朝、目が覚めると昼だった。
おかしい。

目の前にアナログな小さな目覚まし時計。
それは短い針が1と2の間くらいを指している。
おかしい。

時計が、ずれている。
電池、変えなきゃいけ ....
 
 こんにゃくが泣くんです

 キュッ キュッ って

 から煎りされて

 栄養は 無いんです

 指でちぎったから

 かたちは良くありません

 みりんと出汁と砂糖
 ....
ぼくは30代の頃
浴びるように酒を呑んでいたが
二日酔いになったことがない

ぼくは良くお袋の肩を揉んだが
肩こりを経験したことがない

ぼくは殴り合いの喧嘩もしたが
一度として骨折を ....
遠く遠く
果てなく遠く
離れ離れ
遥かなさきの
そんな光を
線で繋いだ

僕は見上げて
名前を呼ぶよ

暗い暗い
漆黒のそら
高く高く
花の咲くよう
響く感性
永遠に紡い ....
まだ涙はあるか血は流れるか
何かを忘れてはいないか

誰かを犠牲にしてないか
驕ったつらしてないか
問う事を忘れていないか

ともすれば自分の痛みに埋没して
痛み分けを忘れてほうけてる ....
地下系で 繋がっている 
細っこい もやしみたいな 白い根が
河童の皿を 連れて来る

若しくは 小さな 蕗
フッ と 吹きかけたら 飛びそうな
華奢な姿を 思い描くから 立ち止まる
 ....
 風を眺め
風と語り
 風を伝える

もうすぐ名前がなくなる村の
公民館の屋根のてっぺんで

 風を聴き
風と歌い
 風を奏でる

僕は少し錆びついた時間を
飽きもせずにつ ....
葉は、
いつか散る

かならず散る

その
散る、というさまは
さびしいけれど
寒々しいけれど

散る、という務めは
葉にしか担えない

わたしには、
どんな務めが ....
優しい人達の笑い声を消したい

近付いて来る足音から逃げたい

差し出された手を払い除けたい

独り善がりな不幸を味方につけ

勘違いな孤独に酔いしれてた頃

僕は本当は幸せだった ....
首が苦しくなる

喉が圧される

動悸がおかしい

息が浅くなろうとする

頭に何かが張りついている

泪がとまらなくなる

誰かがいる

苦しい

鼻血が出る

 ....
 なまの枝をポリポリかじっていると
 おまわりポリスがやってきて
 いもうとたちを連れ去っていった

 おまわりポリス(春だな)
 わたしの名前にもすこし春がやどっているからだ
 血を ....
もう なんにちも
雨は降らないし 降りようがない
雨乞いの呪文も
もはや効き目は薄れ
わずかばかりの
水を流して
やり過ごしている

 {引用=さかな 苦しいだろう
さかな 底に怯え ....
雨が止んでしまった

スカートを木洩れ日に見送る

過程にニヤけそうな日



ベタな健全がどしゃ降りになる

白いドレスの誇大妄想

家庭という傘をさすには遠いだろうか

 ....
     右足が重いと
     おもっていたら
     いつのまにか
     根が生えていた
     しかたがないので
     歩きまわる
     根をおろさずに
  ....
便箋を整理していたら人から貰った手紙が幾らか出てきて見覚えのある色彩を携えた紙の様子に何となく懐かしくなっていたのだけども不意に忘れてたポストカードなんかも目端に映ってうっかり息がつまった肺胞がいくら .... こがねの王冠をかぶった
いたずらにゆがむ顔
愉快だ、ハハ

水をさすピエロ
仮想めいてる存在が

黙ってなよ
君がね

くちげんか 地球儀を回す
すいーん すいーん
小 ....
もし
手に入れられるなら

絶対に裏切らない
ものをください

それから
ボクハ
ヒトではなくなった



「お前、絶対に裏切るなよ」 


鏡を見ている
殺す ....
 残酷な花 さくら

 残酷なさくらが残酷な世界に咲く

 残酷な世界に

 残酷な美しさで

 残酷に胸に裂く


 
低速のいらいらを
港からむこう側にむかって流してしまうと
今夜、
難解な網をはられても捕まるな、
ぜったいに捕まるな、
表面のぬめりを生涯でいちばん てからせるンだ

どんな濃さのブルー ....
辛いこと貯めこんで利子がつく 長いものさん巻いてください 陽がさして思い出に帰る 言葉はいつも
心の思い出だった
流れだしていく言葉が
思いをもみ消していく幻で
そうではないことを認識する人は
霞んでいく山を見ている気がするんだ
何故だろうと思う世界で 目にする外の ....
ゼロ地点に立ち
深々とわたしはおじぎをする

あいにくとわたしには声がない
だから
この両手をたかだかと掲げ
にぎりしめる
空気の重さを実感しよう
ああ、なんて
甘い色をしたこのせか ....
春を背に首から下だけで散歩
もう海はないから
自分が海になるしかない
君は言葉を持ちすぎて
詩人をやめた

紙の自転車では
見える所までしか行けない
全部で20本もある指
ひとつひと ....
ああ少女が
紅い靴を脱ぎ捨てていく
美しい泉に入る為に

ああ朝日が
靴を照らしていく
今を過去に 風化させる為に

少女は知らないから そんなことを
いいえ 知らないから 知ってい ....
始らなかったので終らせてみた
紅い薔薇を黒く染めるように

けしてそれは汚くはなく
光るような色でした

苦しかった息も平穏を取り戻し
花を摘み始める

綺麗でしょう?と渡された心は ....
鍵をかけた心にも
どうやら隙間が出来るようで

いちにのさん で
入り込む人の手

罠をかけた唇にも
どうやら幼さが残るようで

いちにのさん で
滑り込む君の声

語りかけた ....
レジにやっと
バイトのおにいちゃんが来て
二番目でお待ちのお客様こちらに
と言ったのに
五番目でお待ちの馬鹿そうな若い男が
三番目でお待ちの俺をさしおいて
割り込んできたもんだから
てめ ....
夜のせいだ
むねが疼くのは
浚われたいとねがうのは

あばきたいと思う私の、まいごになって泣きそうな顔を
あなたはそうやって嘲笑うのだ
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
異次元マイルーム瑠依213/3/30 19:55
こんやはこんにゃくが泣くドクダミ五十...7*13/3/30 19:46
ひとつの悲しみHAL8*13/3/30 18:40
夜空カルメンオジ...113/3/30 18:16
もう一度孤独になる梅昆布茶13*13/3/30 16:22
もやしくん藤鈴呼5*13/3/30 13:32
風見鶏nonya19*13/3/30 11:05
散る葉千波 一也613/3/30 10:16
勘違いな孤独永乃ゆち2*13/3/30 9:54
鼻血の連動吉岡ペペロ313/3/30 8:38
はるな213/3/30 8:13
川という女そらの珊瑚19*13/3/30 7:25
u.o.u村正2*13/3/30 4:31
木々のようには生きられない石田とわ24*13/3/30 2:50
色盲一尾1*13/3/30 1:26
play?くめ2*13/3/30 1:25
雑踏佐藤伊織213/3/30 1:22
残酷な花山崎 風雅3*13/3/30 1:16
水族のみんなへマシュー=ハ...013/3/29 23:52
辛いこと貯めこんで利子がつく北大路京介1613/3/29 23:38
長いものさん巻いてください113/3/29 23:38
陽がさして思い出に帰る613/3/29 23:37
white is black番田 413/3/29 23:28
ゼロ地点に立ちロクエヒロア...013/3/29 22:46
説明できない左屋百色6*13/3/29 20:20
わらう口元きみのてを113/3/29 19:22
微笑む白い女性213/3/29 19:19
いちにのさん313/3/29 19:17
実録、お客様花形新次113/3/29 18:30
よるのくめ1*13/3/29 17:41

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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