってくる
大渡橋を越えて榛名へ向かう道すがら
ぼん ....
あれから時は流れ 色んなことがあった
元気かと気にしても
気軽に会えることも少なくなってしまったね
幸せにしてるかい?
遠いあの日に見てた夢
今も僕は追っている

帰り道 夕焼けが茜色に ....
西新宿の飲み屋で
この街のビジネスについて 僕は話す
だけど そんな無意味な言葉が
必要なのだろうか
女は 通りに出れば
今日も高飛車な格好で歩いている 
男の視線を誘うように
男の ....
だれもこれいじょうここに入ってくるな

そう叫んでいるわたしは

だれもこれいじょうかかわらないでください
だれもこれいじょうくるしめないでください

そう叫んでいるわたしは

 ....
炎が燃えたまま
つめたくなった
もう
ぼくたちの
さようならの頃合

出会ったのは
不思議な夢のほとりで
よくもまあ
ぼくたち
ふりはじめの雨よりも細い絲を
必死でたぐりよせあい ....
背筋の皮いちまい、書き割り背負って
動くうで。

きびきびとした足音。
ひるがえる制服の裾。
ロボットの正確さ。
薬品のにおい、エメラルドの泡。

社会的な視線に規定される ....
子供が眠りたがらないのは
今日という日の人生を
終わらせたくないからだ

今日は放課後
お友だちと遊んだけれど
お父さんとまだ遊んでいない
お母さんとまだお話をしていない
 ....
夜目覚める

誰かが眠っている

それは誰なのだろうかと

瞳の奥でじっと眺めていると

皮膚が私の皮膚が空気の重さを感じ

それは私なのだなと気づく

目を開けて腕をさすると ....
浮かれたうたで

浮かばれたい

めまいのする

メロディーライン

とても楽しい




青い空に

浮かばれたい

僕は君を救いた ....
重箱のすみをつまむような性格なのですが、どうでしょうかって云われ、わたしは重箱のあかをおとすような性格ですって、云いかえしましたら、あなた、第七官界ですねって笑いました

わたしは恋はじめたばかり ....
とんでもなく
不細工な女との
セックスが
うまくいかなかったときでも
起たないのは
すべて
自分が悪いんだって
あなたは悔やむけれど
そんな
心根の優しいあなたを
見ていてくれる
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
枇杷の實ロクエヒロア...013/3/5 20:30
あしたもっぷ413/3/5 19:27
マイ・ディア・テディ213/3/5 19:26
走れ!カルメンオジ...213/3/5 19:16
春告たもつ413/3/5 19:15
火事になっている消防署がある北大路京介2+13/3/5 18:58
ゆびきりしてお祭りのにおい413/3/5 18:57
気持ちの整理花形新次113/3/5 18:57
人魚の肉に焼き鳥のタレをかけている北大路京介4+13/3/5 18:56
救いのために三田九郎6*13/3/5 18:10
きょうも三点吉岡ペペロ613/3/5 13:40
片想い花形新次013/3/5 13:29
不足エミール・ツ...213/3/5 13:09
それが救いの手ってぇもんだろうあさなぎ213/3/5 9:22
ふたつの終焉葉leaf413/3/5 5:17
走れ私コーリャ1313/3/5 2:35
カルメンオジ...013/3/5 2:18
もう星は竜門勇気3*13/3/5 1:26
夢と魔法の君よしたか7*13/3/5 1:03
大渡橋(朔太郎によせて)マチムラ3*13/3/5 0:52
夕焼けが笑うのさ阿閉真琴413/3/5 0:28
ビジネス番田 013/3/5 0:23
エントロピクス佐藤伊織313/3/5 0:16
ロクエヒロア...113/3/5 0:08
記銘、居続けるために。凍湖(とおこ...413/3/5 0:02
夜更かし小川 葉1313/3/4 23:16
ゴム人形灰泥軽茶4*13/3/4 23:05
浮かれたうた多紀14*13/3/4 22:51
第七官界彷徨 阿ト理恵10*13/3/4 22:21
心根の優しいあなたは花形新次013/3/4 22:07

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