こんな遊びの
どこが面白いのさ
後ろの正面誰って
義太郎くんに
決まってるじゃないか
僕には
いつも
義太郎くんが
ついていてくれるんだよ
ねっ、義太郎くん!


僕は
義太 ....
日が落ちたら
手をつないで出かけよう
この世のきれいなものはみんなだれかのもの
まだだれのものにもなっていない一日を
この世でいちばんさいしょにみて
それを宝物みたいに抱いて別れよう
 ....
遮断機が降りてじっと待つ

ここの踏切は駅の近くだから

電車はゆっくり通り過ぎるので

だいぶん待たされる

踏切の向こうにいる人もじっと待つ

がたんごとん

のろりそろり ....
そのあと
泣きながら話したこと
そのあと
青い空に憧れたこと
そのあと
たんぽぽの綿毛が優しかったこと


きみが傍にいたこと
本のあいだにしまい込んだきもちのこと
故郷という ....
頭のなかで
あなたはそのままでいます
形も匂いも
まだ消えないでいます

新しい世界では
訃報が飛び交います
不在を囲む
から騒ぎが

やがて全ては
過去によって
今を取り ....
本当に欲しい物を 手に入れる旅に出かけよう
必要な物だけ鞄につめこんで
きみは ひとり 旅に出る

大きな山脈も 美しい谷川の水も
たくさんのビルも 小さな村も
まるで どこかで見た景色
 ....
また 停滞してやがる
飽きもしないで

自分の裏側にいるボスは
見えない指令を 毎朝突き付けてくる

それじゃあ あんまりじゃないかと
僕はいつも ちゃぶ台を ひっくり返す演技をする
 ....
その何気ないひとことに
心は固まってしまった

季節は巡って
またバラの花が咲く頃

   立ち止まって
   うずくまっている間に
   バラの季節は何度通り過ぎたのだろう
    ....
      ?

どこやらの詩人も嘆いていたが
愛は日々の暮らしにぶつかって
粉々にくだけ散るものなのか
    唯物論者の群れに追い回されて
    メッタ切りの憂き目に遭う運命なのか
 ....
空を見上げる
あなたの隣で
わたしは
深い海に沈んでいく

夢を語る
あなたの声を聴きながら
止めどなく
涙を流している

相容れない
対極の感情がある

二分化した心は
 ....
鉛色の空に佇む
影法師がひとつ
アスファルトに落ちる
希薄な空気を呼吸をして
吐く血痰

地べたを這う風に
ゆらゆらと揺らめいて
逃げ込める隙間を探している

瑕疵な魂は
誰にも ....
村上春樹ではない僕の風の詩を描こうと思った

ラヴェルのモダンなピアノ曲を聴きながら風を思った
風は自由だ
あくせくしないし

僕たちは単純に生きる事を学べるのではないだろうか
ゆるやか ....
夜でもない朝でもない

真昼が俺にはお似合いだ

納屋の小麦を盗み喰う
そんな手口もいたについて

俺は名無しのガスパール
尖った爪で花を摘み
あの娘の窓辺に飾るのさ

誰ともし ....
回収する気のない伏線を張る 人気者が勝つ仕組み ハリセンで突く よみちに
しかが
にひき
つったっていて
ひきそうになったけど
ひかなかった

どうぶつが
にひき
たっているのは
めおと
たぶん
でも
なんか
めおととか
やめとけばい ....
故郷を思い浮かべ
ここがどこなのかを忘れる
東京の果てに海の広さを描く川で
僕はひとり 遠い国にいきたいと叫ぶ
水上バスが波を立てていく
橋の下にいる人々を思う
それはあなたの不在より

戻ってくる沈黙が

のしかかるあいだ

かくも連ねて

欲望のあいうえおの全貌から
「ん」でふんばってる「人」よ

みえる領域に

何云うつもりないなんて
何云 ....
朝起きてカーテンを開けたら、陽が差してる。
パンを食べて、コーヒーを飲む。
スーツに着替えて、会社にいく。
メールチェックをする。返信する。
技術資料を作る。
同僚と談笑する。
昼ごはんを ....
大きな地震がありました

とんでもない津波がありました

爆発して放射性物質が飛びちりました

自然もにんげんがつくったものも

にんげんも

こころの行き場に無関心でした

 ....
ゴツゴツした大きな悲しみ
それがあなた
そばに転がっている
小さなカクカクしたのが
私の小さな悲しみ

目をつぶれば
押し潰されそうになってる
だから怖くて
目をいつまでも見開いてる ....
 
 
小銭を持って忍び込む
生臭い二つの身体で

薄汚れた僕らの下着は
日々の生の慎ましやかな残渣
死に対するささやかな抵抗

乾燥機をかけよう
余計な水分が
涙にならないよう ....
だらだらと生きている
のうのうと生きている
うだうだと生きている
世間を欺き生きている

自分を騙して生きている
笑いをつくり生きている
怒りを見つけ生きている
元気にみせて生きている ....
世界を牛耳っているのは
フリーメーソンだっていう
君の説は
間違いだと思うよ
だって
実際支配しているのは
電通だって
僕のお父さんが言ってたもん
電通次第で
世の中どうにでも
な ....
 そう遠くない昔
 高知県の海岸には
 遠洋漁業で命を張ったお父やんたちが
 子どもの土産にと連れ去って帰った
 ペンギンが
 うろうろしていたそうだ
 すぐに飽きられ捨てられて
 浜に ....
{引用=
春は、阿修羅の使い
むごたらしく やすらかな眠りをさまたげる



         *


 誰もが
ぬくもりの休息の時に、永遠をしらず
蠢きだす
 

 けし ....
わたしの脳みそを
たべてください
すべて台なしに
してください

満足も
不満足も
ない地平へ
向かうあしを止めぬまま
わたしは台なしになりたい

そのとき、
言いかけたせりふ ....
破滅は
つねに
目の前にいる

破壊は
今にも
始まりつつある



奔流の
激しさにただ
立ちつくす

奔走の
道は一体
どこ行くか



脳波が
織り ....
ざんどのしょりはすすんでいますか
じょせんのじっしはすすんでいますか

拝啓
最近とんとお話を聞かなくなりましたが、
ざんどさんお元気ですか
ほうしゃせんさんお元気ですか

東日本にば ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
背後霊花形新次113/3/12 18:04
宝物はるな813/3/12 16:14
踏切にて灰泥軽茶9*13/3/12 14:00
そのあとがあるかんな20*13/3/12 13:29
死んだもの竜門勇気113/3/12 12:47
ひとり旅凪 ちひろ413/3/12 11:40
うだうだビル013/3/12 11:12
5月のバラwako4*13/3/12 9:40
不幸を背負いながら6*13/3/12 9:13
【 屍の海 】泡沫恋歌11*13/3/12 7:42
【 Empty Sky 】6*13/3/12 7:39
風の詩梅昆布茶1213/3/12 7:35
真昼のガスパール713/3/12 7:11
回収する気のない伏線を張る北大路京介913/3/12 0:12
人気者が勝つ仕組み313/3/12 0:11
ハリセンで突く113/3/12 0:11
五十五輪の書6313/3/12 0:01
隅田川の僕番田 313/3/12 0:00
「ん」まで踏んばった「人」へ 阿ト理恵13*13/3/11 23:44
来年の3月11日にゃんしー7*13/3/11 22:22
こころはいつか吉岡ペペロ513/3/11 21:36
悲しみ文字綴り屋 ...3*13/3/11 19:48
コインランドリーたもつ1013/3/11 19:27
ぼくの日常生活HAL5*13/3/11 19:21
電通花形新次013/3/11 18:49
野良ペンヶ浜平瀬たかのり5*13/3/11 18:48
眠れる森の月乃助613/3/11 18:31
脳みそをたべてください因子313/3/11 17:49
破滅シホ.N213/3/11 17:16
おてがみ……とある蛙10*13/3/11 16:47

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