一番 つらかった時代のことを 
あなたに 話した

放してみて 霞んだ生活に
何処か 懐かしさをも 感じながら

そんな筈はないと 律する心は 儚くて
もっと 吐けば 良かったのだろうと ....
地図を見ているだけでは分からなかった
山麓からゴンドラに乗り換えて頂上をめざす
青空 見下ろせば一面の銀世界に
「雪」と名前を呼んだら窓が白くくもった

標高1,400メートルを登る空中散歩 ....
想像できるだろうか
市民生活の中に拳銃が溢れ
拳銃廃絶は絵空事と思われる世界を

想像できるだろうか
拳銃の所持規制に対して
拳銃を所持する権利を
真剣に主張する人がいる世界を

想 ....
お客様にはアニメ声 ドキドキしながら体重計に乗る妖精さん 妖精さんはそんなに太ってない 広い道があり、おとなが大勢帰ってくる
先に通った人々の影がまだ残っていて
同じ場所を踏み、ふしぎに懐かしい顔をする
熟れた太陽にこめかみのしらがが透かされて
あらゆる顔は少しずつ子供に還ってい ....
柱の、柱の、柱の、のびて、ゆ、き、
くだりざか
水?喋り声、
手、のほほろぐ、パンプ
ス?ヒール?
スニーク、セカンド、火は消え、
祈られる(誰に?)煙と響き。

{引用=
ころろき ....
不安の正体が
自分だということは知っている

自分となんか
戦いたくはないよね

気付かないふりで
丁寧にお茶で もてなしてみる
少しきむずかしいお客様みたいに

それじゃあどうも ....
I

 君は幻想の住人

 窓の外に映る
 灰色の景色の向こうに
 白いバラの咲き乱れる
 見渡すばかりの平原を見る

 鋼鉄の爪が
 肌に残した傷跡
 それは
 現実を生き延 ....
あたくしは
乳首の先端に
毛筆で字を書くことが
出来ます
しかも
ご婦人がたを
アハンと言わせることなく

このご婦人の乳首をご覧あれ
虫眼鏡で見れば
ハッキリ分かるでしょう

 ....
肛門に
縦に入ってるシワが
頭脳線でして
これが長いほど
頭が良いということになります
あなたは非常に短いですから
かなりのお馬鹿さんと言えます
それは
こうして四つん這いで
あたし ....
御冥福を祈る




テン・カウント・ゴング











忌野清志郎の為に



谷啓の為に




 ....
プチトマトの実がついたと
子供のようにはしゃぐ君の瞳は
まだ昨夜の喧嘩のことを
忘れていないよと言っている

後ろからのぞき込む
バツの悪い僕の視線は
幼いトマトと君の横顔の間を
 ....
 ぼくはカウンターに肘をついて給料日
 それこそは至福のときだ
 さっきからボックス席の爺婆父母長男次男長女が
 やかましく
 カンパチヒラメ鳥貝シマアジウニ軍艦
 赤だし鶏カラ揚げエビチリ ....
熱湯 浴槽 自我のパン ふやける 叫ぶ 画鋲の理念 整髪 下着 洗濯機 靴紐 踝 残忍さ 編まれた電車 熱帯夜 分割されるキリスト像 赤い血 青い血 黄色い血 大鍋 小指 前立腺 瀕死の赤児 手術台  .... 元素



炭素



窒素



水素



全部

君の

全部
【緑の風】

一輪車に乗った子供が
緑の風をうけてゆく

不安定なのに
軽快に

不安定だからこそ
愉快に

たったひとつの輪さえ
あればいい


【蕗によせて】

 ....
太陽は激しく私を抱いて崩してゆく
月は優しく私を抱いて溶かしてゆく

眠れない夜に
駆け出した足は
何処へ行くの…

逃げたした先には
哀しみに溢れた海岸


全てを無くしたいな ....
テレビを見ていた君が
突然声を上げる
「あ!誕生日!」

見ればテレビの時計が
5時21分を示していた

テレビを見ていた僕が
突然声を上げる
「お!誕生日やで!」

君はテレビ ....
言葉が沢山散らばっている野原で 僕はその言葉達の背後にある哲学を編もうとした 多種多様な関係の枠組みを総動員して僕は一個の一貫した哲学を読み取ったつもりでいた だがもう一度その野原を眺めるとその哲学も .... デイサービスの
老人たちが
歩行訓練を始める

ゴールで
待っているものは
何であるのだろう

長い廊下
張り巡らされた手すり
かすかな息遣い

静かな午後の
クラブ活動
不安になって
ぴりぴりした肌でいると
小さなことでひっかいてしまって
ひっかいたものが憎くなる

ごめんねも言わないのね
なんて言葉も鉄砲になる

撃ったら
もどせないのも知っていて ....
抱きしめること

抱きしめられること

どんな感触なのか
わからない


四半世紀も生きてきて
中身は未だに
あいをしらず
あいを求める
幼い子供のまま

いつかみたアルバ ....
あなたと会うとき
いまさら、
どんな顔をすればいいのか
困る

あんまりの回り道で、
「待たせ過ぎだよ!」って
抱きつきたい本望が
おとなしくなり、
埴輪の様相で
「お ....
求めるものを
求めて
たしなめてやる
君の舌は
そっと
僕の手の甲を舐める

夜に響く
風の音
交差する
時の匂い
ゆれる街灯
響く足音

路地裏
二つの瞳がこちらを見て ....
僕は歩いた
誰もいない部屋で
不動前から五反田への道を歩いていた
そんな毎日だった
夏はスパンキングの音が絶えないマンション街で
僕も誰かにペットボトルを投げつけられた
詩を書いていた ....
過去から未来を曲線上に
繋げてしまうバルセロナ
ぐにゃんと時代を貫いて
誇ってみせるバルセロナ

ミュンヘンとは一味違い
パリの威風を吹き飛ばし
ミラノの壁にも怯まずに
胸張る気概くら ....
いつか 二人で見ようと 決めた朝日を 
一人 見詰めてる

それ自体は 何てこたあない

見詰める瞳が 哀しそうに 思えたのなら
貴方は 少し 疲れているかも 知れない

待つ 月明か ....
「うでまくらして」
と、ねだったら



「どうしたの?」って
笑いながら



うでまくら
髪の毛くしゃっと撫でる


「怖くなって
甘えたくてだから…」
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
分銅藤鈴呼2*13/5/22 2:11
3度目の付添いだが今回はスキーとは関係無かった。メチターチェ...2*13/5/22 1:03
それでも理想はあるkauzak11*13/5/21 23:54
お客様にはアニメ声北大路京介313/5/21 23:22
ドキドキしながら体重計に乗る妖精さん313/5/21 23:21
妖精さんはそんなに太ってない113/5/21 23:21
世代/日暮れおいしい413/5/21 23:19
パスティーユ313/5/21 22:46
追い出し茶朧月513/5/21 22:39
幻想の住人まーつん10*13/5/21 22:09
達人花形新次013/5/21 21:37
穴相占い213/5/21 19:57
ミートボール・スパゲッティTAT113/5/21 19:54
10年後nonya27*13/5/21 19:44
バッテラ譚平瀬たかのり9*13/5/21 19:28
熱湯はるな213/5/21 18:24
記号秋助113/5/21 15:23
【緑化帯】 詩人サークル「群青」五月のお題「緑」から[group]そらの珊瑚26*13/5/21 12:29
泣き疲れるまで祈れば良いowl113/5/21 10:52
誕生日タイム清風三日月313/5/21 10:34
twitter葉leaf813/5/21 10:13
a sceneそらの珊瑚8*13/5/21 9:01
君のあしあと朧月213/5/21 8:23
幼稚なまま莉音3*13/5/21 8:03
だっこして鵜飼千代子8*13/5/21 3:31
形と色opus113/5/21 2:01
近所のローソン番田 013/5/21 1:31
バルセロナを浴びてみろブルース瀬戸...2*13/5/20 23:59
イチ藤鈴呼4*13/5/20 23:12
うでまくら鵜飼千代子8*13/5/20 22:45

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