何度振り返ってもあのタンポポ
踏まれる場所に咲いている
アスファルトから芽を出して
どうしてもそこが良かったんだね

風からの問いに頷くように
そよいでもみたそうな
けれど地に這って咲い ....
人生って奴は
いつでも だれにとっても
脚本もなくリハーサルもない
ぶっつけ本番なんだ
遥かな根幹に
四散する抜け殻

微細な薄皮の
剥がれゆく感触

潮の満ち引きに
身体為す術無く

月陽に照らされ
気は遠のくばかり

宵抱き自ずから
掘り下げた深淵

藻 ....
天真爛漫

千差万別

右顧左眄

言語道断

快刀乱麻

不即不離

支離滅裂


春眠暁を覚えず

昨日のことも忘れて

天衣無縫


稀有壮大

 ....
ごめんなさい

ごめんなさい

またしてる

またしてる

ごめんなさい

ごめんなさい

さびしいよ

いとしいよ

ごめんなさい

ごめんなさい


ここ ....
ぼくはそもそもひとりでぼくなのだから
ぼくのみているせかいをこわさないで
ぼくのたからものをこわさないで
たいせつなものはぼくにしかわからない
まちがってる?
いいんだ ぼくはぼくをまもりた ....
月みみ

うさぎが みみを たてに ふった

ので きのう よる

月へいった

10万坪の土地を 出世払いで 貰った

ぺこちゃん人形 倒すくらい なら

ただで ....
そこだけは器用だった
二つの座標で審判になる
本能をかたる自虐に筋はない
責められなくなった


さじ加減は不器用だった
正直者はたいてい犯罪者
救うのはしってることだけ
肩まで透け ....
塞いだ夢を見た
突然のことで
夢と認識するまで
時間を要した

二日間眠った

二日前のことは
まるで覚えていない

他人は入り込んでくる
夢だけならいいのに
デリヘルは
Amazonで調べても
どこが最安値か
わからんと思うぜ

一応検索はしてみるけど

ブラジル人を希望してる?
だから、Amazon?

完全に勘違いしてるな
世界はこれだけ広いのに
ぼくらの秘密を隠す場所だけが見当たらないから
なれない手つきでこしらえたマントにくるまり
息をひそめ
いつも
なにをしている最中も
待っている

あたためすぎた ....
種々(くさぐさ)の根に吸い上げられる水の轟音。
あなたのその脚は、根。土に喰い込んだ根。
その根はあなたの地上の背丈よりずっと、地下高くひろがり、吸い上げている。

根の国の暗渠には、歌が ....
恋人と呼べる人は
僕にはもう
いない
そして路地を歩く


そして遠くに沈む夕日を見る
僕は一人
特にあの不味いメシの味を
思い出す
福袋の中でじっとしている 鏡餅握りつぶす 茶柱さえ立たない さようなら を言えるのは
一人じゃないから
さようならを 言う時は
一人じゃなかったから
あなたは何を待っている?
誰と何を知って来た?

こんにちは は日和見ことば
人に投げておしま ....
低気圧と偏頭痛

雨降り土曜日 ぎこちなくスーツを着こなして
街の風景に いかにも溶け込んでいるふりをする
大通りはパレード 通り過ぎてく行列を
眺めながら頬張る 503kcalのハンバーガ ....
今の季節が
一番難しいのよ
寒暖の差が
激しいでしょ
服装?
違う、違う
それは半袖に
決まってるじゃん
4月も半ば過ぎだもん
俺が言ってんのは
冷房の
設定温度よ
何度にする ....
まえより
おおきくなったんだって
わかる
なんてうれしそうに
あたまをなぜるの
おとうさん
でもなんて
おもたい手なの
なんてしずんでくるの
おとうさん
マニキュアを塗って

少し特別な気になっていた

真っ赤なマニキュア

小指だけは黒

趣味が悪いと笑われた

それでも

特別な気になっていた



あなたの ....
指は
口ほどにモノを言う

って書いたら目があった

そりゃそうだよね
おなじ場所からはえてんだもん

みんなうまれた場所はおんなじなのに
とりあったりしてるから
減ったようにおも ....
心から心から心から

だから何も要らない
明日は勤務先に届いた注文書を元に工場のひと月分の生産予定表を立てないといけないのですが困ったことにエクセルすらまともに使えません。いくら人がいないからって一週間の新人にやらせるなんてムリムリムリ。そも .... 君と初めて
手をつないで歩いた
赤錆びた鉄橋の上の
線路づたいに
まるで世界のはじっこに
流れ着いた人のような気分だった
空は重く
カラスが頭上を何羽も
飛び交い
柱の上からこちらを ....
 
 
父は会社を辞めて
小さな薬局を経営していた
母は近くの
ガソリンスタンドで働いていた
僕が社会に出る頃には
薬局もガソリンスタンドもなくなって
父と母だけが残った
僕の仕事は ....
 いつからか母はファッション雑誌を買うようになった。
 自分の家は食費すら危ういのに少年ジャンプとファッション雑誌とサッカーの雑誌を買うお母さんが気に入らなかった。
 でも金が足りないから服を ....
相変わらず僕は
たいていの場所へ
行けてしまう

羽ばたかない翼にしがみついて
南の島に不時着することだって
くねらない蛇に飲み込まれたまま
海峡の下に潜り込むことだって

軽過 ....
昼と夜の間を染める
クレヨンにない空の色

どこへ行くわけでもない
僕たちを包む

まだ暗くならないで
遊んでたい

帰りたくないよ

肩にとまる赤とんぼが
眩しそうに見つ ....
春の夜に
誘われて 君の待つ あの場所へ
いるのか いないのか わからないのに
なぜか僕は
誘われるまま

春の夜に
かすかに 香る あの甘い匂いは
君のかおりか
または 苺のかおり ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
靴とタンポポもっぷ1313/4/25 16:28
ぶっつけ本番HAL7*13/4/25 15:38
深淵カルメンオジ...213/4/25 12:54
小欲知足梅昆布茶413/4/25 11:12
ごめんなさい吉岡ペペロ513/4/25 7:44
あのねうんち6*13/4/25 2:08
月みみ佑木3*13/4/25 0:48
ネーミング村正2*13/4/25 0:45
化石313/4/25 0:22
ブラジル人花形新次013/4/25 0:01
ロクエヒロア...2*13/4/25 0:01
根に吸い上げられる水のはなし凍湖(とおこ...513/4/24 23:57
君のくれたものだとか番田 3+13/4/24 23:55
福袋の中でじっとしている北大路京介1013/4/24 23:34
鏡餅握りつぶす213/4/24 23:34
茶柱さえ立たない213/4/24 23:33
さようならの子守唄salco5*13/4/24 23:06
低気圧と偏頭痛itukam...2*13/4/24 22:50
寒暖の差花形新次013/4/24 22:25
のびてくる僕とおとうさんの手美砂513/4/24 22:07
マニキュア永乃ゆち8*13/4/24 21:46
おしゃべりな指朧月213/4/24 21:41
心から永乃ゆち3+*13/4/24 21:40
ナントカナルンカネマクベス113/4/24 21:40
ダイブLucy8*13/4/24 21:23
家族の仕事たもつ713/4/24 20:04
気づき勇者2*13/4/24 19:14
アシカセnonya16*13/4/24 18:56
マジックアワーシスターさん213/4/24 17:18
甘いウデラコウ013/4/24 16:21

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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