君のフロリダは常春で温泉が出る
はずれた予言の書で突く
タイムラインは別人
僕は
ひとの心の中が見える
目の前のあなたが
とってもスケベなこと
考えているのがわかる
だから僕
もうこんなに
なっている
あなたが
これを見たいのも
知っている
出してあ ....
漠然とした砂の続く大地
平らな線が限りなく遠くに
つなぎ合わせればおそらく丸い
砂の山の起伏もさらなる飛翔の末
なめらかな肌になるのかもしれない
女の柔い背中の上を飛んでいる
細胞 ....
ちいさくても
いい?
おかあさんと
いっしょにいても
いい?
手をつないでいても
いい?
ねえ、
なにをいえば
いい?
人生という背景に流れる雑多な出来事が奏でる
輝いてやや重苦しいときには燃え上がり
それは言わば副旋律の舞踏
略奪者は戦利品の花嫁を娶る
血みどろの殺戮の季節のあとに
戦士はしなや ....
僕達の薄ら甘い関係は
砂糖というよりぶどう糖だった
君の囀りにも似た言葉は
体液のように僕の身体を巡り
君の微笑みの陽だまりは
L-アルギニンのように
僕の生活に治癒力と免疫力 ....
単純に。
1番大切な人って意味だよ。
春がきて
やぶれた椅子に
ラムネ瓶が座っている
恋をして
想うのは
詮無いことだけ
詮無いことだけ
詮無いことだけ
....
桜ってあんまり好きじゃないんですよ
きれいすぎて 散るのが早すぎて 悲しくなるんだ
感激する時間より、苦しい時間が長いから
ふっと見上げて、うつむいてしまう
好きなんです 好き ....
ロウソクの火、
消してください
やった
向かい風
風化しちゃえ、
今までの僕
飛んでけ、
お前なんか
くずおれて
剥がれ落ちて
溶けて
無くなっちゃえ
やった
向かい風
ロ ....
僕のなまえがとけてゆく
きみの
鎖骨にたまる、
やさしげな影の湖で
カタツムリの殻のような
気だるい模様を描いて
きみのなまえもとけてゆく
....
この、白豚!
アア、ご主人さまあ
白豚は何が望みなんだい
ご主人さまあ
あの、あの桜の木を
わたくしめに
ぶちこんで下さいまし
フッ、桜の木ねえ
それで情緒的になったつもりかい
白豚 ....
負けたくないとおもうけど
一体なにになんだろう
どうして戦わないといけないんだろう
優しくなりたいとか
してほしいとかっていうけど
優しいってなんだろう
言葉が深すぎておぼれそう
....
蹴飛ばしても
踏みしめても
スキップでも
上の空でも
語らいも
笑顔も
ため息でも
うつむいていても
トレーラーも
老婆も
やってられない夜も
ルンルンな朝も ....
なつかしく思い出せない公衆電話
探し求めていたはずの
伝えたい(夜)…カアカアと、まだ届いていた雑音がひとつ
…らしいにぎやかな夜だ 。
その日彼女からメールが途絶えて
映し出される画面 ....
ふれる
ふわり
まとう
ふわり
なぞる
ふわり
なでる
ふわり
かじる
ふわり
つまむ
ふわり
ふたりがひとつに ....
水を
拭わずにきた
ざわめきの彼方から
萎んだ心臓は
息を送り出し
闇の下生えに隠し
やまいは花を
群生は
水かきの張った手で
がらんどうの
再生を試みている
伸ばせばそこに
....
osarusandes編集
cold milk
間違いのない歌を
歌うには
冷たい朝
牛乳を飲まなければ
屈伸をしなければならない
牧草
茅葺き屋根の家の前で
わたしは上半身 ....
泳ぎが得意な僕にも
君という名の海は深すぎたらしい
気づけば潜りすぎてもう水面には戻れないね
それでも君は煌めいていて
いつまでも光は届いていて
僕はまた
深く深く ....
そら泳ぐあめんぼに
なりたいと
みあげるあおぞら
すいすいと
雲のなみまをぬってみる
....
あなたは変わってしまったと
君が悲しそうに笑う
変わらないままでなんかいられないと
僕が吐き捨てる
色々あったと言うのは簡単で
思い出すのも億劫だ
君は変わっていないと
僕があき ....
舌の部
<舌の根も乾かぬ内>
というのは
砂漠で口を開け放しにせぬ限り
また死後冷蔵でもされない限り
舌根部が乾くことはないのだから
唾液が分泌する間
つまり生ある間は ....
損か得かもわからない
疲れ終わったからだには
世間の香りが辛かった
諦めきれない思いより
あなたと繋がっていたかった
さびしい変態行為でも
あなたに見ていて欲し ....
身体中にほくろが或る男
無数のほくろ一つ一つがコンプレックスの塊であった
写真では意外に目立たないようであるが
映像になるとほくろが
身体中を蠢いているんじゃないかと
恐怖に陥るので極力見な ....
嫌われたくないなら
好きにならなければいいね
貶されたくないなら
頑張らなければいいね
裏切られたくないなら
信じなければいいね
掌の上の宝物
全部捨ててしまえば
失わずに ....
太陽が戻った
もう ここに居るのは疲れたよと東へ流れ去って行く雨雲を見送れば
残していった渇いたため息が 風に変わる
うまく やり過ごした
のびのび体を開いて歩き出す
急げ ....
あなたがあなただと、わたしに知らしめるもの
それはなに?
もし、
あなたの貌かたちが突然
変わってしまったら
わたしはまったく気づかないのだろうか。
あなたがわたしを見つめても、少々の ....
押さえつけているのは 目に見えぬ 釘。
見えても 避けられるとは 限らないのが
厄介な 処
真鍮の兎と 心中しよう
真綿で 苦しめられるのは もう ごめんだと
固く 抱きしめた 縫い ....
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